東京電力の2月の電気代が2万円越え! こりゃ大変だ・・・。でどうする??
1か月の昼間電気使用量を80kWhに抑える?の前書き
毎年2月の電気代(1月11日~2月10日計測期間)の電気代は1年で1番高額になっているのですが、今月は2万円を超えてしまいました。
昼間の電力が223kWh夜間が755kWhで合計が978kWhとなりました。
ちなみに昨年は
17923円!去年に比べて4309円のUP!です。
この時は昼間の電力が311kWh夜間の電力が608kWhで919kWhです。
V2H機器を導入したのに、去年より電気代アップとは、意味ないじゃん。
と言われそうな結果ですが、実はこの大きな理由は
燃料調整額が去年より上がっている!!
というのが大きいのです。
節電に努めているのにちっとも電気代が下がらないとお嘆きのあなたも、
電力料金が変わらないのに電気代があがっていたらこいつを疑いましょう。
ちなみに2021年2月度の東電燃料調整費は-5.17円
この金額x使用電力量が調整費として計上されますので
燃料調整額は-4751円も値引きされていたのです。
しかし2022年2月度の東電燃料調整費は+0.74円と
2014年6月以来7年と8か月ぶりに調整金額が+になりました。
今月は0.74x978kWh=723.72で
この結果今月の燃料調整費は+723円となりました。
細かい数字は下の内訳で見て下さいませ
で負け惜しみみたいですけど、
去年と同じ燃料調整額(-5.17円)であったなら
17680円の請求金額だったはず!
去年が17923円ですから、わずか243円ですが、安くなってたはずです。
あれ?去年は919kWhで今年の使用電力は978kWhと増えてるのに何で安くなるの?と思ったかと思いますが、去年と比較すると今年は昼間の電力消費量が少なくなったんです。
私の契約しているナイト10という電力体系は(今は契約できなくなっちゃいましたが)、
夜10時から朝の8時の夜間料金は12.73円
朝8時から夜10時までは昼間料金は35.2円
と、昼間が夜の3倍近く高いという設定なのです。
しかもこのナイト10は落とし穴があって、
通常の3段料金と値段の跳ね上がる使用電力量の配分が違うんです。
東京電力の普通の単位料金(税込)は
最初の120kWhまで(第1段階料金) 1kWh19円88銭
120kWhをこえ300kWhまで(第2段階料金) 〃26円48銭
上記超過(第3段階料金) 〃30円57銭
なのですが
ナイト10契約の単位料金(税込)は
最初の 80kWhまで(第1段階料金) 1kWh26円49銭
80kWhをこえ200kWhまで(第2段階料金) 〃35円29銭
上記超過(第3段階料金) 〃40円75銭
つまり、最安の1段料金が80kWhまで、2段料金も200kWhと3段料金に跳ね上がる電気量のリミットが少ないのです。
つまり古くからのナイト10契約をしていたお客さんは、確かに深夜料金は割安だけれど、うっかり昼間に多めに電気を使ってしまうとよくよく計算すると普通の契約と変わらんじゃん・・・。というプランなのです。
特に曲者が、夕方6時から10時までの日が落ちてからまず太陽光発電が稼働することの無い魔の6時間!
1時間に1kWh(1000Wってことです。電気こたつや電気ストーブ+テレビ+冷蔵庫でこれくらい超えます。)しか使わなかったとしても6kWhですから、30日で180kWh!2段料金以内に収めるのがいかに大変か解っていただけるでしょうか?
我が家が太陽光発電の卒Fitを迎え、
売電価格が月1万円→2000円レベルに落ち込んだことで、
見直さなければならなかったのがこの
夕方から夜間までの6時間の電気代をどれだけ低減できるか!
だったのです。
アウトランダーPHEV初期型にのっていた我が家では、V2Hにすれば解決!と単純に思っていました。
しかしやはり穴があったのです。
それは、通勤で毎日往復20kほど使用する我が家では、
帰ってきて残った電気は10~15kぐらい!その残電池容量では
V2Hは実質2~3時間しか給電してくれないという事・・・。
その問題を2021年12月新発売の新型アウトランダーPHEVは
解決してくれました!
通勤後も余裕で50k走行可能な電池が残っているのです。
これで、5時~6時頃に帰宅後すぐにアウトランダーで給電
夜間に充電 朝8時には家事を皆済ませ家は無人、
日中は太陽光発電で賄う
というサイクルが出来れば
理論上 夢の昼間電気0(ゼロ)円生活が!!!
実はV2Hで給電しているときも完全に車からの給電ではなく東京電力からの電力も少しだけ使っているらしいのと雨や雪の時には太陽光はあてになりませんから、昼間電力使用量0は難しいとはいえ、1段料金以内に収めるのは何とかなるのではないかと・・・
とはいえナイト10の1段料金は
一般家庭の120kWhの約65%しかない80kWh
1か月30日で割ると2.67kWh
意外と余裕あるじゃん?
ちなみにこの使用電力量のモデルケースを旧アウトランダーPHEVでのV2H使用パターンの電力消費モデルを例に示すと
2021年12月22日(水)が近いです。
このグラフ、電気の使い方を説明すると
深夜2時まで電力を使っているのはアウトランダーに普通充電していて、
朝8時までは、夜間エアコンと冷蔵庫の待機電力が使用されていますね。
で、8時からはエアコン切ったうえでこの日は晴だったので朝から太陽光発電量が家の消費量を上回ったのでずっと0kWh!
4時過ぎには太陽光発電の電力量が下がってきて
夕方6時までには帰宅してアウトランダーでV2Hに接続して給電、
しかし8時ぐらいまでしか電力が持たず、それ以降は電気の使用量がどんどん上がっていく。(夜10時になるまでエアコンのスイッチはオフしてます。)
夜10時になるとエアコンで暖房をつけて、さらにアウトランダーへの充電も始まるので急激に電気使用量が上がる・・・。
ということがわかります。
これでもかなり昼間の電気使用量は少ないのですが、
毎日これ以下を目指さないと
1か月80kWhの1段料金に納める!
というのは難しいのです。
幸い次の3月請求(2月11日~3月10日計測期間)
は他の月と違い、計測日数が普段より3日は少ない28日間と少しハードルが下がります。
ということで来月の電気使用量を1か月80kWhの1段料金に納める!
チャレンジに挑戦してみたいと思います。