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ふたり目は妊娠糖尿病になりました。1


現在、ふたり目の妊娠30週を迎えた私。
今回はひとり目とあらゆる部分で違いがあって、中々に戸惑いが大きい。

そんな中でも一番の出来事は、妊娠糖尿病の診断をもらった事だと思う。

始まりは突然

理由としては、ひとり目の時は自身に全くそんな話がでなかったため、思ってもみなかった事だから。

若い頃と比べて体重はそこそこ増えたが、普段から別に肥満というほどでも無かったし、健康診断でも血糖値に問題は無かった。
血縁者に糖尿の人と言っても、祖母が少し血糖値が高めだと聞いた程度です。。
普段から血糖値などを測っている人が身近に居るわけでも無いため、完全に油断していました。

通常、24週前後で50GCTと呼ばれる検査を受けます。
その時私はギリギリアウトな数値である「140」を叩き出してしまいました。
よって、次の検診の際は75GCTと呼ばれる空腹状態での検査を受ける運びとなったのです。

お腹の子供は順調に平均値ど真ん中で成長してくれている。
間食も以前より控えてもいるし、ダラダラと続く胸焼け感のせいで確実に食事量も減っているはず。
なのであまり深く考えず、不摂生だけはしないように意識して過ごしてみたが、結果は「妊娠糖尿病」という診断でした。

とは言えいわゆる軽度の部類であって助かった。
空腹時の数値は問題ない。
1時間後も高めでギリギリだが、なんとか正常範囲内。
が、2時間後が1時間後と変わらない数値で高かった。

ただそれだけなのに、と、思わなくもない。
とりあえず、糖尿病内科の先生や栄養士さんのアドバイスでは、まずは数値的に食事療法で問題ないとの事で安心でした。

最初に口にするものを野菜やきのこ類など、血糖値の上がり方が穏やかな物からにすること。
糖分、炭水化物を控えめにするといいが、バランスが大事。
タンパク質もしっかり摂って。
塩分量にも気を付けて。

いわゆる「ロカボ」「低糖質高タンパク」と言うやつですね。
そこまでじゃなくても、私の血糖値の上がり方なら、食べる速度を少しゆっくりにしたり、口にする順番に気を付けてみるだけでも違うとの事でした。

ズボラな私でも続いた、ゆるい食事療法

現状ではあまり私自身やお腹の子供に影響が出ていない。
なのでまずは旦那に妊娠糖尿病の診断を貰った事や、放っておいた場合の危険性などをプレゼンしつつ、相談してみることにした。

そうして我が家で取り入れる事にした対処法が以下のものです。

  • 白米をぶづき米(2023年2月現在3ぶづき)に変更

  • 簡単なサラダを毎食用意

  • 可能な限り汁物も用意

  • 朝食を和食に変える

  • 極力、小麦製品(パンやパスタなど)を控える

  • おやつをナッツ、高カカオチョコなどに変更

  • 無理はせず、たまには不摂生もする

これ以前の我が家では、サラダはたまにしか出さず、基本的に野菜炒めなどの大皿料理をドーンと出していました。
そのため野菜の量などはある程度配慮出来てはいたけど、食べる順番などには気を使いにくい環境だったとも言えます。

それをほんの少しずつだけど、変更するようにしてみました。

実際に1か月ほど続いている「ゆる療法」

普段、大皿料理1品と汁物くらい、たまにサラダという適当ご飯が多かった我が家。
家事が苦手で、野菜を用意するのも食べるのもあまり得意では無い私は、本当にズボラです。
そんな私が自分とお腹の子供のために、ちょっとやり方を変えただけですが、私の血糖値以外にも幾つか我が家的に良くなった点がありました。

1つ目は子供の食事量。
あまり食に興味が無く、いまだにほとんど食べず3歳程度の身長・体重しかなかった息子。
その息子が、最近よくおかわりをするようになり、食べる量が明らかに増えてきました。
まだ身長などの数値には反映されませんが、食べる速度も上がったし、肉も野菜も食べたがる物が増えた、というのが嬉しい点。

2つ目は旦那の体重。
旦那は実はぽっこりお腹で、あまりたくさん食べているわけでは無いのに痩せず、明らかな運動不足と栄養の偏りがありました。
野菜と肉の量こそ気を付けてはいたものの、会社からの健康アドバイザーにも少し前に「運動しろ」「間食はするな」「酒も控えろ」と言われてゲンナリしていたのです。
正直、週末の楽しみであるお酒とおつまみを取り上げられるなんてあり得ない。
けれど運動するタイミングが中々ないと言うことで、私の妊娠糖尿病をきっかけに一緒に食事を変更したところ、今までここより減らない、と言う数値を突破して減ってきたのだそう。

