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一生は一息・経営日記2024年2月21日

ヤンゴンから、おはようございます。2024年2月21日水曜日です。
米国公認会計士、アパレルオーナー、ヨガインストラクターのさやかです。毎日の会社経営日記を書かせていただいています。
今朝はマウンテンバイクで通勤しました。
今の気分は「安定」です。
今週のヤマ・ニヤマ:サティヤは、「真実」「嘘をつかないこと」「Truthfulness」です。自分の気持ちに率直になり過ごしていきます。

昨日、最も信頼している社員から相談がありました。頼っていただけることがうれしいです。

本日のスケジュールは下記のとおりです。
午前  6時半~デスクワーク(本書き、メール対応、スケジューリング)
          7時~ヨガ練習
   8時~対面ヨガクラス
   10時~はりこ週次MTG
   11時~デスクワークの続き
午後 デスクワークの続き
   15時~クライアントご来社
夜  自宅で過ごします

ヨガ哲学で大切にしている「いま・ここに集中する」ということについて、本日は紹介させていただきます。

仏教法典には「一生は一息」という教えがあります。
人の一生は、1回1回の呼吸の積み上げで成り立っています。1日にわたしたちは25000回の呼吸をします。その1日を積み重ねていくことで人生が積みあがっていきます。1回の呼吸を大切に丁寧に行うことで、今日1日を大切に生き、1日を大切に生きることで自分の人生を大切に生きていきます。

ヨガの練習をする時には「いま」「ここ」にいる「自分自身」に集中することが大切です。そのためには、まずは今、ここにいる自分自身が行っている1回1回の呼吸に集中します。

わたしたちは動物として、生命を維持するために、過去の誤りを修正して学び、将来の危険を察知すると言う能力が生来備わっています。これはとても大切な能力です。ですから、過去に犯した過ちを後悔したり、悔やんだり、これから起こる将来の不安について考えたりすることは動物としてとても自然なことです。この感覚も大切にするべきです。
一方でヨガの練習では、過去への公開や執着、将来の不安から解放され、ストレスのない本来の自分の状態に還ることを目的としています。
自然にしていると、ネガティブな感情を持ちがちなわたしたちの心。それを現在に集中することによって、気持ちの良い状態で暮らしていくということを目標としています。自然の状態が良いと思いがちですが、自然の状態というのは、前述のようにネガティブな感情を持つことが通常です。より幸せな気持ちで日々を生きて行くために、現在への意識を大切にするというふうに意識的に微修正してあげることが大切なのです。
糖尿病や慢性疾患があると、将来自分の体が悪化してしまうとか、老化してしまうとか、死に至るとか、障害を持つとか・・・、際限のない色々な不安があります。わたしも初めて糖尿病だと診断を受けたときに、自分の体がどんどん劣化して行くようなイメージを持って、すごく怖かったことを思い出します。
翻って、今の自分の状態を観察してみましょう。良いところも悪いところもあるでしょう。良い悪いの判断をせず、、少なくとも心配している状態は、今は起きていなくて、今のあるがままの状態です。この状態を基本として暮らしていくし、ヨガの練習もしていきます。過去や未来のことを考えると不安になりネガティブになってしまう。だから今起きている現在の自分に集中します。この考え方をすぐに受け入れられるとは思いません。ゆっくり時間をかけて深い理解をしていきましょう。

毎日、都度、自分自身の状態を観察する時間を 5分でも3分でも構わないので確保することです。隙間時間でも構いません。わたしのヨガクラスでは、ポーズの練習で体を動かし始める前に5分間、今の状態に集中する時間をとるようにしています。


胸の前で合掌し、合掌した親指を自身の胸に軽く触れます。
目を閉じて、外の世界から自身を切り離して、呼吸に集中します。
吸う呼吸、気道を通って空気が肺に入り、胸とお腹が膨らみます。
吐く呼吸、胸とお腹が縮み、気道を通って空気がまた外に出ていきます。
この様子をただ観察します。
自分自身を内側から見て、今の自分の状態を確認します。

今日もお読みいただいてありがとうございます。
それではみなさま今日も素敵な一日をお過ごしくださいね。