見出し画像

信じることから全てははじまる

『えみさんが願ったこと、欲しいと思ったものは
全て手に入れることが出来ますよ』

身体のメカニズムを教えてくれた師匠が
出会った頃にそう私に言ったんですね。

嬉しい言葉だったけれど
何もかもが上手くいかなくてどん底にいた私は
その言葉を素直に受け取ることができませんでした

そのうちご縁と関心が会い重なって
身体のメカニズムを教えてもらうことになっていったのですが…

矛盾してますが
身体のメカニズムを教わる傍から
とことん運のない私には
通用しないメカニズムだろうなーとか
習う傍から思っていました。

なんて失礼なやつ😭

でも上手くいかないことばかりで
失敗ばかりが続いてたから
上手いこと行かない自分というものには
変な自信を持っていたんです。

みんながハッピーになれる方法も
私には通用するはずがない。

それまで何をやっても
上手くいった試しがほとんど無かった、
と思っていたので
上手くいかない自信だけは身についていたんです。

そんなやさぐれた私に師匠はほぼ毎日
『人よりも欲しいものを手に入れる能力があるんだよ、だからそれを使わないとかなり損だと思わない?』と言い続けてくれていました。

なんでこの人は
私よりも私の事こんなに信じているのだろう?

めっちゃ不思議でした。

そうこうしていくうちにいつしか少しだけ
この人がこんなに言うのだから
『欲しいものを素直に欲しいと思ってみよう』
なんて思うようになっていきました。

その当時とても欲しかったものがあったんです。
いつもなら諦めていたもの。
どうせ手に入るわけない。
そんなラッキーなことあるわけない。

でもその時、
一度かけてみようかなと思ったんです。

そう思うと同時にその欲しいものを手にすることが出来なかったら
身体のメカニズムを学ぶ資格が私にはないはずだからこれまでだ。という変な覚悟もしました。

で、その当時私が欲しかったものには
『期限』があったんです。
だから猶予はその期限の日まで。

1ヶ月もありませんでした。

悔いのないように
教わったこと、自分で工夫できること、
やれること、やれるだけやってみました。

でも案の定、目に見える手応えは一向にありません。

いつもの如く『やっぱそうだよねーっ』
と思っていたのですが

あれ?
目に見えない手応えが何故か出てきた感じもしたんです。


なんなんだこの感覚は?

全然分からなかったけど
面白くなってきました。

そんな日々を過ごし
とうとう『期限』の日がきました。

でも相変わらず目に見える手応えはゼロのまま。

焦りもありましたが
途中で諦めようとは思えずやれることを最後までやることにしました。

でもやっぱ無理かも…
そう思い始めたタイムリミット寸前。

奇跡が起きました。
心臓がバクバク(゚A゚;)ドキドキ

だけど『どうせ今回も上手くいかない』っていういつもの自分の想いもしつこいほど出てくるんです。

まぁ、でも結果は最後までは分からない。

気持ちがあっちに行ったりこっちに行ったり。

もし願いが叶ったら
素直に身体のメカニズムを勉強します。
そう改めて思いもしました。

そしてタイムリミット1分前、
願い(目に見えないもの)が
ホンモノ(目に見える)になったんです。


その願いとは
『ASKA SYMPHONIC CONCERT
〝PREMIUM〟in 琉球』という
2008年12月17日にあった
ASKAのライブのチケット



そう、このライブに行きたかったのですが
当時の私は
チケット買う余裕がなく飽きらめていたんです。

でも『欲しいものは手に入る』
という師匠のあの言葉を信じてみることにして
『ASKAのライブのチケットを無料で貰ってライブに行く』
その願いが結果叶ったんです。

詳しい経緯は会った時にでも…

ライブ始まる1分まえに
ライブ会場の入口ドアの前で
チケットを『無料』で
しかもこんな人から貰うだろうなーと
事前に勝手にイメージしていたとおりの
性別年代の方から戴きました。


奇跡はライブ会場の駐車場でも起きていた。
ライブの日は人が多いからとにかく駐車に困ります。
行けるか行けないか分からない私でしたが
車停めるのが絶対に無理な時間帯にライブ会場へ到着。
にも関わらず、会場近くの駐車スペースが
その時何故か1台だけ空いていたんです。

最後の最後まで本当に貰えるのか、
ライブに行けるのか全くわからなかったけれど
会場に行くだけ行ってスタンバイしておこう。
いつでも入れる準備だけはしておこう。

その想いと行動が功を奏し
ライブ開始ギリギリに
チケットの受け取りが間に合いました。

やれる準備はやっていたおかげです。
良かった😭

そして本当に入れたライブ会場は
もう既にみんな着席していて
今か今かとASKAさんの登場を待っている状態。
ホントぎりぎりでした。

後は覚えてません(笑)

ライブ終わりに直ぐに師匠に電話📞
私『ライブに行けました。夢みたいです』
師匠『えみさんなら必ず行くと分かってましたよ』
普通に言われました😆

疑ってすみません。と自分で自分に謝り、
ありえないことが叶ったのだから
とことん身体のメカニズムを学んでいこう
と覚悟が決まりました。

新しい始まりへの第一歩は
それができると信じること。

この出来事は自分を信じることが出来た
大きな原点。

後はその繰り返し。

ひとつひとつできることを積み重ねて
疑いだらけで生きてた自分から
『できると信じることができる自分』に
ちょっとずつ変わってきました。
そして自信はいつしか確信に変化していくんですね。

大きなきっかけはあの日のライブ。
それがなかったら今の私はきっといません。

その後、何度も挫折しそうになると師匠に
『えみさん、あの時ASKAのライブ行けたじゃない。不可能だと思うことでも不可能じゃないと自分で証明したのだから自信持ちなさい』
と言ってもらってました。



中学生当時10年以上習っていた
エレクトーンを辞めたくて辞めたくて
でも母に言えず辞められなくて…
そんなフラストレーションから
『自分の好きな曲じゃないと弾かない』と
先生を困らせていたことがあったのですが😅

エレクトーンの進級試験があって
どうしても弾かなきゃならないとなった時にも
ごねていたら
『自分で曲を選んできなさい』と先生に言われて選んだのが
大好きだったチャゲアスの『BIG TREE』という曲。

『これなら弾いてあげてもいい』
っていう超上から目線の悪ガキでした🤣

人の人生には共に音楽がある、
って聞いたことがあるけどまさにそれ。

あの時から私を信じて疑わなかった師匠
中学生の時から好きで何度もライブに行ってた
ASKAさんの存在

そして信じてみよう、トライしてみようと
心底腐りきってはいなかったあの時の自分に
今の自分からありがとう( ˊᵕˋ🙏🏻 )

だけどそうまでしてるのに
性懲りも無く
まだまだ疑り深い性格は抜けてません🥹

でもありえないことが
本当に起きたというこの事実が原点にあるので
諦めるということはかなり減ってきたと思います。

神力である創造力を思い切り使う。
イメージの中で可能な限りの準備をして
そして行動する。

コツコツとただただ続けるのみ。



自分サイエンス研究所 lit.link(リットリンク)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?