「桜って散るんだな」と感じ入った朝。高速道路のインターを降りてすぐの交差点、信号を待つ間に小ぶりの桜の街路樹を見ていたら、ひらひらと花びらを散らした。風は無かった。咲き切ったんだな、とおもった。木や枝は離れていく花びらに見向きもせず、花びら側も未練もなさそうだった。春だった。

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