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川崎市事務事業評価◆県の支出金欄誕生へのロードマップ!その1 直球質問してみました笑

 県の支出金欄を誕生させる。これは、私のライフワークになるかもしれない?笑 今回、行政に直接、直球質問してみました。

 そもそも、いつからこのことが気になったのか、覚えていないのですが、
少なくとも、救国シンクタンクの第2回懸賞論文に取り組む中で、県から独立し、特別市法制化をめざす川崎市であるにもかかわらず、県との関りを示す、県の支出金欄が存在しないことに強い疑問を感じました。

 論文(論文、というよりはレポート、なのですが)で内容を深めるためのフィールドワークにより、幸運も手伝って、一事務における県の交付金額を明らかにすることができました。それは、逆にいえば、事務事業評価シートに当該項目があれば、私がここまで調査せずとも、すぐに分かること、だということです。

  川崎市には素晴らしい市民向けの質問箱「サンキューコールかわさき」があります。今回こちらに直球質問し、回答を得ましたのでこちらに記録として残します。

【質問】なぜ川崎市の事務事業評価シートには県の支出金欄が無いのですか


【回答】
 サンキューコールかわさきにて、メールを拝見いたしました。

お問合せの件につきまして、事務事業評価シートにおいては、
事業概要から今後の方向性に至るまで、各事務事業に関する
多岐にわたる情報の中から、進行管理・評価に必要な情報を、
できる限り簡潔かつ分かりやすい形で掲載するものとしております。

そのような観点から、予決算額の財源内訳は、主要なものとして、
国庫支出金、市債、その他の特定財源、一般財源の4区分としており、
県支出金は「その他の特定財源」にまとめて掲載しております。

総務企画局都市政策部企画調整課 担当課長〔政策評価〕
担当 総務企画局都市政策部企画調整課〔政策評価担当〕
電話 044-200-2024
(受付番号 T2308030001)

太字は当ブログ筆者によるもの

県の支出金は主要なものではない、ということになります。
本当にそうでしょうか《問題提起1》?
その他の特定財源、にはどんなものがあるのでしょうか《問題提起2》?
また、県の支出金は、その他の特定財源とまとめてしまってよい程度の
重要性がないのか《問題提起3》、ということが疑問として残りました。

 そこで、あらためて、当該論文で調査対象にした、川崎市の事業30201040を見てみました。

その他の財源に、県の支出金が入っているなら、論文に書いたように、令和元年に、排ガス規制の立ち入り検査は3回実施され、それに対して412627(41万2千627)円が市に交付されています。つまり1回の事務に約13万7千円が交付されていることになります。
 ちなみに、ディーゼル自動車立ち入り規制事務とはこのようなもののようです。

 

「地方分権改革のための権限移譲の可視化と評価の試行」p11より

 令和2年度 事務事業評価シートのDo欄の③には4回実施した、と書いてあります。さらに、H30年からの決算額は0。つまり、県からの交付は無かった、ということになります。このことはどのように説明されるのでしょうか[質問1]
また、交付額はどのような基準で決定されているのでしょうか[質問2]
 
また、今さらですが笑 評価シートをよくみると 「計画事業費」「予算」はどういう違いがあるのでしょう[質問3]?そして、その他の特定財源欄の計画事業費は毎年20615000(2千61万5千)円で、予算が令和2年度以降は5250000(5百25万)円と定額です。これは何か定期的な事業に対する費用だったのでしょうか[質問4]。
 この細かい質問を、自分でメール質問してみよっかなー。。。
 
 かわさき減税会
 減税あやさん

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