AC/DC - ‘74 Jailbreak (1984)

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今日からアルバムのレビューみたいなものをやってみようと思います。ということで最初はAC/DCが1984年にリリースした『’74 Jailbreak』というEPです。一発目に持ってくるのがアルバムじゃなくてEPかよ!とか、1984年リリースなのになんで74って書いてあるんだよとかツッコミどころが割とありますが、これは『Dirty Deeds Done Dirt Cheap』のオーストラリア版のみに収録されていた曲群です。レコーディングされたのは1976年とあるのに、なんで74ってついてるんだ?詳しい人お願いします。なんかこれ後にして普通のやつ紹介し始めちゃうと順番がややこしくなるので、最初に片付けておきます。

そして肝心の内容なんですが、なかなかの良作。特に①のJailbreakは彼ららしさあふれるストレートなハードロックで、これを聴くためだけにも価値があると思います。他の作品も①に劣らず良曲揃い。ただ全体的に曲長が長めかな…あとやっぱりボンの声はかっこいいですね。聴いてるだけで元気が出てくる。海外版に入っていてもよかったのでは?まだ海外版聴いてないんで分かんないんですが…

1. Jailbreak AC/DC流のストレートなハードロック。ギターリフのセンスが光る縦ノリの元気いっぱいなロックンロール。中間部の効果音みたいなヤツは個人的にはなくてもよかったかなってヤツです。
2. You Ain’t Got A Hold on Me ブルージーな楽曲で、本作ではかなりおとなしめな部類に入る。哀愁のあるサビが耳に心地良い。
3. Show Business ポップでノリの良い曲。サビのバックでアンガスが弾きまくる。
4. Soul Stripper 打って変わって渋い曲。後半はアンガスのソロギターを堪能できる。
5. Baby, Please Don’t Go ブルースの古典のカバー曲。原曲はマディ・ウォーターズかと思ってたけど違うのかな?PVではボンが女装していることでお馴染みのアレです。なんなんですかねあれ…中間部のアンガスのタッピング?ソロが結構好き。

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