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第1期が終わってみてどう?って話。

会社の設立(登記)は4/1なのですが、税務署とか社保とか年金とか税理士さんとか、もろもろが全て完了するのにさらに時間がかかったので、「4/1=2期目に突入」って感じがしなくて・・・(笑)

決算が終わって、納税を済ませて、やっと終わった感じがします。

会社を作って1年が経ちました。

というわけで、会社を作ってみてどうだったんだろうね?というところを少し振り返ってみたいと思います。

●個人事業主からの「法人成り」ってどうなのか。

これは、タイミングの見極めは必要だなと思いました。個人の時よりも経費と手間がかかるようになるので、私の場合はもう少し売上がある状態になってからの方が、「法人があった方がお得」な状態になると思います。最初から法人を作るのは、融資などの計画がない限り、おススメはできませんね。でも特に男性って、最初から法人化したがる傾向、ありません?(笑)

●お金の動きが否応なしにクリアになる。

これは法人に限らず、個人事業主でもきっちりやった方がいいです。私は確定申告前にまとめて会計ソフトに入力・・・とか、アホウなことをやっていたので(笑)、把握できてなかっただけです。アホウっ!
法人化したらさすがに決算書を自前でってのは自信がなく、税理士さんという「外の目」を入れることになり、そうなると月単位できっちり管理しないといけなくなり、また「役員報酬」を毎月払うので、それに伴う社会保険の処理も必要になる・・・結果的に月単位で収支を意識せざるを得なくなり、その積み上げで、年間の予算をきっちり考えるようになった・・・というのは、やってみて非常に良かったと思う点です。
繰り返しますが、個人事業主であっても、本来はきっちりやるべし!です。

●会社のあり方は自分で決めていいはずだが?

会社を作る=起業、って感覚にいまだに違和感がありまして(笑)
一般的な「起業スクール」って、「雇用できるようになる」だったり、「スケールアウトする」という、右肩上がりのモデルがベースになっている感じなんだけど、「そうじゃない会社」ってあってもいいんじゃない?って思いました。もちろん、赤字にしないことというか、事業を維持するってことはサービス提供できる体制やクオリティを考えても最低限必要なことだと思うんだけど、「誰に対して・何を提供するか」次第では、スケールアウトって必要ないこともあるんじゃないかと、思ってみたりして。そういう「どうあるか」みたいなことを、惑わされないで決めるってのも大事だなと思いました。ちなみに、弊社は雇用もしませんし、スケールアウトも考えておりません(笑)

●というわけで、今年はもう少し売上を伸ばしたいと思います(笑)

予算を組んでみたら、おおぅ、もう少し売上あげなきゃ、ってこともわかってきまして(笑) 基本的に営業って苦手というか、営業機能を持ち合わせていない職人タイプなのですが、「売上を伸ばそう」って意識したら、不思議なことに、「私なりの売り込み」も、いつのまにか、やってました。あら、不思議(笑) 意識するって、大事ですね。

今年は、ワクワクする仲間たちと、
たくさんのワクワクを作れる仕事を、
増やせたら、と思います。

いつも松倉におつきあいいただいている皆様、
いつもありがとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。


松倉由紀
キャリア教育コーディネーター・教育研修プランナー。1975年長野県上田市生まれ。静岡大学人文学部社会学科卒業。地元での就職に失敗(4か月めで退職届!)ののち、大手通信教育会社、人材派遣会社、コンサルティングファームを経て現職。キャリア教育の領域で教育プログラム開発と「しくみ作り」をする「企画屋」であり「風呂敷たたみ屋」。2016年4月個人事業主から法人成り(株)ax-factoryを設立。
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