日向夏のマーマレードを作ってみた

ぽかぽかで良いお天気。春だなあ…

外に出て鳥の声に耳をすませてみたり、新緑を愛でて新鮮な空気をいっぱい吸い込んで…ああ、家を飛び出したい気持ちでいっぱい。だけど、今はそれをぐっとこらえてガマンガマン。楽しみは将来の自分に取っておこう。

自宅で滞在する時間が長くなった分、何か気分転換になるような、楽しいことを見つけたいな。

先日、そんなことを頭の中でぼんやり考えながら、日向夏を剥いて食べていました。

日向夏は果肉がとても柔らかく、果汁たっぷりでとてもジューシー。
皮の内側の白い部分も柔らかく一緒に食べられてとにかく美味しい。

ああ、日向夏美味しいな〜 … もっといっぱい食べたいな〜…

でも、もうそろそろ旬の時期も終わってしまうな…

そうだ！もしやこの日向夏でマーマレードを作ったら美味しいのでは…！？

一度何か作りたい！と思いつくと、作って食べ終わるまで待ちきれないわたし、今回は日向夏でマーマレードを作ってみました。参考にしたのはこちらのレシピです。

マーマレードはこんなふうに きらきらした 甘い宝石

これまでいちごジャム、りんごジャムは作ったことがあったのですが、マーマレードは初めて。

果汁をぎゅっと絞って、皮を細く切って水につけて…

砂糖を計って鍋に材料を入れて火にかけて、フツフツ、だんだんとろみがついてマーマレードになってきた…

ただ単に手を動かしているだけですが、作業に集中することによって日常の不安な気持ちを少し忘れることができて、作業後はどこか頭がスッキリしていました。

お菓子を作ったり料理を作って、そして食べて美味しい。そんなプロセスがやっぱり好きだし、わたしにとって何よりのリフレッシュタイムです。

出来上がったマーマレードを熱いうちに味見すると、しっかり甘い中に柑橘のすっぱさが凝縮されて、美味しい！しかも鍋いっぱいに作ったので、量を気にせず食べられる…！これこそ手作りの醍醐味。うふふ。

そしてちょうど冷凍庫に以前作ったスコーンを保存していたので、レンジでチンし、マーマレードと一緒に食べてみました。とっても美味しくて、出来たてマーマレードのおかげで、冷凍スコーンの格がぐんと上がりました。

他にもクラッカーとチーズと合わせて食べたり、ヨーグルトにたっぷりのせて食べたりしています。しっかり甘さがあるのにスッキリした味わいで、いくらでも食べられます（運動しなきゃ汗）！

今回はジャム瓶約4〜5個分できたので、食べない分は瓶ごと冷凍し、少しずつ楽しんでいきたいと思います。

ジャムを作るのって楽しいな。フルーツの楽しみ方を、また一つ学んだのでした。