2020World Peace Media Conference演説文字お越し✨SNSにおけるコンセンサスの確立の重要性✨
本日は貴重な機会にお招きいただきましてありがとうございます。
日本でも、ワシントンタイムズジャパンが、世界日報さん、ワシントンタイムズさん、そしてここにいる多くのみなさんのご協力でスタートし、アメリカの正しい情報がより普及するようになったことについて感謝申し上げます。
日本でメディアの技術的進化は非常に大きな社会的変化をもたらしております。特に、政治の分野に関しては大きな影響を与える可能性が出てきております。私の仕事がもともと選挙に関するものでしたので、
その点について皆さんにお伝えをしたいと思います。
日本の選挙に関する法律は、2013年に各候補者が選挙期間中にインターネットを利用できるように変わりました。
これは、非常に前近代的な選挙や主要メディアの影響力が大きかった日本の政治環境を大きく変えつつあります。
候補者が選挙期間中にインターネットを通じて自由に情報を発信できるようになり、多くの国民がインターネットで、自由に、また情報発信できるようになりました。
この変化自体は非常に歓迎すべきことです。
一般の人による、冷静な知識、知恵の共有が行われることは画期的であり、
日本の一般レベルの知的なレベルが大きく向上したものと思います。
また、一部の政党がSNS上のビッグデータを収集し、それを分析してメッセージを作成することも行われるようになりました。
これは、為政者が世論をコントロールする、という面もありますが、
各政治勢力が自らの主張を正確に伝えるという面では
当然の努力だと思います。
そして、その努力が正確な情報であれば何も問題はありません。
しかし、日本では多くのフェイクニュースがインターネット上に
現れることになりました
特に問題なのは、日本では元大臣や、国会議員、大使経験者、大学教授などの権威をもった立場ある人々が明らかなフェイクニュースを流すことを通じ、それを信じた人々の間で分断が発生するようになっていることです。
例えば、排外主義的な主張や、国民の健康被害を煽る主張、つまり、不安や恐怖に紐づけられたもの、一般的な考えを持つ人の間に、大きな分断が生まれるようになっています。この傾向は、日本ではリベラルな政治勢力、保守的な政治勢力、いずれにおいてもほとんど違いはありません。
そして、それらはインターネット上でメディアリテラシーがけして高くはない、高齢の男性であるとか、主婦層に浸透しております。
日本では私見では出所不明のフェイクニュースがあまり大きな影響は持っておりません。そういったものは信用が無いからです。
しかし、権威ある人が流すフェイクニュースはSNSに乗って大いに拡散しています。
問題はこれらのSNSの情報は権威者の名前を使用するかたちで特定の決まった人々に何度も伝えられるため、一般の人々から疑問が持たれることが無いということです。これがSNSによる日本におけるフェイクニュースの大きな問題となっています。
従って、SNSなどの情報をジャーナリストが再検証して、正しい情報が普及されることは、非常に重要なことです。
そこで私はもう一歩進んだ提案を皆さんにしたいという風に考えております。それはインターネット上における情報発信に関する倫理のガイドラインを皆さんと作成し、そのガイドラインを普及していくということです。
さきほどのお話にありました、グッドジャーナリズムはグッドビジネスだ、というお話がありましたけれども、
良質な情報の受け手を作っていくということは非常に重要なことだと思っています。
ファクトを提示して過度の扇動的な表現を自粛する、そして一般の人々に対して情報をメッセージの質を上げる、そして、一般の人々もメッセージの判断ができるような能力をつける、ということです。
こういったことを実際に行うのは、ジャーナリストの方々しかできません。
ジャーナリストが有権者、一般の国民を教育するということが大きなビジネスになるものという風に考えております。
今、権威者によるフェイクニュースの流布を防止することができます。
情報の提供者が無数に存在する環境において
情報の受け手の能力をジャーナリストが向上させることが重要です。
メッセージの配信者へ対するガイドラインを作成し、そのメッセージを受け取る受信者の能力を教育すること。情報のコミュニケーション自体の質を上げることが必要です。
どのようなテクノロジーを使用したとしても
メディアは情報の発信者と情報の受信者の双方のコンセンサス、
良識が重要であって、
それができて初めて成り立つものという認識が大事です。
私は、みなさまと共に良質なジャーナリズム、そして、
それが作る良質な情報の受け手、そして、良質なビジネス、
それを作っていくことが大事だと
それをすすめていきたいと思っております。
ご清聴ありがとうございました。
動画はこちらです。
減税あやさん💛
追伸:
ワシントンタイムズは、確かにその経営が立ち行かなくなったとき、文鮮明率いる統一教会が出資しています。
ですから、渡瀬裕哉氏の言論や思想は別としても、
ワシントンタイムズと全く関係が無いとは言えないとは思います。
それが受け入れられない方も当然いらっしゃるでしょう。
私だって、先にその情報が入っていたら、渡瀬裕哉氏の第一印象も
違っていたかもしれません。
でも、この文字お越しした言論の中味と、
動画でみる渡瀬裕哉氏を見たなら、
やはり、私は雷に打たれたようにその第一印象を翻すことと確信します。
出会いは人それぞれであり、同じ言葉も受け止め方で様々です。
アイデンティティの選択による分断が作り出す個の時代、
なのだと考えています。
相容れないもの同士は無理に折り合わなくてよいのです。
相容れないから、気に入らないから、といって暴力をふるう、
脅迫する。
そうすればいつか必ずその代償を払うときがきます。
そのとき、けして同じことを繰り返さないでください。
負の連鎖を断ち切りましょう。
そうすれば、必ず乗り越えられるし、魂のステージが上がりますから✨!
追伸の追伸
脅迫事件真っ只中にこのようなツイートがありました
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