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自分自身を拝むことで、真の幸福を引き寄せる

我が家のキッチンの窓辺には、小さなマリア像が鎮座しています。

私はクリスチャンではありませんが、過去にカトリックの神父様とのご縁をいただき、私はその神父様のことが大好きで🥰
その大好きな神父様が、お別れの際に我が家にくださったのが、このマリア像。
とても嬉しくて、それ以来、私はそのマリア像を大切に奉り、事あるごとに祈りを捧げ、
毎朝、あるいはキッチンに行くたびに、ご挨拶をしているんです。

そんなある日のことです。
いつものように、マリア像に向かって手を合わせ、感謝の祈りを捧げている時でした。
私の心の内にふと、
「あら?しかし、私自身も神様であるなら、何もマリア様に向かってお祈りをする必要はないのでは…?」という思いが湧き上がったんです。

すると、「よく気づきましたね…😇✨」と、
いつも私を導いてくださる天のお方が、マリア像を通して、ニッコリと微笑んでくださいました。

「そうですね^^。あなたの中にも神様がいる…、そして、すべては一つ…、ということは、自分以外の神様に向かって祈るのも、ご自分に向かって祈るのも、同じことなのですね」

「そして、まずはご自分に向かって祈ることが、真の幸福への近道です…^^」

と、教えてくださいました。


そうなの…?

あ、なるほど…!

私たち人間の悩み、苦しみ…、それらはおおよそすべて「自己否定」が根本にあることは、私もそれまでの学びや経験から、理解していました。

それはつまり、裏を返せば、私たち人間が悩みや苦しみから解放され、真に幸福になるための根本には、「自己肯定」が必要だということ…。

最近よく言われる「自己肯定感」ですね。
または、昔からある言葉でいうなら、
「自尊心」…。

自分を尊ぶ心。

自分の中の神様を拝む…、
自分自身に手を合わせる…、
自分に向かって祈る…、
つまりそれは、幸福の根本である「自尊心」を、とてもダイレクトに美しく表現している姿なんですね…✨


「自己否定」から完全に解放されている方というのは、残念ながら、私を含め、まだまだ少ないです。
それゆえ、この世にはまだまだ、悩みや苦しみを抱えた方が溢れています…。
それが「人間」だとも言えますが😌

そうかあ…、
私たちが真の幸福を得るために、さらなる自尊心を育むには、「神様が上」「自分は下」という視点からさえも優しく手を放して、まず自分自身の中の神様を尊ぶことが大切なんだな…。

そして、自分自身に向かって拝むという行為は、幸福の源泉であるその「自尊心」を育んでくれるんだ…。

そんなことに気づき、
また一つ宇宙のあたたかな真理を思い出せたことの喜びを感じながら😌、
同時に私は、ふと父のことを思い出しました。

***

私の父方の実家は、小さな神社⛩️の階段下すぐのところに建っています。
まるで神社の門番のような^^、
そのようなご縁から、私の実家は代々その神社のお世話をさせていただいており、
私も小さい頃から、まるで我が家の離れの一室のように、神社に親しんで育ちました。

そして小さい頃の私に、お酒好きの父は酔うとしょっちゅうしょっちゅう、こんなことを尋ねてくるんです。

「あの祭壇の奥には、何があると思う?」
「お前たちが祈ってるあの扉の先には、何が置いてあるか知ってるか?」

いわゆる、この神社の御神体は何か?ということで、
答えは「鏡」なのですが、

あんまり何度も何度もその話をしてくるもので、私も大きくなるにつれて、「はいはい、鏡でしょ!」なんてw、
「あー、もううるさいなぁ。もう知ってるから!」という思いが先に立って、
なぜ鏡なのか…、「自分を映すためだ」とかなんとか父が何か話していたような気もしますが、「そんなの鏡なんだから当たり前でしょ!」といつも、聞いてるふりで右から左へスルーw、
それ以上深く考えることもなかった、幼い私でした。

それが、その日その瞬間、やっと心から理解しました。

神社の御神体が鏡である理由…。
私たちが、神社で、知らずにでも鏡に向かって祈っている理由…。

それは、
「あなたこそが神様ですよ」
「あなたの中に神様はいるのですよ」
「だから、もっとお幸せになりたいなら、ご自分を尊び、ご自分に向かって拝んでください…」
「まずご自分を尊ぶ…、それが真の幸福への道ですよ…」
という、天からのメッセージだったんですね…✨

まだそれを理解する準備ができていなくて、「どこか遠くの神様」に向かって一生懸命に祈る私たちにも、
真の幸福がありますように…、

今はまだ知らず知らずにでも、自分自身に向かって祈ることで、自尊心が育まれますように…、
それによって、私たちが真の幸福に辿り着きますようにと…、

気が遠くなるほどの大きな大きな慈愛と目的を込めて…、

ご自分の前に「鏡」を置くことで、祈りのエネルギーを反射させ、祈っている私たちにお返しくださっている…、

それは、古の賢者の方々を通じて表された、天の大きな大きな愛だったのだなあ…と、感動してしまいました😢🙏✨


御利益は、どこかの神様が棚ボタのように施してくれるものではなく、自分自身を尊ぶことによって上がった自身の波長が、引き寄せるものなのですね…。

あの場所に鎮座しておられるのは
あなた自身でした✨

もちろん、御神体に鏡が採用されていることの理由には諸説あります。
一つの事象にも色々な意味や愛が込められており、その他の説が間違っているということではございません。

しかし、このことに気づいてみると、
有名な神社へ出向いて行って、その「神様」へ向かって祈ることも、
自宅の鏡に映る「自分自身」へ向かって祈ることも、実は同じく尊いということが分かります。
むしろ天は、まず自分自身に祈りなさいと仰るのです。

