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こんなに濡れているよ

昨日は朝も早よから夜も遅っそまで撮影だった。
撮影後には懇親会があり、とても楽しい時間を過ごした。
疲れと酔いのせいで、私はなぜかハイテンションで東横にインしたのだ。

明日の朝も早いんだから早く寝ないといけないな。
そんな大人なことを思いながらもなぜかハイテンションの私は、
iPhoneをクソ狭いユニットバスに持ち込み、
Diplo Rhythmを聴きながらワーシャーで濡れることにした。

ちなみにDiplo Rhythmとは、グレイズアナトミーの人が踊り狂う曲である。

そんなテンションでシャワーを浴びおえると、
何とiPhoneが美女じゃない、ビショビショに濡れていたのである!
ビジネスホテルのユニットバスあるあるで、
シャワーの水が飛散しないようにカーテンを閉めたとしても、
両端の隙間から水が飛び出してしまうことがよくある。
ワイのiPhoneは発射された隙間汁を浴びてしまったため、
びしょびしょになったようであった。

しかし私のiPhoneは比較的新しく、防水仕様だ。
こんなに濡れたiPhoneを見るのは初めてで、
ガジェットに性的興奮を覚えることはなかったのだが、
優しくタオルで拭き取ってあげたのだ。

その後ベッドに倒れ込み、何の気なしにiPhoneを充電器に繋ぐ。
酔っ払って意識が遠のいた私の意識が急にカムバックする。
「濡れたiPhoneを充電するってヤバすぎる」
一瞬で気づいたのである。水と電気はやばい。
感電という昇天以上の刺激が私の体を襲うのではないかと思ったその瞬間、
ワイのiPhoneに見慣れない通知が現れてたのである。

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Appleサイトより

ぬあんだこれは。
調べてみると、液体検出機能というものらしい。
ライトニングコネクタ(充電器挿すところ)に液体を検出すると、
「キミ、もうこんなに濡れているよ。乾かしなよ。」
と優しくダンディーな声で教えてくれるわけだ。

男女のシチュエーションで言えば、「乾かしなよ」のコメントはまずい。
そんなことを言った日には一生一緒に寝てもらえなくなるだろう。

しかしiPhoneのシチュエーションで言えば、とてもお利口な機能である。
安全でありそしてスマートである。

長年iPhoneは濡らしちゃダメよというルールの中でやってきたので、
防水機能がついた最近のiPhoneであっても水に濡らすのが怖い。
ワイはテクノロジーについていけず、
今までこの機能に気付くことができなかったということなのだ。

濡れるより濡らす存在となるために、凝り固まった常識を覆し、
今日からいろいろなものを濡らしてみようと思う。

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