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Awesome Sea(浅虫)とウニ養殖について

公益財団法人21あおもり産業総合支援センター様の助成を受けることになりました!😊

これまでのNOTEの中で、Awesome Seaグループの目的が「沿岸過疎地の再生」事業であることをお伝えして参りました。

そのプロジェクトの中でも、特に重要な地位を占めているのが、今回の「ウニ養殖」です。

今回、公益財団法人21あおもり産業総合支援センター様の「青森県スタートアップ補助金」に申し込みをし、これまでの取り組みの成果や、プロジェクトの意義などを説明する機会を頂戴しました。

そして、なんとその結果、当グループの「水産資源の早期回復向けた資源管理型漁業で、通年漁獲可能な陸・海養殖ウニを開発」事業が助成を受けられることになりました。

真剣にお話を聞いて下さった公益財団法人21あおもり産業総合支援センターの皆様、大変ありがとうございました。

プロジェクトに携わってきてくれたメンバーの皆さんも、大変ありがとうございました。これからが大変なので、みんなで力を合わせて頑張りましょう。

何故、ウニ養殖なのか

さて、では何故ウニ養殖が、「沿岸過疎地の再生」プロジェクトにおいて重要なのかを軽く触れておきたいと思います。

これは沿岸部だけで言えることではありませんが、環境の変化社会構造の変化経済の変化、様々な要因から地方は非常に苦しい状況にあるのが現実です。

何がどう厳しいのかと言えば、色々ありすぎて書ききれませんが、簡単に言えば「産業が無い→働き手が都心に行く→労働力が足りない→ますます産業が廃れる」という負の連鎖です。

この負の連鎖は、単なる経済的な問題ではなく、自然環境の維持ができなくなることや、社会的弱者が更に苦しい立場に置かれるなど、その他の様々な要因に繋がっていきます。

そういった複合的な問題を解決できる手段の一つが、「ウニ養殖」だった。という事です。

ウニ養殖に期待されていること

前述の通り、今回のウニ養殖には複合的な問題を解決することが期待されています。

  1. 地元経済の活性化(シンプルにウニによる経済効果)

  2. 働き手の所得向上

    • 障がいを持った方:当グループでは障害福祉を担っておりますので、障がいを持った方の所得向上は、特に重要なミッションです。

    • 女性・高齢者:地方では仕事が限定されているため、働きたくても働けない女性やご高齢の方がたくさんいらっしゃいます。そういった方々へ働きやすい環境を提供します。

    • 漁師:ウニの身入りが悪く、ウニを獲っても収入に繋がりにくかったのですが、私達が買い取りすることで安定した収入確保に繋がります。

  3. 藻場の回復

    1. ウニが海藻等を食い尽くす「磯焼け」現象の沈静化

    2. ブルーカーボンクレジットの認証を目指す

これ以外にも、今回のプロジェクトは簡単に書ききれないほどの波及効果を持っていますので、今後も随時NOTEで発表して参りたいと思います。

おわりに

今回の助成は「開発実験」を念頭に置かれたものです。
実際に事業としてスタートするのは来年3月以降になりますが、そのスタートに向け全力で取り組んで参ります。

引き続き、皆様の応援・ご協力のほど、何卒よろしくお願い致します。


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