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【生きるに値する社会をつくる #18】なぜ、人は自分を俯瞰して理解することができず、落ち込むのか?

こんばんは、「生きるに値する社会をつくること」を目的に活動しているカウンセラー・コーチ・作家の水樹ハル@harumizuki423)です。


今回は、

「なぜ、人は自分を俯瞰して理解することができず、落ち込むのか?」

と言うテーマでお話していきます。

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今回も一緒にイメージしてみてください。

あなたは、大切な人を怒らせてしまいました。でもわざと相手を傷つけるようなことを言おうと思ったわけではありません。

つい、なぜか感情的になって相手にひどいことを言ってしまいました。次からは気をつけようと思うものの、よくよく考えてみるとこれまでにも似たようなパターンで相手を怒らせてしまったことに気づきました。

自分のことなのに、自分がよくわからない。
俯瞰して自分を見ることの難しさを感じています。


ちょっとネガティブなイメージになってしまったんですけど、人間生きてたらこういうケースって絶対にあると思うんです。


もちろん相手の人の受け取り方が偏っていたり極端で誤解されてしまったこともあると思うんです。でも、「つい自分の口から出ちゃった・・・」と後から後悔することは、人間誰しも経験することです。

特に大切な人とケンカになったりすると、メンタルとかモチベーションがめちゃくちゃ下がると思うんですよ。


「メンタル・モチベーション」というと、ぼくは6日前に、メンタルモチベーションケアをしていただくためのInstagramを始めたところなんですけど、

「自分を俯瞰して見ることができるようになるにはどうしたらいいんですか?」

という質問をいただきました!


なので、今回は、この

「なぜ、自分を俯瞰して見ることが難しいのか?」

という理由と、

「どうすれば自分を俯瞰して見ることができるのか?」

というお話をしていきたいと思います。



自分を俯瞰して見ることが難しい理由

まず、

「なぜ、自分を俯瞰して見ることが難しいのか?」

の理由なんですけど、、、初めて聞く方ほんとにびっくりするかもしれないんですけど人の意識の9割以上っていうのは潜在意識(無意識)なんです。


最近は、Instagramとかの広告でも「潜在意識を解放せよ!」みたいなあの広告をよく見ることが増えました。


この文言だけ見ると怪しいんですよね。

潜在意識?
マインドコントロール?
洗脳?

みたいな感じになるかも知れません。


過去のぼくは、こういった類の話は全く信じてなかったんです。学生時代で習わないことだしテレビでも聞かないし周りの人たちも言ってないし、、、何か変わった人が言ってるんだろうなぁと思ってたんです。

でも、ぼくは、公務員7年目から精神保健福祉って言う業務の担当になった時・・・鬱とか精神疾患の方をですね精神科病院に車でお連れして診察に立ち会うとか相談に乗るって言う部署だったんですけど、、、その業務をやってるときにどうしてもですね脳科学というか脳の仕組みについて勉強することに興味が湧いたんですね。

「なんで人はメンタルが落ち込むのか?」

と。


人間なら誰しもが持ってる「脳」について学んだ時に、僕らが考えている事とかこっちにしてることとか行動している事と言うのは、9割以上は無意識でやっているっていう話だったんです。



つい、なぜか、なんとなくでやっているもの

例え話がないと全くイメージがつかないと思うので、お話をさしていただきたいんですけど、、、


つい、なぜか、なんとなくでやっているものって何かありますか?

これだと共感してもらえるんじゃないかでしょうか?

 ↓↓


通勤通学の電車を乗って寝ている時に自分が降りる駅になったらパッと目が覚めるってことってありませんか? 体が覚えてるみたいな感じですよ。

あと、自転車も最初は乗れないけども乗れるようになったらなぜかバランスがうまく取れるようになる。


また、なぜか猫背になってしまうとかもそうですし、逆になぜか姿勢が良いっていう場合もあるんですよね。

音声配信をながら聴きしながら、手で無意識レベルで作業しながら声を聞いているっていうのもそうです。


こうしてよくよく考えてみると、ぼくたちはですねその潜在意識、無意識って言うものの恩恵を、めちゃくちゃ受けてるんです。それと同時につい、いつもの癖で言っちゃってたりやっちゃっているもの、パターンがあるわけです。

そういうものが9割以上なので、自分が何かの拍子につい、感情的になって、相手にひどいことを言っちゃってたりする場合があるわけですよ。


潜在意識的、無意識的なものが9割以上なので、自分を俯瞰して見るっていうことがめちゃくちゃ難しい・・・。だからね、人間であれば、自分を俯瞰して見られない事は決して、恥ずかしいことじゃないんです。

ぼくは、これが人類最大の不便だと思ってるんです。


その上で、どうすれば自分を俯瞰して見られるかっていうところにこれからお話ししていきます。


どうすれば、自分を俯瞰してとらえやすくなるのか?

結論から言うと、、、

「他の人、他者の視点を借りる」

です。


あなたに悪意がなくて、ホンネを言ってくれる人に聞くんです。

「私って、どうもこういう癖があるみたいなんだけど、どうかなぁ?」

って。


こういうと、

「え!?他の人に言われたら傷つく!!!」

って思うかもしれませんし、、、


仮に正直に他の人から言ってもらっても、

「そんなことない!」

って否定してしまいたくなるかもしれません。


でも、気づけないと、ずっと知らない間にやっちゃってる可能性があるわけです・・・不本意なことを。


だから、フィードバックをもらったら、この言葉を口癖にしてみてください。

「気づけてラッキー!」

って!


「気づけたから、これから自分の言動や行動をこんな風に変えていける!なりたい自分はこんなふうに考えて、こんなふうに話して、こんなふうにやっているから、そっちに切り替えていこう!」

って!



今回のまとめ

耳が痛い話に向き合うのは短期的には辛い話です。 でも長期的に見ると、良好な人間関係を築ける自分になることができます!

気づけてラッキー!


ぜひ、習慣に取り入れていただけたら嬉しいです!



ちなみに、今回の話したテーマもですが、Instagramでメンタル・モチベーションケアの図解を投稿させていただいてるのでチェックしていただけたら嬉しいです。




次回

次回のテーマは、

「なぜ、あの人はせっかくのアドバイスに耳を貸さないのか?」

というテーマについて、お話していきます。




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・公務員を辞めてフリーランスとして生きる上での在り方のお話 ・ライティングや、仏教哲学、心理・脳科学に関するお話 ・人生のゴール「チャレンジを応援しあえる世界の実現」を応援できる ・まだ世には出せない話、ハルの心の中の考えを知れる

ストーリー制作専門のWebライター、カウンセラーとして、「チャレンジを応援しあえる世界」を実現することを目指す、水樹ハルのnoteマガジン…

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