HSPとアダルトチルドレン
(一応前回までの続きです)
「自分の人生は自分だけのもの」
そう気づいた後も、長年他人のために生きていたせいで、結局自分ために何をしたらいいのか分からず悩む日々が続きました。
本当は時間も、お金も、エネルギーも、全部自分のためだけに使ってよかったはずなのに。
私の幸せって何?
今思えば、もっと楽しいことをしてよかったのにと思うのです。
母が生きている間は行動を制限されていた分、もっと自由に遊んだって良かったのに。
だけど私にとって「自分を楽しませる」というのはどういうことなのか、「自分がスキなもの」は何なのか、いまいちピンとこなかったのです。
そして30歳直前での失恋。
いよいよ自分の価値が分からなくなってしまいました。
他人に自分の価値を委ねる考え方は間違っていると、頭では理解しているものの、心はボロボロでした。
「真面目に生きているのに、良いことが一つもない」
何とか立ち直りたいと思った私は、毎日心理学系の記事や動画を見るようになりました。
そんなとき出会った言葉が「HSP」と「アダルトチルドレン」でした。書かれていることのほとんどが自分に当てはまる。なぜ今までこれに気づかなかったんだろう。
これが今まで私がずっと生きづらさを感じていたヒントだと悟ったのです。
つづく…
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