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またひとり、守りたい人が増えました

2023年1月19日、木村家にまたひとり家族が増えました。2518g、46.2cmのちょっと小さめな男の子です。

「ふたりめ欲しいね」

こんなにも変化が激しい不安定な世の中だけど、私たちふうふはそう思いました。年金問題やら、少子高齢化やら、子育て支援不足やら、日本には問題が山積み。それでもふたりめが欲しいと思ったのは、「つぎ(ふたりめが生まれたとき)は1年育休とる!」と言ってくれるパートナーがいたからでしょう。(実際に1年取得中です)

ちなみに、上の娘が生まれてからまだ2年も経っていません。もちろん3人でも十分すぎるくらい幸せだけど、もっと幸せでいるために、欲張りな私たちは新しい家族を迎えることを決めました。

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娘のときと同じように「名前」という最初の贈り物をnoteに残す前に、少し妊娠中のことも振り返りたいと思います。

前回のnoteはこちら↓↓↓

息子の妊娠中は、娘のときとは違う大変さがありました。当時とは環境や家族構成が異なっているので、当然のことです。

まず違うのは、仕事の状況。ありがたいことにフリーランスとして軌道に乗ったことで私の仕事量も増え、夫も昇進してますます忙しくなったのです。

そして、1歳の娘がいる状況での妊娠。母親が妊娠中なんて分かるはずもなく、まだまだ甘えたい盛り。構ってあげたい気持ちは山々だけど、体調的にそうはいかないときもありました。

それでも自分なりにできることはしたいと、10kg近い娘を抱っこしたり、仕事に家事にと動きすぎた結果、32週で切迫早産となり入院することに。娘にはかえって寂しい思いをさせてしまったし、夫にはワンオペ+仕事の期間をなんとか乗り越えてもらい、申し訳なさと感謝が入り混じる複雑な気持ちでした。

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妊娠中はいろいろあったものの、私たちふうふなりに考えたこともあります。

体調が思わしくない私に変わって家事を引き受けてくれた夫を見て「私はこの人のこういうやさしさに惹かれたんだったな」と嬉しくなったり。

徐々に大きくなるお腹を撫でてくれる娘を見て「こんな微笑ましい幸せがもっと増えたらいいなと思ってふたりめをつくると決めたんだったな」と思い出したり。

つわりや切迫早産で仕事量や内容を自分で調整したときは「ライフイベントと仕事を両立させたくてこの働き方を選んだんだったな」と過去の決断を肯定できたり。

正直つらいと思うこともあったけど、それ以上にこれまでの人生や決断を肯定できたのです。

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"木村零(きむられい)"

あなたはお腹にいるときから、私たち家族に“原点”を思い出させてくれる存在でした。それに、生まれた瞬間はみんな平等に0(ゼロ)です。これからたくさんの愛を受けて、経験をして、ときには失敗もして、悩んで……。多くのことを積み重ねて成長していくでしょう。あなた次第で可能性は無限に広がっています。

そんな想いを込めて、パパとママからこの名前を送ります。

私たちにできることは、たくさんの愛を注ぎ、零の成長を見守ることです。人生の先輩として助言することはできても、決断するのは零自身。

零がどんな選択をしても、背中を押してあげたいと思っています。零の人生は零だけのものだからね。

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零、ようこそ木村家へ。これからせっかちなママと、穏やかなパパと、ちょっぴりやんちゃな萌音と楽しく暮らしていこうね。

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