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習慣化のコツに関するメモ


新年の目標でも立てようかと思っていたタイミングで、売れっ子ブックデザイナーのしんぱちさんの記事を読んだ。

どんなにクタクタでも、どんなにキツくてへこたれてても、映画館に行って映画を観ると、それだけで気分が入れ替わるというか、リセットされる。
だから「もうダメだ」と思ったら、映画館に駆け込んでた。とんでもなく忙しくて、めちゃくちゃな毎日だったんだけど、映画館で観た映画、去年は244本でした!(2回見たのは1本でカウント)
244本!!!

体感的にはほぼ毎日見てた!
いや、よく通ったもんだ!!
上半期で6月末の時点で121本観てたので、下半期は123本。

上記のリンクから引用

すごくない…?映画館で244本?配信ならまだわかるけれども。

驚異的な本数の仕事に加えゲームやらランニングやらゴールデン街やら、日々の鬼ルーティン、ご自身の趣味もこなす「習慣家」の方だそう。

この記事を読むとさらにとんでもない人だということがわかる。(筆者の筆力もあってとても面白い)


思考に無駄が無い方なんだろう。「思考が始まる前に動きだしている」という感じ。良い意味で何も考えない。無限にあふれ出るやりたいことを余さずやり切る為にとにかく考えずにやる、なんなら並行してやる。即行動に移して処理していくので頭の中が常にスッキリしていて、最適化されている。だからぼーっとする時間とか必要がない、らしい。

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「始められても、続かない」という、多くの人に共通する悩み。余計な思考を働かせることによって動き出しのスピードが遅くなるのも理由のひとつだろう。思考が動けば動くほど、面倒くささが増大し、浮かんでくるいいわけ。

「日記書かなきゃ」→
「でも◯◯だしな」
「特に書くこともないし」
「明日まとめて書けば良いか…」

ここまで思考が動いてしまうといいわけが加速度的に上がる。なので、あれこれノイズが浮かぶ前にやり始めるのが吉、ということ。
「日記書かなきゃ」思ったらとりあえずノートを開いて日付を入れる。「走らなきゃ」と思ったらランニングシューズをはいてドアを開ける。

何も考えずにやる。どんどんやる。
シンプルだけど難しい。
これを繰り返していくうちに、すべてのことが寝る前の歯磨きのように、当たり前に実行できるようになるのだろう。理由なんて必要なく、やらないと気持ち悪い状態。

「どうして運動って続かないんだろ〜」、そう考えていることが、続かない理由だ。

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以前タスク管理のコツ的な話を誰かとしていた時に、「そもそもタスクにしない」と答えていた人がいた。メールは即返す、連絡はすぐする、「いつやろうかな」とか考える前に終わらせてしまう。タスクとして残るのは大分時間がかかるものとか、意思決定に関わるものとか、重要なものだけ。これも「余計な思考をはさまずに動く、終わらせる」という意味で同じ話。

余計な思考をしないことは、効率化し、ストレスをなくし、やりたいことをやるために必要なスタンスなのだ。

余談だけど、SNSはこのスタンスを邪魔するものだよね。

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「余計な思考」をしてないか意識を巡らせルーティンを着実に実行する。これを毎日毎日続けていくとノイズが除去され思考に透明度が出てくる。

この意識で年明けから過ごしてみたら、大分良い感じに「やりたいことリスト」にチェックがついている。

今年はこれを習慣化するまで続けてみよう。

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