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思った以上に「ひとり」で、思った以上に「ひとりじゃなかった」件。


4月に会社を作って、正直なところ現状では
「器作ったが中身追いついてません」なのだが、
でも気づいたことがある。

ひとつは、思った以上に「ひとり」だってこと。

会社を作ろうと思ったのは、
本当に突然にそのアイデアが「降りてきた」のだけれど。

このアイデアによってはっきりと前進させることになったのは、
社会人先生養成講座」サービスだ。
このサービスのアイデアそのものは、4−5年前からあったし、
おそらく、キャリア教育コーディネーターなら、
誰でも一度は思いついたことがあるだろうと思う。
でも、誰も手をつけずに時間が過ぎ、
一方で、このサービスの可能性に賭けていた側面もあった。
実現性もニーズもないアイデアなのかもしれないにもかかわらず。

であれば、本当に可能性があるものなのか、
やってみてダメなら、さっさと次に行く方がいい。
だからWEBサイトもまずは無料でできるものを立ち上げる。
コンテンツも稚拙かもしれないが、ミニマムで世に出す。

「早く行きたければ一人で。
 遠くまで行きたければ仲間と。」

っていう言葉もよく聞くのだけれど、
無自覚だったが、いま手に入れたいのは「スピード」。
だからひとりでできる範囲で
まずは世に出せる状態を作ろう。
ダメならそのときはそのとき。
やってみたら、よくても悪くても、次が見える。

しかし。
ひとりでやるってことは、
このサービスの全てに責任を持つってことで、
 (当たり前なんだけど)
会社としての責任とかいろいろなことが、
重いプレッシャーでもある。

あー、ほんとに、「ひとり」なんだなぁと。

でも、もう一方で思ったこと。
「思った以上に、ひとりじゃなかった」。

ひとりでできる範囲でサービスを世に送り出そう、
と思っていたけれど、
コンテンツを作る過程で、
いろんな方が力を貸してくださった。
いままさに、助けてもらってる。

販売方法のコンセプトは「半分くらいのオープンソース」。
著作権を自社だけでなく、
キャリア教育コーディネーターネットワーク協議会
との
共有物にしたもの、
キャリア教育コーディネーターにオープンにできる部分を
増やしたいと思ったから。

たぶんこのサービス、
いろんな人たちの想いとか気持ちを背負って、
世に出て行くことになると思う。
それは全く想像してなかったことだったけど、
でもこのタイミングでないと実現しえなかったことだと思う。

基本的には一匹狼体質。
非対人傾向で職人タイプ。
奇しくもベネッセを退職して10年だが、
自分がこんなに人と関わりながら仕事をしているなんて、
10年前はカケラほども思いもしなかった。

というわけで、そろそろ現実逃避は終わり。
6/24のC/Oに向けて制作を進めねば。

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