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マラソン大会に失望している

注:今回は100%愚痴です。苦手な人は読まないでください。


仕事が終わると、ポストに一枚のはがき。そこに書いてあったのは桃の里マラソン中止のお知らせ。はあ。またかよ。ようやく走れるんだと張り切って20キロ走った土曜日の自分がバカみたい。そろそろ嫌になってきた。


三度目の中止

2021年10月、湘南国際マラソンにエントリーした。

このマラソン大会、昨年もエントリーしたが中止だった。昨年はコロナが広がっていく時期だったので仕方がない。そして今年もやりますと。

この大会の特徴として「コロナ禍でも安心して参加できる大会」とはっきり明言している点がある。マイカップやマスク着用、そして100か所以上の給水ポイント。これなら開催してくれるはずだ。参加費がバカ高いけど走れるなら我慢できる。

しかし、1月19日。中止。返金は2割。さようなら1.5万円。がっかりだ。

理屈ではわかってる。たしかに規約では返金2割って書いてあった。でも感情では納得できない。
だって東京マラソンより高い金払ったんだよ?
東京マラソンよりもコロナ対策しっかりしてる大会だよ?
東京マラソンもやらないなら納得できるけど、やるっぽいよ?


新たな目標

しかし、へこたれていても仕方ない。別の大会に出よう。ちょうど別の大会へのお誘いがあった。その名も「桃の里マラソン」。でも、本当に開催されるの?そこで、様子を見ることにした。

桃の里マラソンのエントリーは1月13日から2月18日と広い。開催は4月3日。そして今、東京ではぐんぐん感染が広がり続けている。この感染がどこまで広がるんだろう。

そこで考えた。2月18日の時点で広がり続けているなら、4月3日で感染が収まるとは考えづらい。つまり、締め切りの時点で中止しないならば、コロナが広がっている状況でもやる気概がある大会だということに違いない。

そして18日。エントリー開始時に3000人だった東京の感染者数は1万6000人までに増えていった。でも、大会中止は告知されていない。よし、その心持ち、買った。


4回目の中止

幸いなことに、感染のピークは過ぎてきている。今は感染者が1万人ぐらいまで下がってきた。よしよし。これならまちがいなく開催するだろう。

そんな中、東京マラソンが開催された。湘南国際マラソンを思い出したくないからテレビは見なかった。次の日、新聞を見た。そこにはびっちりとスタート地点に並んだ人の山。しかもマスクをつけてない人も。スタートを見ている小池さん、これっていわゆる「密」ってやつじゃないの?

そして今日。桃の里マラソン中止の連絡が来た。はっきり言おう。桃の里マラソンの運営者にはがっかりした。
中止を判断するならもっと早くできただろう。
開催を模索するならもっと粘れるでしょう。
しかも、全額返還はしないと。


失望した

湘南国際マラソンは、中止の場合がはっきり書いてあった。中止の際も「デルタ株という想定外が出たため」とあったから感情はともあれ納得はできた。

でも、桃の里マラソンは違う。感染が増えているときに開催を謳い、感染が減り始める中で中止を告知するそのやりよう。

このような不明瞭な中止をする大会が増えれば、マラソン大会は衰退していくだろう。今、マラソン大会に対する不信感、失望感が頭の中に渦巻いている。


二度とこのようなことを起こさないでほしい。


2022/04/29 重要な追記

ゴールデンウィークが始まる4月29日。雨の中郵便局の方が書留を持ってきた。桃の里マラソンの返金だ。

参加証のマスクが入ってるのかな。それにしては小さい。

中身を開けると。

皆様方からいただいた大会参加料は、準備経費を差し引いた金額のお返しを予定しておりましたが、現金書留にて参加料全額の返金をさせていただくことになりました。

心の黒いわだかまりが灰色になり、透明になり消えていった。ありがとう。これでマラソン大会を嫌いにならずにすみます。

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