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ツレとの出会い

学生時代の男友達に誘われた飲み会は彼らの同窓会のようだった。
私が通ってた女子校と彼らが卒業した男子校は兄弟校だったこともあり
その飲み会には40年ぶりの顔もチラホラ。
懐かしい昔話に花咲いた。


年に二回ほどの飲み会に参加して数年後、
学生時代には接点がなかったメンバーの一人と、ひょんなことから一緒にハイキングに行くことになった。

話しながらのハイキングは楽しく、3ヶ月に一度ほど街歩きや山歩きをするようになった。

10キロほど歩いた後は、居酒屋で乾杯!
飲み食いした後は「じゃーね、また連絡する」と駅で別れる。

それが今のツレ
そんなウォーキング友達が"連れ合い”になったのは、、、、

わたしの持病 躁うつ病の凹みが深く、1日中寝ていた時、
「面倒みたるからウチにおいで」心配したツレが連絡してくれたから。
コロナがニュースで取り上げられ、得体の知れぬウィルスで不安だったことも重なり
せっかくのご厚意を受けることにしたのだ。
ツレは 仕事と三食を含む家事をしなければならず さぞかし大変だったと思う。

1ヶ月ほど寝込んだけれど、いつものように(この病気の特性)突然ウツ抜け。
治れば、自分の家に帰るのだろうと、お互いに思っていたはず。
でも 「いつ帰るの?」 とも 聞かれず、「まだココにいてもいいの?」とも聞かず、なんか居るのが当たり前のような感じで 日が過ぎていった。

ツレには 遠距離の彼女がいた。そして 私にも彼氏がいた。
三ヶ月経ったある日
コロナで今まで来なかったツレの彼女がやってくると。。。
私がこの部屋を退散する時が来た・・と思ってたら 別れた・・と。

わたしも もうケリつけないとアカンなぁ~・・・

付き合ってた年下の彼は カ~ッと ハロゲンヒーターみたいな人
そして 振り回されるのに 疲れてきていた。

引き換え ツレは ほわ~んとした床暖みたいな暖かさのある人
同じ歳って 老いのスピードが同じで 楽なんよねぇ
この先 ず~っと ほわ~っとした暖かさに包まれていたい。

結婚という形はとらないけれど、共に生きていこう
 などという言葉はなく、ほわ~っと楽しい毎日を過ごしてます。


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