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気分転換に効果的?気持ちを書き出す方法を試してみた

ゴールデンウィークも終わって次の連休は先過ぎて、最近は本当に仕事がだるかった。全然やる気が出なくって、パソコンに向かってはいたが頭が働かず、手も動かない。やるべき仕事はたくさんあるのでこのままじゃまずいなと思いながらも、あまりのやる気のなさにいっそ有休にして別の日に稼働しようかななどということも考え始めていた。

ふとよく聞くネガティブな気持ちを書き出してみる、ということをやってみようと思い至った。自分の気持ちを紙に書き出すことで客観視して、気分を変えるというものである。いろんなところで聞くが実際にやることは少なかった。この日はあまりにもモヤモヤが溜まっていることに課題感を抱き、やってみることにした。

私はここ数年コーチングを受けていて、その時間では自分の気持ちを言語化することも多い。身体から感じるモヤモヤ・違和感・力み・緊張・心配・不安を言葉にしている。自分の状態を自分が納得する言葉で表せたとき、気持ちが自由になる感覚を知っている。そんなわけで、だるい気持ちを手放せることを期待して、やる気がない状態の言語化作業を始めたのである。

本当に気が乗らなかった状態で、身体中にモヤモヤの空気が充満しているような気分だった。言葉も200個くらいは、次から次へと出てくるだろうと思っていた。だがパソコンでメモ帳を立ち上げ、キーボードを打ち込んでいくと、9個しか出せなかった。

やってもどうせすぐ次の仕事が来る、やったことに誰かが文句を言う、どうせ100点は取れないなどなど。

内容は何でも良いのだ。自分がそう感じたのは事実なのだから。ただ9個しか出せないということが驚きだった。こんなに嫌な嫌な嫌な気持ちを抱えているのに、こんなに重たい気持ちを抱えているのに、文字にするとたった9行なのである。こうなったらせめてキリ良く10個だそうと思い、あと一つ 絞り出そうと思って出した言葉は、「なんか嫌だ」だった。

ここに来てようやく、私はなんか嫌だと思ってたんだなあああと、自分自身に共感することができた。理にかなっている言葉ではない、論理的でもない、だけど言葉にする、書き出す、それを改めて客観的に見ることで、自分の気持ちを受け止めることができた。

そうしてようやく、仕方がない仕事するか、という気分になり、仕事へと頭を切り替えることができた。自分の気持ちを書き出す、ほんの5分、10分の作業である。やってみると意外に気分が切り替わる、そんなことを実感した。自分を俯瞰するには、アウトプットすることはやっぱり大切なのだ。

今日も色々あってモヤモヤ満載だけど、さあ仕事しよ。

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