今まで乗った路線のレビュー(北海道編)

色々あってnoteに写真を貼る方法がわからず、それに手こずって旅行記の更新をサボっていたため、今回は写真を使わなくてもいいような記事を書いていきたいと思います。
なので今回からは、18きっぱーとして大学以降かなりの路線を乗り回した人間として、鉄道旅行の良さを伝えるために各路線のレビューのようなものを書いていこうと思います。この記事を見て、少しでも鉄道に乗ってみたくなったと思っていただければ幸いです。
評価するポイントとして主に3つの要素を5段階評価で入れようと思います。①車窓 ②観光 ③利便 の3つです。
①車窓はいうまでもなく、列車から眺めることができる風景です。自然の作り出した雄大な景色から、人類の生み出した都市景観を含めて評価していきます。
②観光は、沿線にある観光地のことです。途中下車は列車旅の魅力の一つです。途中下車してアクセスできる観光地を、数と質の両面から評価していこうと思います。
③利便は、その路線を走る列車の本数を表します。鉄道は頻繁に運行されている路線もあれば、1日数本といった程度でしか運行されない路線もあります。運行本数は観光地へのアクセスを左右する重要な指標なので、そこを評価します。
では早速見ていきましょう。

千歳線(本線:白石〈札幌〉〜沼ノ端〈苫小牧〉、支線:南千歳〜新千歳空港)

車窓:2
観光:2
利便:4
トップバッターは千歳線です。札幌と苫小牧を繋ぐ北海道の主要路線で、函館や帯広へと向かう多くの特急がここを行き交います。また、空路で北海道に来た人が最初に乗る路線でもあります。
しかし、重要路線ではあるものの、路線としての魅力はイマイチです。札幌を出るとしばらく都市景観が続き、しばらくすると見渡す限りの草原地帯を突っ走ります。のどかとも評価できますが、裏を返せば単調で、路線自体を見るというよりもあくまで経路の一部といった感じでしょうか。
特急街道であるため、利便性は高いです。

石勝線(南千歳〜新得)


車窓:2
観光:2
利便:3
石勝線は、札幌から帯広や釧路などの道東地域を結ぶ主要路線の一つで、こちらも多くの特急が行き交います。途中の新夕張から新得の間には普通列車は運行されておらず。18きっぱーにとっての難所とも言えます(特例で特急列車に乗車可能)。
千歳線同様、経路としての性格が強いく、路線自体を楽しむことはあまりありません。南千歳をでると追分まで田園地帯が続き、追分からは両側に草木が茂る深い山の中に入ります。新夕張をでるとトンネルが連続する地帯に入るため、車窓を見ることはできません。途中の観光地はリゾート地で有名なトマムぐらいでしょうか。
こちらも特急街道であるため利便性は保証されていますが、前述の通り18きっぱーにとっては難所の一つです。

富良野線(旭川〜富良野)


車窓:5
観光:4
利便:3
富良野線は、旭川と道央の富良野を連絡するローカル線です。
道央ののどかな草原地帯を貫く路線で、奥には十勝岳などの山々が聳え立ちます。この路線が本領を発揮するのは夏で、沿線には見事なラベンダーが咲き誇り、トロッコ列車も運行されます。また、沿線には美瑛や富良野などの観光地も豊富で、途中下車してレンタサイクルなどをしてみるのもありでしょう。


1時間に1本程度の本数が運行されており、アクセスも決して悪くありません。夏に北海道を訪れた際には是非乗りたい路線です。

今回のレビューはここまでにしようと思います。函館本線や根室本線など、完乗はできていない路線が多いので、今度訪れた際に書き加えていきたいと思います。




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