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【都内国立小受験】幼児期から子育てで意識してきた3つのこと

こんにちは、あやです。

学校見学や説明会、行事参加などで学校情報がオープンな私立小学校とは異なり、国立大学附属小学校はネット上で公開されているものが少ないため、不明な点が多く情報収集に苦労されている方も多いかと思います。

我が家は一度長男が国立小学校の受験を経験しており(公立小)、二度目が長女(国立小)の受験でした。

この“2度目”というのは非常に大きなアドバンテージで、長男時代に失敗したことを踏まえて長女には早い段階から以下の3つのことを意識してしてきました。

その3つとは……

・読み聞かせと童謡
・公園遊びと運動
・とにかく手先をよく使わせる

です。

そこで今回は、それぞれどのように進めていったのかをお話しします。

読み聞かせと童謡と七田式

娘は1歳から七田式の幼児教室に通わせていました。

右脳教育が有名な七田式ですが、個人的には右脳教育よりも以下の点に魅力を感じての通室です。

・多くの語彙を獲得させたい
・イメージする力を付けておきたい
・母と娘だけの時間を確保させたい
・幼児期にすべきことをちゃんと知りたい

上から2つは実際に通室してみて「こういう効果があるな」と実感した部分で、通室前は下から2つを目当てにしていましたね。

娘が1歳の頃、長男は小学校低学年でしたが、まだまだ手がかかる部分が多く、娘が少々泣いていたとしても長男の面倒を見なければいけないような状態でした。

当時は私もフルタイムの会社員をしていたので仕方がないことですが、「娘との時間」は強制的に作らないと永遠に訪れないような気がしたものです。

そこで駅前にある七田式の門を叩き、お世話になることに。

1歳から幼児教室なんて言うと一見エリート教育でもするのかと思われるかもしれませんが、先述のとおりきっかけは些細なものです。

そして実際に七田式に通うことで、私自身が親として幼児期に子どもとどう関わっていけばいいのかを知ることができた非常にいい機会でした。

七田式では様々な知識を歌にしてインプットしていきます。
二十四節気の歌、1週間の歌、カレンダーの歌などとにかく色々歌いましたね。

そしてフラッシュカードによる語彙獲得もやっておいて正解だったなぁと今でもありがたく思っています。

我が家の場合、自宅でやる時間はほとんどなかったのですが、以下のフラッシュカードを購入しました。

長男はとにかく語彙が少なく受験期に苦労をしたこともあり、娘には同じ思いをさせてはならないという気持ちを私自身強く持っていました。

その甲斐あってか、語彙獲得は乳児期から意識してきたことで受験期はだいぶ楽でした。

当時してきたことはこちらのnoteで詳しくお話ししてます。

とはいえ、私は七田式の取り組みを自宅でするほど熱心だった訳ではありません。
それでも自宅で読み聞かせできるときは昔話をセレクトし、童謡をたくさん歌って聞かせていました。

園への送迎時によく歌っていましたね。

娘は下の子ということでもともと話し出すのは早い方でしたが、1歳後半でオムツを卒業した頃から急速に歌を歌うようになりました。

2歳手前でかなりの数の童謡が歌えるようにもなっていたので、園で驚かれたこともあります。

童謡は美しい日本語が学べる、美しい旋律に触れられる、季節の行事のことがよくわかる、短くて子どもでも覚えやすい、などなどメリットがたくさんあります。

ぜひ親子でたくさんの童謡を歌ってください。

もし童謡なんてもう忘れちゃった! という方がいらっしゃれば、我が家にもあるこちらのCD付きカードが役に立つと思います。

また昔話は1冊の中に複数のお話が収録されたものもありますが、個人的には以下のシリーズが使いやすかったです。

時間がない時はYouTubeで昔話動画を見せることもしていました。

公園遊びと運動

そして娘が小学校入学後も大好きなのが公園遊び。
中でもジャングルジムが大好きでどんな高さでもぐんぐん登っていきます。

ジャングルジムは手足を上手にって上がっていく必要があるため、脳の発達にもいい影響を与えますし、体幹やバランス感覚、そして思考力も鍛えてくれる優れものです。

最近ではジャングルジムは知育アスレチックとも言われているそうです。

我が家にも上記のタイプのジャングルジムは大活躍でした!
他にはトランポリンも体幹を鍛える遊びとしておすすめです。

とにかく手先をよく使わせる

指先は第二の脳という話を聞いたことはありませんか?

指先をスムーズに使えるかどうかを見れば子どもの発達状況がわかるとして、試験項目に制作の課題を儲ける小学校は多いです。

人気のモンテッソーリ教育でも指先を使うことが推奨されてますよね。
なかでも、ちぎる、結ぶ、ねじるは園児時代にスムーズにできるよう、早い段階から自宅で練習をしておくといいでしょう。

まずはシール貼りから始まり、ハサミやノリを使った工作、折り紙、モール、蝶結びなど進めていけるといいですね。

参考までに2歳頃からできるおすすめのワークも紹介おきます。

国立小を受験するならマスターしておきたい「ちぎる、結ぶ、ねじる」とは?

都心の国立大学附属小学校の工作では、「ちぎる、結ぶ、ねじる」をできるようにしておくことが求められます。

ここではより具体的にどのような動作が求められるのかお伝えします。

◆ちぎる
紙に書かれた形を手でちぎります。

線の真ん中、線の上などその時々において指示内容は変わりますが、両方の親指と人差し指でしっかりと紙を押さえ、上から下にリズムよくちぎっていくのが基本です。

切り絵とありますが、年長さん程度であればちぎりの練習にも使えます。

◆結ぶ
結ぶもの、結び方が多く、マスターするまでに時間がかかるかもしれません。
片結び、蝶結び(リボン結び)、縄結びは最低でも覚えておいた方がいいです。

結ぶものはリボンや綴り紐、縄跳び、毛糸など。

特別な材料を用意しなくとも日常生活の中で練習できるものなので、どんどんやらせて行きましょう。

◆ねじる
モールなどをねじる動作もよく出題されます。
こちらも指先の力が必要となるため、早いうちから練習させておくと後々楽です。

国立小受験を志すなら、乳児期から体と手先をたくさん使おう!

ここまで国立小合格に向けて我が家が取り組んできたことをご紹介してきました。

この他にも、脱いだ服はきちんとたたむ、玄関の靴は揃えるなどの正しい生活習慣は結構口を酸っぱくして注意してきました。

小学校受験と言うと、何だか特別なことをしていると思われるかもしれませんが、体を動かす、指先をどんどん使う、正しい生活習慣を身に付けるといったいたって基本的なことばかりです。

特に国立大学附属小学校は研究授業などで他校の先生から見られることが多いため、基礎基本ができている子どもが好まれるような気がしています。

以上、ご参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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