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家にこだわりを持った日

”BESSの家”をご存知だろうか。

自然の中でおおらかに暮らすことを掲げ、木で作られた家であることが特徴だ。家から人間らしい温かみが出ている。

ずっと鉄筋コンクリートの生活感のない空間が好きだった。物は最低限でいい、超ミニマリスト。しかし、旦那が偶然持ってきたBESSの家のパンフレットを見て、その価値観は揺るぎ始めた。

毎日そのパンフレットを見ているうちに、BESSの家が気になって仕方なくなった。そこであるおやすみの日、夫婦で代官山にある展示場を訪れたのだ。


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展示場には、5つの家が並んでいた。その中でも私たち夫婦が気に入ったのは、「G- LOGなつ」という家。

大きな三角の屋根が特徴。そのてっぺんにはまるで秘密基地のような屋根裏部屋が広がっている。

1階には庭につながるウッドデッキ、2階にはBBQできるような広いベランダが広がっている。内と外がボーダーレスで、開放感があった。

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薪ストーブのある土間も、いい味を出していた。

家を見て回っていると、「ここにこういう家具おきたいな」とか「ここでこんなことしたいな」とか、映像(妄想)が浮かび上がってきた。もちろんそこには旦那と、まだ見ぬ子供の姿がある。

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こんな感覚は初めてだった。これは旦那も同じだったよう。そして、「こんな家買えたらいいな」ではなく「この家を買う」と決心したのだ。

今すぐ買うわけではないけれど、旦那が30になるまでには、と目安を置いている。来たるその日のために、早速見積もりをとってもらった。


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BESSの家は、自分にとっての「家ってなんだろう」を考えさせてくれるものだ。

この時代、持ち家はいらないかな、と思った時もあった。でも今は、BESSの家を買って、大好きな旦那と、子供と、手をかけ愛し、木村家だけが作り出せる空間で暮らしたいなと思う。

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