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自分に「あるもの」に気づくと…

「自分には何もない、できない」が口癖だった私。
いつも人と比較してないものにばかり目がいく。
そんな状態だから人から褒められても、
「いやいや誰でもできるでしょ」とか「同じことしか言われない」
と素直に受け入れられなかった。
だけどないものを追求しだしたらキリがないことに気がついた。

自分にないものにばかり目を当てていると、人の悪いところばかり目につくようになる。関心が自分じゃなくなり、常に「他人軸」な考え方に支配される。
愚痴だらけ不満だらけで足の引っ張り合いの関係はしんどい。
ネガティブなことしか言わないときは、自分の状況も悪くなる。
自然と表情も暗くなるし、毎日がつまらない。
まさに言葉が状況を引き寄せてる感じ。

今日一日できたこと、人から言われたこと
寝る前の一人反省会をやめて自分を褒めるようにすると、
少しずつだけど自分にあるものに気づくようになった。

自分に「あるもの」に気づくと、
人の良いところに気づくようになる。
妬ましいとかドロドロした負の感情よりも純粋に「すごい!」とか、
「真似したい!」とか思うようになる。
そして自分だけで思っているのがもったいなくて伝えたくなる。

勇気を出して褒めてみると、
年齢関係なく思っている以上に喜んでもらえるし、あったかい気持ちになる。心を開いてもらえた気がする。
さらに思わぬ副産物として、自分も褒めてもらうことも増えた。

例えば一緒に働く仲間だったら、
その場の空気も良くなり結果、自分の居心地の良い空間が生まれて働きやすくなる。
運が良ければコツや気をつけていることを教えてくれたりする。
その人が何を考えて行動しているかを知ると、よりその人への理解が近づいたようで嬉しい。そして人の良いところを吸収すると自分のレベルアップにもつながる。

自分からほんの少し頑張ってアクションを起こしただけなのに、良いサイクルが生まれることに気がついた。
(ただしお世辞は見透かされるので要注意。(笑))

私は私だし、人は人。
それぞれお互いにないものを持って補い合っている。
あなたもすごいけど、私もすごいよね的な感覚。

そうなると人間関係のしがらみから1つ解放された感じがする。


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