百日百首(22〜28)

*この企画の説明
友人たちと、百日間、一日一首をつくるという試みをやることになりました。
挫折しないようにnoteでその様子を毎週報告したいと思います。
記事のだいたい半分を無料、それ以降を100円として毎週更新していきます。マガジンは300円で購入できるようにします。(約14週ぶんを読めるのでマガジンの方がお得です)
100首を全部無料で公開することも考えたんですが、それなら冊子にまとめて売るわという気持ちになったので、とりあえずマガジンという形で(モチベーションのためにも)やっていきます。ゆるりとお付き合いいただければと思います。
1週目:1〜7
2週目:8〜14
3週目:15〜21

22日目:3月16日(火)

 目が回るほどつかれた。家に帰ったら、一昨日勢いで注文したリングフィットアドベンチャーが届いていた。僕は大学を卒業してから年々、体重と腹囲が増加していて、健康診断のたびにくらい気持ちになるので、ここらでそれに終止符を打ちたいと思っている。

言いたいことはなにもないから OK なにも言いたいことがないから

23日目:3月17日(水)

 話し言葉を文字に起こしたものを、読める状態になるまで削ったり直したりをしている。この作業は結構楽しいけれどとても時間がかかる上に、自分の好みがもろに出る。つい最近だと、「早稲田短歌」50号の川野芽生さんへのインタビューはけっこう生な話し言葉になっていて、これも編集者の好みなんだろうなとなんとなく想像した。
 「現代短歌」の五月号が届いたのを、同居人が「ラブレター届いてんで」と言って渡してくれて、「ラブレターちゃうわ、買ったやつや」と言った後に読んだ。「寺井くんが書評書いてくれた」と言うと、「やっぱりラブレターやんか!」と言われて笑った。

7年も月日は経ってシャトレーゼでくまのケーキを買って帰った

24日目:3月18日(木)

 「この配線はいじわるに動かしたらここのエッジとあたるのでNGですね〜」という言葉を20回くらい聞かされてくらくらした。

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