ミスターセンクスへの挑戦状

ミスターセンクスの元へ
ダイレクトメールが届いた
見知らぬ会社名のそのDMは
なかなか分厚く
緑がかった封筒に入っている

中には5枚ほどの案内が入っており
開封した瞬間
ミスターセンクスは悟った
これは私への挑戦状だ

幸運にも1枚目の用紙には
女が必ずエクスタシーに達する技が
イラスト付きで掲載されていたのである

ミスターセンクスは心から思った
家族に見られなくてよかったと

部屋に戻ったセンクスは
もう一度その封筒を開け
逝かせ方漫画を熟読する
乳首は20分以上だ
なるほどなるほど
時間をかけるのだ
この作者はエクスタシーがわかっている

センクスがその内容を読み終えた頃
ページの下部にある商品が見えた
媚薬である

つまりこういうことだ
懇切丁寧に逝かせ方を伝授したけど
所詮あんたのテクでは無理
だから媚薬でも使いなさい

君は誰に向かって物を言ってるんだ
私はミスターセンクスだぞ
変態の中の変態
変態キングセンクスに無礼ではないか

そうかこれは挑戦状なのだ
男として受けて勃とう

この媚薬とチンカススキル
どっちがすごいか勝負しようじゃないか
購入してみよう！！！

ふと我に帰ったセンクスは
その鼻息が戦意によるものではなく
書類に書かれたいやらしい絵を見た
興奮であることをさとる

そして思いとどまったのである
AIDMA不成立の夜に乾杯
チンチン