見出し画像

家庭夜間充電と外部急速充電どっちがリーズナブルかという試算(三菱EKクロスEVの場合)

10月の東京電力の燃料調整費+8.07円になりました。また、再エネ発電賦課金が+3.45円かかっていますので、1kWhあたり電力単価にかかわらず11.52円を負担しなければならなくなっています。
電気自動車の家庭での電気代を示す標準的な電力単価は、東京電力の従量電灯Bや現在申し込める一般家庭のプランであるスマートプランの単価である1kWhあたり26.46円が基準になるかと思いますが
実際にはこれに11.52円が強制的に加算されるので
実際の電気代は37.98円
さらに電気使用量が301kWhを超えると
電気代単価は30.57円に上がりますので11.52円を加算すると
42.09円になるわけです。
では、普通の電気プランで軽EVのekクロスEVを導入するとどのくらいの電気代になるのでしょう。

月の走行距離を1000kmの場合と1500kmの場合でわけてシュミレートしてみましょう

1000kmの場合
ekクロスEV電費9km/1kWhらしいですが、実質電費7.5kmで計算します。
これはフル充電で150kmが走行できる場合です。
月1000km走行ですと134kWの電気を充電しなくてはなりません。
これは先ほどの一般家庭の電気代で言うと

10月の場合1000㎞走行するための電気代は
37.98円x134kW=5089円になります。

普段の家庭での電気使用量が300kWを超えているお宅ですと
残念ながらkWあたり単価があがるので
42.09円x134kW=5640円です

さてここで、家庭で充電せず、ディーラーのみで充電を考えるとどうなるでしょう
電気自動車はガソリンと違って、急速充電器を使っても満タンになるわけではなく、電池容量が軽EVの場合20kWhの容量に近づけば近づくほど充電できる量は少なくなります。
イメージで言うと、空っぽに近い器に電気を放り込む時には大きな電流で一気に流し込めますが、器がいっぱいに近づくと水がこぼれないように慎重にゆっくり流し込む感じで電流を抑えてゆるゆると電気を注ぎ込まねばならなくなるのです。
ですから20分でほとんどの場合50%は充電できますしさらに30分かけても充電できるのは70~80%ぐらいであるというのが基本だと思ってください。つまり14~16kWhくらいです。
また道の駅や、コンビニに設置してある20kW級の急速充電器だと1時間に充電できる能力が20kWhしかないので、30分だと10kWhしか充電できないので、同じ充電料金を払っても充電量が少ないのは悲しいので、日産や三菱のディーラー設置の40kWh以上の充電能力のある高速急速充電器で充電するものとします。

134kW分の電気を充電するには月に何回ディーラーに行く必要があるでしょう?

電気自動車はだいたい電気容量が残り2目盛ぐらいになると点滅が始まりますが、ekクロスEVもそうだとすると、だいたい残り走行距離30km~50kmぐらいになると警告されるのではないかと思います。(購入したら確認します)

この近辺で充電すると、8割くらいまで充電が回復し、残り走行可能距離が150km~160kmぐらいで走行できるわけですね。
月に1000kmで通勤と日常の買い物中心で25日使用すると1日当たり40kmですね。すると3日で120km走行ですから3日に1回の充電になります。月10回ですね。

三菱だったら三菱電動車両サポートカードになりますが
ベーシックプランなら
月会費550円
三菱ディーラーで充電すると30分で165円です。

つまり10回充電すると 1650円+月会費550円=2200円で充電できるわけです。


プレミアムプランなら
月会費1650円と高くなりますが550円分の無料充電が付きますので

10回のうち100分分が無料ですので200分分が課金されて
200分x5.5円=1100円+月会費1650円=2750円で充電できます。

つまり月10回くらいの充電ならベーシックプランで十分で最安だという事ですね。

家庭充電は5089円でしたから
差額は5089円-2200円=2889円

通常の家庭の方が家庭に充電器を設置して1000km分を充電するよりも
三菱のディーラーに週に2~3回顔を出して充電する方が実はお得だという事が分ったでしょうか?

では月1500kmではどうでしょう
月1500km走行ですと電費7.5km見当で200kWの電気を充電しなくてはなりません。
これは先ほどの一般家庭の電気代で言うと10月の場合
37.98円x200kW=7596円になります。
普段の家庭での電気使用量が300kWを超えているお宅ですと
残念ながらkWあたり単価があがるので

1500km走行するための1か月の電気使用量は42.09円x200kW=8418円です。



というより家庭での電気自動車の充電に200kWを使用するのですから基本の電気使用量単価は42.09円になってしまうと思います。

思ったほどガソリン代と比べて安くないという感想ではないでしょうか?
ちなみにリッター20km走る軽と比較するなら
1500㎞で75Lのガソリン消費ですから
75Lx170円=12750円となります。
電気代が高騰しているといえ大体ガソリン車の3分の2くらいの運用コストで済みますから、やっぱり電気自動車の方が安いですね。

さてこれをディーラー充電にするとどうなるかというと
月に1500kmで通勤と日常の買い物中心で25日使用すると1日当たり60kmですね。この場合2日に1回は充電しなければなりません
月に15回です

ベーシックプランなら
15回充電すると 1回165円x15回=2475円+月会費550円=3025円で充電できるわけです。

この場合の電気代の差額は
8418円-3025円=5393円!

なんと自宅充電するよりディーラー充電の方が5000円以上も安かった!!

プレミアムプランなら15回x30分=450分ですから100分を無料分で引いて
350分x5.5円=1925円+月会費1650円=3575円で充電できます。

あれ?なんだかプレミアムプランに入るメリットって無さそうですね?
確かに三菱ディーラーの急速充電しか使わないならベーシックプランだけで十分ですし最強です!

ところが皆さんの住まいのお近くのスーパーやショッピングセンターに普通充電器が設置されていると話が違ってきます。

プレミアムプランなら普通充電器の電気代は現在のところ無料なのです。
EKクロスEVの普通充電器の能力は3kWですから60分で充電できるのは3kWhです。とはいえ無料なのです
シュミレーションに毎日勤務帰り20日間1時間はショッピングセンターに立ち寄り買い物して普通充電器で充電するとどうなるでしょう?
20日で60kW充電できますからなんと急速充電4回分が充電出来てしまいます。
そうするとさっきのシュミレーションが
230分x5.5円=1265円+月会費1650円=2915円とベーシックプランと逆転します。

このことから、三菱の充電カードを選ぶなら
三菱ディーラーの急速充電しか使わないならベーシックプランが最強!

他の充電器も使うし、近くに普通充電器もあって使い倒すなら
プレミアムプランもいいかも

これ禁断の裏技もできます(勧めはしませんが)
自宅に太陽光発電を設置
晴れた日は朝起きて10時開店のショッピングセンターの普通充電器で充電
3時間だべる9kWが回復(家庭の1日分の消費電力相当が回復)
帰宅、自宅のV2H機器に接続次の日まで給電
翌日も晴れたらショッピングセンターで充電
雨の日三菱ディーラーで急速充電
自宅に戻りV2Hで給電
これを繰り返すと

ひと月の電気代はほぼ基本料金のみ
自動車の電気代はプレミアムプランの1650円のみ

という生活が送れます。リタイアした方の過ごし方や、家庭のセカンドカーとして軽EVを運用するなら最強かもしれません。家庭の電気代節約のためと毎日ショッピングモールの映画館で映画を楽しむだけで家庭の電気代と車の電気代が浮いちゃうわけです。

今回の結論 

電気代が高いので、現状は家庭充電よりディーラー充電がお得!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?