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寄り道・回り道・努力道

「せっかくの努力が徒労に終わった。」
誰もこんなことになりたくはないと思うだろう。
しかし努力というものは結果に直結しない。

これまで生きてきた中で、私は努力直結型人間にあったことがない。
文字の如く、紆余曲折して行く中でたどり着いたその先が結果である。
努力の道は、飛行機の滑走路のように広く真っ直ぐではない。

曲がりくねったり、たまに寄り道したりで辿り着く結果であればまだ良い。
一番悲劇的だと思うのは、逆走してしまうことである。
方向さえ合っていれば、早い遅いは別として結果というゴールには辿り着く。
しかしその道を逆走してしまえば、
地球を約1周しないとその結果にはたどりつかない。

たまに逆走人間に出会すことがある。
逆走君たちはなぜ逆走しているのだろうか。
君たちはGoogle マップに頼らない伊能忠敬派の人間なのだろうか。
それとも君からはコンパスを逆に向かせるほどの磁気が出ているのか。
そうか、君は磁場なんだな。

逆走しないための導きが何かといえば、「要点」や「ニーズ」である。
要点やニーズを履き違えてしまうとあらぬ方向にワイ達は歩き出す。
要点やニーズについてはよく吟味すべしである。
周りの人に聞いてみるのも良いだろう。
もしくは走り出した後に周りを見渡せる余裕を持つことだ。

できるだけ多くの人の逆走を防がねばならぬ。
必要なものはナビつまり導きの力であり、
久々に出てくるセンクス教のメソッドに逆走禁止の看板を追加しよう。

逆走しているほど人生は長くないのだ。

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