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【学習塾経営】社員と学生講師が辞めない塾が一番強い

こんにちは!
アクシビジョンの朝倉です。

個別指導塾て社員の離職率に売上の相関関係があるというのはご存知ですか?(私調べというか感覚ですが笑)

コンサルタントの時にも社員の離職率が低い会社は伸びていく傾向にありました。特に個別指導塾では顕著でした。

個別指導塾は1教室に社員1人というケースが多いので、その教室長が毎年離職により変わるよりも、同じ教室長が何年も運営してくれる方が能力値・経験も上がるので売上・生徒数は確実に上がっていきます。

実は離職しない会社を作るということが売上アップの秘訣になります。塾長がメイン教室長の塾が強いのは辞めない教室長がいるということにもなっています。

ということで、今回は「社員・講師の離職率が低い個別指導塾は業績が上がる」というテーマで記事を書きたいと思います。

この記事を読んでもらうと、個別指導塾の運営で、社員・学生講師の離職率を下げることができるようになり、売上アップが期待できるようになると思いますので、最後まで読んでもらえると幸いです。

離職率を下げるために必要なことは「ルールと待遇」

運営において一定のルールを作り、待遇を相場以上にするということができれば離職率は下がっていきます。

実はアクシブアカデミーでも・・・

アクシブアカデミーでは私が入社する前と入社後1年は新入社員が1年で辞めるというのが3年ほど続いてました。。。毎年教室長が変わり、そのことで採用も苦戦したり、生徒へも不信感があったりと非常に良くない状況でした。

ただ、そこから改善して、この2年は離職はほとんどなく、現在の直営校の教室長は去年からいる社員で構成されているので教室運営や指導などのレベルは高くなっています。

教室長の経験がついているからこそ、生徒数も150%となっているのでやはり離職を止めることは大切だなと感じています。

どんなことをして、離職率を改善したのか?

まずはルールを明確にしていきました

我々の会社での離職率が高かった原因の一つはルールの曖昧さとルールの改変頻度でした。

変化が早い会社なので、ルールが変わることは仕方ないと思っていますが改変頻度が高すぎるとついていけないとやめる社員も多かったり、曖昧だからどうすればいいかわからないとなり、働くのが嫌になるということがありました。

しっかりルールを設定すれば、それどおりにやれば最低限はOKとなるので、まずはルールを明確化することで社員や学生講師の不満は無くなっていきます。

このルール化は日々作られていきます。最近では、22時退社を確実にやるために、なんとなく遅くなっていた日報提出を

21:30~22:00に日報を提出すること

とルールを定めてその時間に日報を提出してもらっています。そうすることで、22時退社をよりできるようになり、退社が遅くなりがちの社員も22時すぎに退社するようになりました。

このようなルールを少しずつ決めて、それどおりに動いてもらうということがやはり大切で、そうすると不平不満はなくなっていきます。

待遇をよくすることで自社にあった人を採用でき、結果的に離職率が下がる

ルールを決めることと同時に待遇も改善していきました。待遇は基本的には給料、休暇、残業の設定ですね。

社員に関しては他の個別指導塾よりも高く設定していくという気持ちで給料と休暇を設定しています。それでも、年収300万〜400万スタートで、休みも108日+有給という感じなので、業界的には少し良いぐらいで基本設定しています。

日月を必ず休みにしたりなど個別指導塾でよくあるような休日出勤のイベントなどは実施していないのでそのあたりは働きやすくなっているかと思います。

残業に関しては基本的に残業0を目指していますが、研修などのために早めに来てもらうこともあります。固定残業を設定はしていますが、その時間以上残業するということはほとんどありません。

校門前配布などを実施してもらうなどもあるので、固定残業は設定はしています。

休みは確実に取ってもらい、残業は無理のない程度ということをきちんとすれば社員は働きやすいと感じてくれていると思います。

この辺りを整えたり、自信を持って伝えられることで、採用力も上がってきたかなとは思います。

学生講師は待遇がいいと思います(特に関西)

学生講師に関しては、求人が出てる通りですが、1:1の個別指導塾で授業時間給は1500円、事務給は1200円と1:2や1:3をするよりもやりやすいのに時給はしっかりあるということで人気です。関西だとすごく高水準と捉えてもらえますね。東京などはこれでも普通ぐらいに思うこもいるみたいです。東大生は特に・・・

さらに、授業以外の時間も事務級として給料を払っています。これは今となっては当たり前かもしれませんが、まだまだ授業時間以外は給料を払いませんという塾も多いようです。

なので、その辺りが差別化となって、難関大の講師が応募してきてくれますので非常に助かります。

さらに、うちは1週間に4時間(18-22)×2回の出勤を契約で約束してもらっています。それはマストなのですが、曜日は多少変わっても大丈夫ということになっています。

生徒は毎日塾にくるので、週によって多少曜日が変わっても大丈夫という制度になっています。

これは学生には非常に働きやすいと感じてもらっているのかあまりやめませんし、3年以上やってくれる講師も多くいます。

辞めない制度作りをすることで、教室は強くなっていく

ルールの構築、待遇の改善を意識していければ、飲み会やレクリエーションなどはほぼなくても離職率は下がっていきました。もちろんコロナもあったので、その辺りが不要になった感じではありましたが、良い雰囲気でみんな働いてくれています。

これからも辞めない組織作りをして、より良い塾を作っていきたいなと思います。

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