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大阪トラックと言う名のトランプとトラップ

いーつーまーでも
いつぅまーでもー
はーしれはしーれ
おおさーかトラックー

わかりにくいわい。
G20でABE首相がその言葉を発した時、
私は小樽でタコ天ラーメンとうにぎりを食していた。
タコ天ラーメンは今まで見たことがなかったが、塩ベースのラーメンにタコが合う。
うにぎりとはなんぞや。
雲丹の塩辛が入ったおにぎりだ。
これも絶品であった。

タコと雲丹に舌鼓を打っていたその時、
安倍さんが「大阪トラック」の実現と発射した。
いや、その前に、あの米日中の並びと密着度に一度タコを吹き出しそうにはなったのだが。

オオサカ トラック??
雲丹の塩辛が口の中を幸せで一杯にした時、
私の頭はあらぬイメージで溢れかえっていた。

政府主導で大阪トラックと言う会社を立ち上げる案。
これは各国の首脳がいる前で話すことなのだろうか。
そもそも東京はどうした?
そして政府主導のトラック会社とはなんぞ?
トラックを作るメーカーなのか、
それとも物流会社なのか。
分からん。

オオサカ トランプ?
まさかトランプとトラックを言い間違えたのか。いよいよ安倍さんもヤヴァイ。
大阪トランプの実現。
米国のトランプさんは目の前にいるし、
各国首脳とトランプをやるわけではなかろう。
そもそもトランプとトランプってなれば、
ちょっとオヤジっぽいギャグにしか聞こえない。

オオサカトラック?
トラック!なるほど!
陸上は英語でトラックアンドフィールドだ。
つまりG20を記念に、陸上競技場を作るのだ!
各国の首脳たちとそこで運動会を開き、
結束を深めるということだな!

どれも違っていたが、IT経済を実現するために必要な、国際統一ルール制定のためのの道(トラック)ということらしい。

1番驚いたのは、大阪トラック運送株式会社さんだろう。
この運送会社は実在する会社で、
大阪で運送業を営んでいる。

安倍さんが発言した瞬間に問い合わせが殺到したのではないだろうか。
しかし物流のお問い合わせではなく、
99.9%は大阪トラックって何ですか?
であっただろう。

どちらにしても大阪トラック運送会社さんには、追い風が吹いている。
これを名付けるとしたら、
巻き込まれマーケティングだ。

ネーミングはともかく、
各国の首脳陣が大阪に集っている。
それだけでドキがムネムネなのである。

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