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【ヘッドスパ×鍼】なぜ寝落ちしてしまう?リラクゼーションメニューの秘密を施術する鍼灸師が解説

こんにちは、ビジネスパーソンを支える健康コンシェルジュ b{stoic(ビーストイック)です。

「きちんと寝たつもりだけど全然疲れが取れない」「肩や首はそこまでこっているわけではないけど、なんだかスッキリしない日が多い」。そんな不調が起きているのは、もしかしたら頭のコリが原因かもしれません。

頭がこっていて緊張状態が続くことで、

・睡眠の質の低下
・目の疲れ
・頭痛

などの症状が起きてしまうことがあります。

そのようなお悩みを抱えている方にオススメなのが、b{stoicのリラクゼーションメニュー「ドライヘッドスパ×鍼」です。

ふたつのアプローチによって身体の緊張が緩和され、うとうとするような「まどろみ状態」を体感でき、多くの方からご好評いただいています。

このメニューを考案したのは、鍼灸師の平 裕生(たいら ゆうま)です。彼は、お客様一人ひとりに合ったリラクゼーションメニューを提供するため、鍼灸師とヘッドスパの相性の良さに着目し、新たなサービスを考案しました。

今回のnoteでは、「鍼灸師なのになぜヘッドスパなのか」「施術中どんなことが身体で起こっているのか」など、b{stoicのリラクゼーションメニューの秘密を平に聞きました。

鍼灸師だからできるドライヘッドスパ

——b{stoicでは、身体機能改善のためのトレーニングと、リラクゼーションのための鍼をサービスとしてすでに提供していますよね。先日追加された「ドライヘッドスパ×鍼」はリラクゼーションメニューのひとつだということですが、新たにメニューを考案したのはなぜですか。

いくつか理由はあります。まずは、リラックスするための選択肢を増やしたかったからです。

b{stoicにはすでに鍼灸トリートメントのメニューはありましたが、リラクゼーションを目的としたアプローチは、鍼のほかにも、ヘッドスパやボディマッサージなどさまざまあります。施術を受けた方が心地よいと感じた刺激がいちばん効果的なので、鍼以外の自分に合ったアプローチを選択していただきたいという思いから、今回新たなメニューを考案しました。

ふたつめは、鍼灸師だからこそ効果の高いヘッドスパができると考えたためです。鍼灸師になるためには「はり師」と「きゅう師」というふたつの国家資格が必要であり、勉強する過程で僕たちは全身のツボを熟知していきます。

もともとツボというのは身体中にあると言われていますが、歴史の中で医師たちが厳選し、臨床的意義のあるものが現代にまで受け継がれています。そのようなツボを知り尽くした鍼灸師だからこそ、ヘッドスパによって提供できる価値は大きいと思っています。

最後は、個人的な思いも乗っていますが、鍼をより多くの方に届けたいからです。

日本ではまだまだ鍼が広まっておらず、1年以内に鍼治療を受けた人は5%、そして約80%が人生で一度も受けたことがないんです。(参考:公益財団法人東洋療法研修試験財団 2020年度鍼灸等研究報告書「鍼灸マッサージ療法の受療の有無とその理由に関する調査研究」)

僕個人としては、鍼灸に大きな価値を感じて鍼灸師になりました。鍼は怖いと思う方がいらっしゃるかもしれませんが、鍼灸師が使用する細い鍼は注射針とは違って痛みを感じるセンサーに触れずらいため、痛みを感じることはほとんどありません。

「ドライヘッドスパ×鍼」のように組み合わせることで、リラクゼーションに関心のある方が鍼灸にも興味を持っていただき、間口を広げたい思いがありました。

頭部への刺激によって、おやすみモードへ

——具体的なサービスの流れについて教えてください。

はじめてヘッドスパを受けられる方には、まずはヒアリングを行います。普段のお仕事でよくする姿勢や抱えている不調などをお聞きし、それに合わせてアプローチを考えていきます。

その後鍼によって全身の緊張を和らげ、てい鍼という刺さない鍼で頭部へのアプローチを始めていきます。

刺さない鍼で頭部全体をほぐしていく

——指ではなく、てい鍼を使うんですね。

まずはてい鍼によって、頭部の広い範囲をゆっくりとなぞっていきます。全体的にたくさんの刺激を与えることで緊張がほぐれやすくなるんです。また広範囲にアプローチすることで、その方のコリの特徴をつかんでいきます。

たとえば、側頭筋という耳の上にある筋肉でも人によって特徴が異なります。ここは顎とつながっているため咀嚼の仕方で左右差があったり、噛みしめの強い方だとこりやすかったり、日常生活のクセが大いに影響する筋肉なんです。

てい鍼という「線」のアプローチでコリ具合を把握した後は、指による「点」のアプローチです。側頭筋の例でいうと、この筋肉は脳神経にコントロールされており、側頭筋をほぐすことで身体のリラックス状態に関係する迷走神経にアプローチすることができます。

迷走神経
数ある脳神経の中で、最も身体中にはりめぐらされている神経。多数に枝分かれしてきわめて複雑な経路であるため、「迷走」と名付けられている。心身を緊張・興奮状態にさせる交感神経や、心身を緩和・鎮静状態にさせる副交感神経などは一般的に知られているが、その副交感神経を支配する元締めが迷走神経である。

迷走神経が活性化することで頭部から全身に作用し、身体がおやすみモードへ。すると、血管の拡張、血行促進、心拍数の低下などが効果として表れます。最初は私とお話ししていたお客様でも次第に会話が途切れ途切れになり、お休みになる方が多くいらっしゃいます。

不調の原因がよくわからない方にオススメ

——最後に、ドライヘッドスパや鍼によるリラクゼーションは、どんな人に適しているのかを教えてください。

いかにしてリラックスするか、その選択肢を増やしたいと考えている方にはぴったりだと思います。ヘッドスパや鍼を受けたことがない方であればやや抵抗はあるかもしれませんが、新たなアプローチを加えることで慢性的な不調が改善されるケースはよくあります。

またご自身の身体のことをよく知りたい、なんでこんな不調が出ているのかわからない、と考えている方にもオススメです。

b{stoicの強みは、身体のさまざまな分野の専門家が大勢在籍していることであり、施術中やその前後でいろいろなお話ができます。ヘッドスパや鍼以外にも、お客様のお悩みに合わせて新たな解決策を提案することも可能です。

漠然と身体のことが心配な方、慢性的な不調をお持ちの方は、お気軽にご相談ください。

人体のツボを熟知し、多くの方の頭をほぐしてきた鍼灸師だからこそできるドライヘッドスパ。お客様のコンディションに合わせて的確にアプローチをすることで、筋肉がほぐれていく気持ちよさをb{stoicでは体感することができます。

初回体験料金:6000円
所要時間:約90分

ご希望の方はこちらのフォームよりお申し込みください。