出向いた先の神社の御神体が鏡でなかったとしても、この世のすべてのエネルギーは一つであり、どこかの神様と自分の中の神様も繋がっているので、どこかの神様への祈りも、いずれ回りまわって自分自身へ還ってきます。
しかし、こうして考えてみると、それは少し遠回りなんですね。

「神様が上」で「自分は下」という意識を優しく手放し、
「自分自身こそが神様であることを知り、まず自分の中にある神性を尊ぶ」…、
そして、そのことを行うのに、実は場所は関係なく、

つまり、私たちは、いつでも、どこにいても、そうしたいと思った瞬間から、
自分の力で、すべての悩みや苦しみから解放され、自分自身を真の幸福に導くことができるのです…✨


「自尊心」を育む…
「まず自分自身を尊ぶ」…

それは今時の言い方なら「まず自分を愛しましょう」というフレーズでもあるでしょうか。

でもそれって、簡単なようで、案外難しいことでもありますね。

まず自分を大切にする…、
それは、いたずらに自分を甘やかすことではありません。
わがままになることでも、ありません。
我が儘とは「我(が)のまま」、つまりエゴの方の自分に身を委ねてしまっている状態のことです。

「自分を尊ぶ」…、
それは「自分の中の神様」を尊ぶこと…😊

神様を大切にするように、自分自身を大切にする、
神様を祀るように、自分自身を丁重に扱うということです。

「これは自分を愛することになっているのだろうか?それとも、エゴだろうか?」
そんな風に迷う時には、
「自尊心」を大切にできているか…、
「自分の中の神性」を尊べているか…、
考えてみられると良いです😌


例えば、育児中の方で、「子どもの自己肯定感を高めるにはどうしたらいいのだろう?」
「子どもに幸福な人生を送らせてあげるにはどうしたらいいのだろう?」と、考えておられる方もいらっしゃるかもしれませんね。

そうであれば、まずは、「この子も神様なんだ」という目で、お子さんを見て差し上げることから、始めてみてください😊

そして、甘やかすのではなく、我が儘にさせるのではなく、
お子さんの神性を、尊んであげてください。

「どうすることが、子どもの神性を尊ぶことになるんだろう??」
さあ、そここそが、親御さんたちの腕の見せ所ですね^^。やり方は色々とあると思います。

参考までに、私の場合の一例を挙げるなら、
例えば私は、子どもに対して「美しいな」「可愛いな」「いい子だな」「いいことをしたな」と思う時、つまり子どもの神性のほとばしりを見つけた時には、逃さずいちいちしっかりと言葉にして伝えてあげるように、心がけています。

また、逆に子どもが自分の中の神性を自身で汚すような振る舞い、神様らしくない振る舞いをする時は、「そういうことをすると、自分の心が痛むでしょう…?」などと声をかけて、そっとたしなめてあげます。

…と言いつつ、私ももちろんまだまだ、
逆につい子どもを否定するような言動をしてしまう時もありますが😂、
「自尊心」がしっかりと育まれると、低波長の出来事は人生に起こりにくくなります。

世界の幸福は、家庭の幸福から。
それよりもまず、個人の幸福から…。
自分の自尊心を育むと同時に、未来を担う子どもたちの自尊心も大切に育んであげたいなと、
そして、お一人お一人に少しでも幸福な人生を歩んでほしい、
そんな幸福な人々が増えることで、より良い世界を築いていってほしい、
そんな願いを込めて、
我が子に限らずお若い方々には、特にそのように接することを心がけている私です😌

***

このように、まず自尊心を高めることが、人生を真の幸福へと導く第一歩✨
自分自身に向かって拝むことは、そのための、確かに一番の近道であります。

様々な高次の神神様に会いに行くのも、もちろんとても楽しいものですが^^、
まずは日々、鏡の中のご自分に向かって手を合わせ、拝んでみませんか…?

どんな願いも、どんな祈りも、まずはご自分の中の神様に届けてみてください。

それは、とてもあったかな感覚です…✨

その瞬間から、あなたの人生は、地に足の着いた真の幸福を、次々と引き寄せ始めますよ…💖

場合によっては、何らかのメッセージや気づきがひらめくこともあるでしょう。


慣れてくれば、実は、鏡も必要ありません。
何か優しい光景に出会った時など、胸の辺りにフワッとあたたかくなる場所がありますね。
そこが、あなたの神性が宿っている場所✨
そこに意識を向けて、心の中で手を合わせるだけでも、神様と繋がり、自尊心を育むことができます。

また、もちろん、神社という静けさに満ちた聖なる場所で、あえてその神社の神様に向かって祈ることで、自分自身に向き合うのも、やはり素敵なひとときですね^^。
私も、神社の境内で内省をし、そこにおられる神神様たちとコミュニケーションをするのが、変わらず大好きです⛩️💕

***

我が家のキッチンの窓辺には、今も小さなマリア像が鎮座しています。
あちらが上でこちらが下、マリア様に何かをお願いするという感覚は、今はもうありませんが、
やはり私もいまだ、完全な自尊心を持つには程遠い未熟な人間。

今の私にとってのマリア様は、言うなれば、憧れの先輩…🥰
いつか辿り着きたい憧れのお姿…💕

「理想のお姿を表し続けてくださって、ありがとうございます」
「私、頑張っています✨」と、
懐かしい大好きな神父様のお姿も重ねながら、日々愛と感謝を込めて、ご挨拶をしています。


皆々様も、まずご自身を拝むことで、まだまだたくさんお幸せになってゆかれますように…😊💕

読んでくださった神神様…、ありがとうございました😌🙏✨

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