前に進んでいるのか、それとも? 2022年を振り返る
前向きに進み続けた2021年。今年もきっとまっすぐに進んでいくんだろう。そう思っていた。でも、実際は想像もできない景色が広がっている横道が現れ、予想もしなかった方向へ気づいたら進んでいた。
さて、今年も1年間を振り返っていこう。
2020年の目標を達成する
2020年、「自由ポータル」に入選5回しようと決めた。で、2021年では入選数が4回と惜しくも届かなかった。さあ、今年こそ入選だ。そこで次のネタのために調査をしたら、これがなかなか大変で逆に時間がかかってしまった。
書くのにも時間がかかりそうなヤツだからいったん寝かせよう。よし、気分転換がてらに初日の出で大変な目にあった体験談を書くか。
するとまさかの入選! こうしてようやく目標クリアとなった。
今年書いた記事たち
こうして試験的にデイリーポータルZで記事を載せていただけることになった。掲載されたのは三つ。
どれも思い入れがある。
最初の記事で厳しい反応に打ちのめされた。二つ目の記事では書きたいことを書けて一応満足した。三つ目の記事では反響の大きさに心が富士山の高さまで飛び上がった。あまりのうれしさでテレワークなのをいいことに部屋の中でゴロゴロ転がり回ったりもしていたような気がする。これは忘れよう。
予想外の話
さて、最初にDPZに掲載された記事「デジタル世界の住人」を書くときに、形にするために訪れた世界があった。「VRChat」だ。いわゆる「メタバース」ってやつ。
この世界、予想外にやさしかった。
チュートリアルであたふたしていたら案内してくれる人。
話が面白くてあっという間に時間がすぎてしまう人。
一緒にいて落ち着く人。
気づいたら新しい居場所になっていた。この年齢になって親友と呼べる人が増えるとは思ってもみなかった。うれしい誤算だ。
noteにもいくつか文章をつづってみたりした。
ちなみに最近はnoteでは書けないような出来事もあり、さらにとんでもないことになっている気がする。気になる人は直接聞いてくれれば話します。
書く理由を考えている
さきほどの記事以外でも、今年はそれなりに反響があった。オモコロ杯では二度目の銅賞を受賞した。「こういうニュースだけ見ていたいbot」についてインタビューを受け、AbemaTVで放送された。まさかのテレビデビューだ。
でも、オモコロ杯の記事もbotも作ったのは昨年だ。だから、今年は昨年ほどの飛躍はなかったかも。少なくとも、自分ではそう感じている。
この先、どのように文章を書いていけばいいのだろう。最近歩いていると、くもり雲のように迷いが浮かんでくる。難しい問題だ。
書く目的、書く目標、書いて得られるもの。僕の場合、書いている理由がいくつもありそれぞれが絡まっている。
書くこと自体が楽しい。
書くことで居場所を手に入れたい。
万が一無職になったとき用に身につけておきたい。
評価されたい。
純粋に文章がうまくなりたい。
文章よりVRにもっと力を入れてみたい。
文章を書くことで、満たされない心がちょっとは埋まる。
どうするべきか。まずは自分と向き合うところから始める必要があるか。
とりあえずはやっていることを続けながら模索していこうと今は考えている。古語の勉強を始めてみようかな。
もう一つの目標をやらねば!
さて、今年の目標は実はもう一つある。それが、一人暮らしを始めることだ。さすがに自立しておきたい気持ちがある。でも、今までずるずるとタイミングを逃してきた。一人暮らしで一番心配なのは、人と話す機会が減って心が折れないかという点だ。
でも、今年はVRに新たな居場所ができた。ならばもう言い訳はできない。こうして始まるかと思いきや、ずるずる面倒になってようやく腰を上げたのが11月の終わり。
今は荷物を移動したり家電を注文したりして、ようやく家が整ってきたところだ。来年からようやく一人暮らし、始めます!
来年はどうなってるんだろう
2023年はどんな年になるんだろう。正直、わからない。環境が大きく変化して自分は何を考えるのか。文章に使える時間が増えてバリバリ書いてるのかもしれないし、さびしくてVRにのめり込むのかもしれないし、新たな人間関係を築いているかもしれない。
今は自分の変化が楽しみだ。逆に、来年は計画性はあまりない年になりそうだ。ということで、来年は「自分に正直にすごす」というあいまいな目標でお茶を濁すとしよう。
それでは、来年もよろしくお願いします。
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