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海水浴場が充実の八丈島で遊び尽くす

Swimming beaches for small kids in Hachijo Island, Tokyo

前回、割りと八丈島をボロくそに酷評してしまいましたが、絶海の孤島なだけあってビーチは充実しています。
遠浅の海辺や、岩場で囲まれたプール状の海水浴場があり、小さな子どもと一緒に楽しめるスポットがいくつかありました。

|おすすめ海水浴場4選

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底土海水浴場は東海汽船の大型船も発着する港に隣接していて、遠浅で波も少ない穏やかなビーチです。

駐車場も近くて、トイレや東屋もあり、夏になると近くの商店も営業するようなので、利便性が高いのが魅力。
黒っぽい砂鉄の混ざった砂浜なので、パッと見で「青い海!白い砂浜!」とはなりませんが、海水浴のしやすさで言えば島一番かもしれません。

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意外と良かったのが、島南部にある「乙千代ヶ浜(おっちょがはま)海水浴場」です。

夏だけ海水プールが営業しますが、写真のような人工的に囲われたタイドプール状の海水浴場もあって、波はないけれど魚や海老が泳いでたりして、小さな子どもは大興奮!
裏側はダイビングスポットになっているので、岩場に階段がありましたが、結構な強い波が打ち付けていたので、間違っても子連れファミリーはそちらに行かないように。

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昔の港の入り組んだ港湾部分を活用した、旧八重根海水浴場も良さそうです。
この日は荒天で近づけませんでしたが、波が落ち着いた日には地元の子供達が湾の中で泳いでいました。
もともとは港だったので、スロープ部分が階段になっていて整備もされていますし、トイレも近くにあってバス停もあるので、使い勝手が良い小さな海水浴場です。

|時間があればトライしてみて!

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島南部にある裏見ヶ滝は、マイナスイオンをたっぷりと補充できる癒やしのスポット!
遊歩道を進んでいくと滝の裏を通ることができて、水しぶきのカーテンの内側を歩けます。

本来なら日帰り温泉施設が併設されていて、川を眺めながら露天風呂に入れるはずなのですが、この日は臨時休業中でした。
八丈島は火山島のようで、温泉スポットが多くあります。
日帰り温泉施設も充実していますが、我々が訪れたタイミングは全島で臨時休業になっていました、残念。
今現在、営業しているかは事前に確認してみて下さい。

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八丈島に来たら挑戦してほしいのが、くさや!

ムロアジと呼ばれる身が少ない小さめの鯵を、くさや液と呼ばれる強烈な腐敗臭のする発酵液に漬けた保存食です。
アンモニアっぽい香りするので、トイレの臭いなんて言われることもありますが、まぁ、概ねその通りです。

でも、意外と食べるとそこまで臭いは気にならなくなってきます。
旨味成分がみっちり詰まった魚の干物という感じで、好んで食べたいとは思わないけれど、名産品としてなら1回くらい食べておくか!という感じです。

孤島で海が荒れるとなかなか物資が届かない八丈島ならではの、どうにかあるもので食いつなごうと考えた先人たちの知恵の結晶だと思います。

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八丈島乳業が運営する八丈島ジャージーカフェでは、八丈島で育てられたジャージー牛乳を使った乳製品が食べられます。
島一番の大型スーパーあさぬまの駐車場敷地内にあり、バス停からも近いのでサクッと地元のアイスクリームが楽しめます。

こちらは伊豆諸島でよく採れる明日葉を使ったソフトクリーム。
明日葉自体がさっぱりとした爽やかな味なので、お茶のアイスかな?という風味でした。

|八丈島観光の手引き

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ここまで八丈島の観光スポットを紹介してきましたが、まずはどこに行こうかしら?と思ったときには、町中にある観光協会に行くとパンフレットをもらえます。

温泉情報などもここで聞けるので、まずは最新情報をゲットするなら観光案内所へ。

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八丈島は一周45kmあるので、全部回ろうと思うとレンタカーが必須です。

旅行予約サイトに掲載されているレンタカー屋さんは割りとすぐに埋まってしまうので、現地で朝イチに電話で問い合わせて車を借りました。
今回お世話になったのは「モービルレンタカー八丈島店」で、スーパーあさぬまの裏手にあります。
島内中心部なら送迎もしてくれるのと、ちょっとしたスキマ時間でも借りられるので、レンタカーの空きが無かったら、こちらに問い合わせるといいですよ!

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どうしても車が借りられなかったら、バスも活用しましょう。
八丈町営バスは町役場から空港を結ぶルートと、中心地から島の南西エリアに行く2つのルートがあります。

逆に北方面のバスはないので、南原千畳敷から八丈富士あたりを観光する際にはタクシーかレンタカーになります。

|八丈島は海水浴と温泉を楽しむ島

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最終的に色々と見たりやったりした結果、八丈島を満喫するなら海水浴と温泉を堪能するべきだな、と思いました。

海水浴場も湘南ほどは混んでいませんし、海の家も1~2軒で素朴で穏やかな雰囲気です。
特にプール状の海水浴場は小さな子どもでも浮き輪があれば、十分楽しめるので喜ばれるでしょう。

訪れた期間は温泉施設が軒並み臨時休業中でしたが、今はだいたい営業しているようですし、温泉施設をまわれるパスも発行されているので、是非海と温泉を楽しみに、八丈島へ行ってみてください!

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