”謙虚”の正体
たまに、会社内外の人に「謙虚ですよね」と言われる。
例えば人から「すごいですよね」とか「人生順調ですよね」とか言われると「いやいや、まじでまだまだ全然っすよ」って答えることに対して「謙虚」という言葉が返ってくるんだけども、結構違和感があるので紐解きたい。
前提条件の整理
まず、自分のスキル的なところを整理しておくと、
・現在30歳。
・既婚。一児の父。
・一級建築士、宅地建物取引士。
・なんかいろいろ考えてて、なんかしっかりしてそう。
たぶんこの辺が客観的に見られている自分。一般的に見ると、まぁまぁ順調な人生を歩んでいて、専門的なスキルも兼ね備えているように見えるんだと思う。恐れ多い。
なぜ”謙虚”に振舞うのか?
人に褒められると、「こいつ、何が目的だ?」と、とりあえず疑うのは自分の性格の悪さが問題だとして、本当に自分ができる人間だとは思っていない。でもそれは自分を全否定しているわけではなく、自分が普段見ている人たちが活躍し過ぎていることがたぶん原因なんだと思っている。例えばあの有名な若手建築家も、web界隈でバズっているライターも、同い年の天才科学者も、年下のラッパーも、ヤンジャンの表紙のグラドルも、みんなすごいじゃないですか。そこと比較するとどうやっても”謙虚”というものにならざるを得ないわけです。
”謙虚”の正体は?
世の中でビッグマウスと言われているあのサッカー選手も、きっと自分自身への信頼と不安がほぼ五分五分で、どちらに転ぶかわからないから大口を叩くのではないかと。そして比較対象がやたら高い。それが自分を鼓舞するためなのか、自分を満足させないために謙虚に出るのかの違いなのかなと思う。そういう意味では”ビッグマウス”も”謙虚”も実は表裏一体なのでは?おぉ、自分で書いていて思いもしない結論が。
なんでこんなnoteを書いたのか
なんか、たまーに謙虚さを遠回しの自慢のようにとられることがあるので、その否定と自分の思考の整理のために書き出してみました。100%しっくりきてるわけではないんだけど、たぶんこんな感じ。「まぁ俺が一番すごいけどな!」って言える日が来るようにがんばります。
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