見出し画像

生きづらさの始まり

「人生はつらくて当たり前」
この考えは、子どもの頃から自然と母の影響で私に染みついてしまったものです。

複雑な家庭環境や、自分自身の不器用な性格のせいで、何事も上手くいかないことの方が多かった私。生きるって大変だなと感じながら、10代の頃図書館で自己啓発本をよく読んでいました。

そこで出会った言葉、
「人生は苦行。魂を成長させるための道場。」(うろ覚え)

その通りだと妙に納得してしまったのです。

「人生ってつらいのが当たり前なんだ。」自分や母の人生を考えれば、とても説得力のある正論であるかのように感じてしまったのです。

その後、もちろん私は「人生は楽しむものだ」とか「人は幸せになるために生まれてくるんだ」という言葉とも出会うのですが、それらは私にとって胡散臭いというか、「本気で言ってんの?」と疑ってしまうようなものでしかなかったのです。

そんな訳で当時は全く気付いていませんでしたが、私は母親から受けた影響や、生まれつきの繊細な気質によって、他人軸で生きることが当たり前になっていました。

つづく…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?