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振り返り:日本での二年間

こんにちは。超久しぶりの執筆です。
GWは一週間北海道に滞在しており、札幌・函館・小樽周辺を散策し、友達とも会ってきました。また、結構仲のいい同期からお勧めされたバンドでもあるAmazarashiのライブも見て、感動しました。控えめに言って、夢みたいな一週間で、東京に戻った時に、「あれ、自分って都民だけ?」と疎外感を感じるほどでした。

同時に、今日は日本に戻ってきて2年目の節目でもあります。
2年前の今日の朝に住んでたアパートを離れ、四年間住んでいたアメリカを離れ、生活拠点がないまま日本に帰ってきました。コロンバスの空港で乗るJALの便がコロナ関連でキャンセルされたのを知り、焦ったものの、カウンターのお姉さんに代わりのANA便を取ってもらい、無事に帰れました。シカゴ空港でのんびり朝マックを食べて、ANAの飛行機がゆっくりドックに近づく時は、「本当に帰れるんだ〜」と涙が出るほどの感動で、今でもその感覚を覚えています。

二年間って長いようで短いですね。
簡単にまとめると、日本にいた二年間は以下のような感じでした。
・卒論の方向性が見つからないまま帰国し、卒業のために論文を書く毎日
・論文の答弁を合格し、卒業。しかし、仕事もなく、次の方向性がわからない
・研究を深めたく、大学院の受験準備を仕事の合間に進める
・生活のために、日雇いの派遣の仕事を半年やる
・派遣と受験勉強を進めると並行して、バイトも掛け持ち
・大学院に落ちる
・一旦仕事を見つけたく、就職活動
・運よく、一社目にしては自分と合う会社に拾ってもらい、2021/7入社
・ひたすら仕事をする毎日
・でも、「このままでいいのかな?」と悩みながら、次の方向性を見失う
・自分は日本でずっと生活するより、いろんな国を点々とする方が向いてると知る
・2024/5までには次の国に行きたいが、行って何をするのかはまだ見つけてない

まさに、Amazarashiの「ロストボーイズ」の歌詞にある通りですね。

ここじゃない気がしてる でも理由は分からない
憂鬱ってのは知ってる でも漢字じゃ書けない
馴染めない訳じゃないから 始末に負えない
テニスコートの夕暮れ 寄る辺ないサッカーボール

Amazarashi「ロストボーイズ」


この二年間の生活で、感動した瞬間をいくつか共有しようかと思います。

・16年ぶりに満開の桜を見た

2021/3 上野公園にて

・春夏秋冬の日本を肌で感じる、楽しむ

2021/10 昭和記念公園
2021/6 阿蘇山付近
2022/3 長野県

・バイト、派遣を掛け持ちしながら隙間時間に受験勉強をしてた日々

2021/9 当時勤務してたセブンにて

・日本社会に全くの無知な自分を、派遣とバイトで優しくしてもらった

制服

・帰国後、ホテルでの二週間の隔離

2020/5/7 夕食 成田空港付近のホテルにて

・国内旅行

2022/5 札幌
2022/5 成田→札幌便で撮影した都内と富士山

・今の会社でいろんな優しい人に支えられ、まあまあ好きなことができる

2022/4 会社の人たちと食べた火鍋
2022/3 会社の送別会で食べた焼肉弁当


と同時に、迷いもたくさんあります。
・仕事は短期的には楽しいけど、ずっと同じことをやりたいわけではない
・研究者、教育者をずっと目指してきて、再度この道に戻るかどうか
・人間関係の構築が下手
・幼少期からのトラウマは未だにメンタルの弱さに響いてる

だが、なんとか状況を打開しようと、いくつかの決心もしました
・2024/5までには生活拠点を再度海外に移す
・隙間時間を使って、研究したい分野を見つける
・仕事は頑張って、自分のスキルと対人関係、教育力を上げる
・日本にいる間は、日本を全力で楽しむ

去年書いた振り返りの記事では、次の一年についてこのようにまとめてました。

この一年は変動の一年で、自分の人生において次の一歩へ進むために方向性を決めるために時間をかけましたが、なんとか落ち着きました。一年前の「卒業できるかな」という焦りから「大学院入れるかな」という不安、及び「会社に入れるかな」という掴めない未来に向き合えない自分をなんとか乗り越え、日本で落ち着くことができました。新卒ですが、今年の夏から社会人として働くことになります。
しかし、本当の試練はこれからです。今後も頑張っていき、来年の5月23日にまた同じ場所に戻り、社会人としての一年はどうだったのか等を振り返ることができたらなと思います。きっと、その時はまた大きな成長を果たし、またでかい夢へ向かって走り続けているでしょう。

日本での「新生活」から一年

今年は、以下のようにまとめたいと思います。
・これからの一年は、方向性を定め、夢に向かって一歩でも進めれたらいい
・焦らず、ゆっくり進む
・来年振り返った時、成長した一年だったなと実感できるような時間にしたい

最後に、自分が好きな曲でしめようと思います。

時にだけ輝くものがつまりいつだって胸の奥に眠ってる
屑みたいな ゴミみたいな 小さな星を見つけたんだ
掴めはしなくても その明かりで 僕らは 前に進むよ
夜の向こうで何かが待ってて
それを照らして スターライト
情熱 希望なんでもいいけど
僕らはここに居ちゃ駄目だ
片道切符は承知だ
ジョバンニ涙は捨てろ スターライト
きっといい事ばかりじゃないけどだからこそ 僕らは行くんだよ

Amazarashi「スターライト

ではまた。

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