4. イタリア・ミラノ

ミラノに入ってからは観光とショッピングを楽しみました。ミラノは主人が住んでいた街なので、観光プランはすべてお任せしました。
まず訪れたのはミラノ中心地にある中世のお城「スフォルツェスコ城」。

スフォルツェスコ城 Castello Sforzesco
Tel: +39 02 8846 3700
住所: Piazza Castello, 20121 Milano
Web: https://www.milanocastello.it/en

広い中庭と建物裏にある広大な公園が気持ちいい場所でした。広い敷地で息子を遊ばせようと思っていましたが、たまたま熟睡中。残念！

そして、レオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐を見に行きました。最後の晩餐の予約はかなり競争率が高いと聞いていました。実際、渡航２ヶ月前に公式のチケット予約サイトViva Ticketで見たら完売。奥の手の電話予約もつながらなかったので、我が家は現地代理店アーモイタリアで取りました。

サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会 Santa Maria delle Grazie
Tel: +39 02 467 6111
住所: Piazza di Santa Maria delle Grazie, 20123 Milano
Web: www.legraziemilano.it

最後の晩餐は大学の現代美術史で出ていてユダの金貨と復元された足元を見たい！なんて思っていたのですが、現物はそんな気持ち吹っ飛びました。
キリストは翌日に磔にされるはずなのに、その顔は達観していて憎しみや恨みといった表情は全く無いのです。「こうなったら仕方ないしなぁ～」という達観した顔でみんなとの時間を楽しんでいて、教科書で見た写真よりもほんわかした雰囲気でした。
こうした空気感は実際に見てみないと伝わらないものですね。

それからブルガリ ホテル ミラノ Bulgari Hotel Milano のラウンジで優雅なティータイムにしました。

Tel: +39 02 805 8051
住所: Via Privata Fratelli Gabba, 7B, 20121 Milano
Web: https://www.bulgarihotels.com/en_US/milan

さすがに宿泊は予算の関係で都合がつかないけれど、ラウンジで贅沢で洗練された空間を楽しみたい！と思い、えいや！と子連れで伺いました。平日の昼下がりでほとんど人がいなかったのが幸いして、家族３人でゆったりとした素敵な時間を過ごすことができました。

そして、ここで頂いたホットチョコレートが鼻血が出そうなほどに濃厚で美味しかった！！！温かいミルクで好みの濃さに薄めて飲んでね、と言われたけれど、確かにそのままだと濃すぎて鼻血が出そう。
クッキーがまた優しい味わいと食感でチョコレートにもコーヒーにもあいます。北イタリアの郷土菓子で「Krumiri（クルミーリ）」と言うそうです。旅の途中でなければお土産に買いたかった…

ランチは主人がミラノ在住時から贔屓にしている絶品シーフードのお店へ。

Trattoria del Pescatore デル ペスカトーレ
Tel: +39 02 5832 0452
住所: Via Atto Vannucci, 5, 20135 Milano
Web: http://www.trattoriadelpescatore.it/

ロブスターと書かれた皿を指差して、ハウスワインというと豪快な一皿が出てきて、グラスにワインがどぼどぼと注がれます。
大きなお皿にぶつ切りのロブスターが一匹まるごと入っていて、そこに生玉ねぎと硬めのトマトが放り込んであります。新鮮なエキストラヴァージンオリーブオイルたっぷりのソースに浸してあり、パンにつけると絶品！！
残念ながらあまりの人気店で電話予約は必須。今回も2ヶ月前から何十回も国際電話をしたものの繋がらず。来店前日にようやく電話が繋がり、ランチであれば席が取れると言われてやって来ました。
今回はイタリア語で予約しましたが、お店では簡単な英語であれば通じたので臆せず電話にチャレンジしてください。その価値は絶対あります！！

ランチ後はミラノを代表するアイコンであるドゥオモを見てから、周辺でショッピングです。この辺は観光客が集まる場所で、しつこい物売りや怪しい動きをしている人が多く感じたので、少し気をつけて行動しました。

Duomo di Milano ミラノのドゥオーモ
Tel: +39 02 7202 3375
住所: Piazza del Duomo, 20122 Milano
Web: https://www.duomomilano.it/en/

ドゥオモ向かいのアーケードにはプラダ本店があることで有名ですが特に用がないので記念撮影だけしてスキップ。

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリア Galleria Vittorio Emanuele II
Tel: +39 02 8845 5555
: Piazza del Duomo, 20123 Milano MI, イタリア
Web: www.turismo.milano.it

La Rinascente（リナシェンテ）というイタリアの高級百貨店に行くと、クリスマスシーズン限定のドルチェ&ガッバーナがデザインしたパスタを発見！地元価格なので爆買いして、現地の郵便局から日本に送りました。
しかし、この荷物を送るために主人は郵便局の窓口でたらい回しにされて、すごく大変な思いをしたそうです。This is Italia!

ショッピングで興奮しすぎたのでジェラートで休憩。接客はぶっきらぼうなのに、素敵な花びらのように盛り付けてくれました。

ヨーロッパの最新トレンドを集めた超高感度なセレクトショップ『10 Corso Como』で私のクリスマスプレゼントを選びました。

10 Corso Como ディエイチコルソコモ
Tel: +39 02 2900 2674
住所: Corso Como, 10, 20154 Milano
Web: www.10corsocomo.com

10年くらい前に東京・青山にもショップが有りましたが惜しまれつつ閉店。ここでは世界中の一流ブランドや新進気鋭のファッションブランドからセレクトされたセンスの良い洋服や宝飾品が置かれています。
そのセレクトのセンスが素晴らしいことに加えて、ヨーロッパのブランドが現地価格で手に入るのはすごく嬉しい！奮発してソニア・リキエルのブローチを買ってもらいました。

ミラノはショッピングとグルメと決めていたので2泊3日の滞在でした。
次は特急電車に乗ってベネチアへ向かいます。