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【映画】シン・ウルトラマン観ました (14/365)

ようやくシン・ウルトラマンがAmazon primeに来ました!アメリカでは劇場公開されてないので春からずっと待ってたんですよ。※ネタバレはありませんのでご安心を。

かなり新解釈が入っていて、賛否両論のようですが、随所にオリジナルへのオマージュが散りばめられており、庵野さんのウルトラマン愛を感じました。特にウルトラマンの猫背な感じが、オリジナルの演者さん(後のアマギ隊員)の雰囲気が出ていて最新映像なのに、懐かしさがありました。

私は昭和40年生まれなので、ウルトラマンシリーズは、ほぼリアルタイム世代です。「ほぼ」の意味はさすがに2歳の記憶はないから、直後の再放送を見倒してるという意味です。何度も再放送ありましたから。

1966年 ウルトラQ
1966年 ウルトラマン
1967年 ウルトラセブン

当時は駄菓子屋で1枚10円で怪獣カードを買って集めてました。たしか500枚位あってお菓子の缶に保管してました。薄い封筒に入って釣り下がっているもので、カードというより生写真スタイルです。何が出てくるかわからないので、

「またレッドキングかよ、これ持ってるよ」

となります。友達と公園で持ち寄って交換するのが楽しかったです。最近で言うなら、ガンダムのカードダスが近いかな?

一度、うっかり目を離したすきに小学生のお兄さんに缶ごと持ち逃げされて、泣きながら追いかけたことがあります。最後は缶を道路にぶちまけられて、泣きながら拾いました。もう三丁目の夕日の世界ですね(遠い目)。

個人的にはウルトラセブンの世界観が大好きで、一番ヘビロテですね。いまだに次の台詞が口をついて出てくるほどです。

いまの自分が影響を受けていると思うのは、科学技術の描写だと思います。よく白衣を着た科学者が登場しますよね。大阪万博の記憶(いずれ記事にしたいと思います)とも重なりますが、科学技術の創る未来に強い憧れを持っていました。ウルトラシリーズから受けた影響は大きかったです。

もう一つは、星人の描写ですね。ウルトラシリーズの敵は、怪獣と星人に分類できて、怪獣は単に野蛮な怪物なのですが、星人はインテリジェントがあり、言葉もしゃべるんですね。メフィラス星人、ザラブ星人、メトロン星人、ペガッサ星人、プロテ星人のエピソードは強い印象が残っています。

メトロン星人とセブンがちゃぶ台を挟んで語るシーンは有名ですね。

でも私が一番印象深いのはプロテ星人のエピソードです。プロテ星人は大学の研究室の教授で、彼を慕っている助手は人間なのです。設定は城南大学なんですが、ロケは一部私の母校なんですよね(笑)

星人のエピソードは必ずしも勧善懲悪ではなく、どこか人間側にも反省を促すようなものが多いです。星人ではなく、原住民という視点ですが一番印象深いのはこちらですね。

シン・ウルトラマンでも星人が登場します。彼らとの駆け引きがストーリーの中心と言ってもいいでしょう。そのあたりに注目して観ると楽しめると思います。まだの方はぜひどうぞ。

最後にウルトラセブンのエンディング風に

「ひょっとしてあなたのとなりにいるのは宇宙人かも知れませんよ」

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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