3つ目は私の食事を用意する時間が少し減ったこと。
今までは朝はパン食だったので、味噌汁なども夜の分だけ、サラダも食べきりサイズが基本でした。
が、朝の分、夜の分、とついでに用意できるタイミングも増えたおかげか、若干ですがキッチンに立つ時間が減って、私的にはとても楽になった気がしています。
また一品の量が少なくても、足りなかったらウインナーを焼こうとか、味のりを出そうといった「ちょっとしたもの」で対応できるようになり、私が用意しなくても出せるという部分でも楽になりました。

サラダについて

サラダは基本的にレタスを数枚分千切るだけにしています。
子供はまだあまり量を食べないため、1週間に1度、レタス1玉で大体足りるくらい。
でももう少ししたら2玉無いと足りなくなるかもしれないので、飽き防止も兼ねて違う野菜などでかさ増ししたりして乗り切っています。

バリエーションは、キャベツの千切り、ブロッコリー、カニカマ、ツナ、ちくわ、サラダチキン、魚肉ソーセージなどを乗せる程度。
夜ご飯の準備の時に次の朝の分をストックしたり、小分け冷凍したブロッコリーやほうれん草を用意してたりします。

特にブロッコリーは1株で結構な量あるので、生のまま小分けにして冷凍しておけば、1分半〜2分ほどレンチンで出せるし、栄養素的にも助かるので重宝しています。

またツナもちくわも魚肉ソーセージも、別の料理に使いやすく、それだけでもおかずになってくれるので、個人的におすすめしたいストック品。

米について

米はぶづき米にした事で腹持ちが少し良くなり、食べる量を少し減らすことができた。
が、これは炊飯器の性能のおかげであると言えます。
ぶづき米や玄米であっても、あまり吸水時間を気にすることなく炊ける物だったから、比較的美味しく今まで通りに食べられているのが現状だと思う。

我が家は無精米のものを実家から30キロずつ買っていて、家庭用の小さな精米機で精米してから食べています。

なのでそれがしづらい環境の場合、いさぎよく玄米もしくはぶづき米、麦飯などを買ってしまうのがおすすめ。

汁物について

汁物は夜作るなら多めに作って朝の分も用意する。
疲れた時、時間がない時はインスタントの味噌汁やスープも普通に出す。
これは栄養素的に「飲む事」を重視した結果である。

基本的に味噌汁は玉ねぎ、にんじん、わかめ、豆腐程度の我が家。
今回、食事を意識するにあたってごぼうや蓮根、大根といった根菜もたまに取り入れるようにしてみました。

買ってきたら、最初にささがきや一口大に切って酢水に漬けてアクを抜き、小分けにして玉ねぎやにんじんと一緒に冷凍。
使う時は軽くごま油で炒めてから煮て味噌汁にすると、コクが出て満足感もアップするのでおすすめです。

あと、個人的に味噌汁の味噌は合わせ味噌なんですが、4〜5杯分の味噌汁に小さじ1/4程度のコチュジャンを加えると、とても美味しいです。
豚汁の時とか特に。
もしくは味噌汁に一味や七味を軽くかけても美味しい。

主菜などについて

主菜は基本的に、朝は目玉焼きか、ウインナー、ベーコン辺りで軽めに。
昼も同様、でも夜はできればしっかり食べたい派なので、一品肉を使ったものを用意する感じにしています。

栄養素で考えると、肉や卵メインのタンパク質を摂る、と言うところ。

私達の考えは本当にシンプルで、足りなかったらウインナーを焼き足そう、とかチルドのハンバーグやミートボールも出そう、とかその程度にしておいて、あくまで負担に感じないようにやっています。

その他

私は朝など、10時頃になると空腹感が出てきやすいため、追加してヨーグルトを食べたり牛乳を飲んだりもしています。

基本的に
①野菜(適当にサラダ用意しようっと)
②米(ぶづき米が食べやすい)
③汁物(朝は大抵インスタント味噌汁)
④卵か肉あたりでタンパク質をプラス

こんなゆるい考えで、どうしても食べたい時は甘い物や、追加のものを食べるようにして1か月が過ぎました。

結果

1/24
グリコAlb…12.20
血糖値…99
HbAlC…5.2

2/20
グリコAlb…12.00
血糖値…95
HbAlC…5.3

ほんっっとうに若干、微量ではありますが、インスリン注射を引き続き逃れる程度には問題無い数値との事でした!
ゆるゆるな食事療法ですが、数値には一応出てくれているので、何から手をつければいいかわからないと言う人の参考にでもなれば幸いです。

割とどうでもいいけれど、この辺の数値を下げるのってどれくらいの難易度なんだろう??

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