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地球の歩き方 ムー 異世界の歩き方 : 読んで甦る旅の楽しさ

小さい頃は図鑑を見るのが好きで、なかでも世界のふしぎがお気に入り。大人になっても基本は変わってないようで、地球の歩き方 ムーを購入。ムー色は中和されていて読みやすかった。

目の前の社会を生きるのも楽しかったり大切だけど、それだけでは窮屈で、自分の興味関心の半分は時空を超えたものなのが正直なところ。

ふしぎをなんだろう?とあれこれ考察を探しつつも、結局はなぞの状態のままが永遠のロマンでよかったり。

訪れた場所を思い出して、付箋貼りして自己満足!

ネス湖行ってたよね。懐かしい…。

想像よりよかったのがナスカの地上絵。
セスナから眺めた地上絵は一般的に世に出ているもの以上にたくさんあり、ナスカの地上がまさに巨大なキャンバスになっている壮大さがあった。絵もユーモラス。宇宙船の滑走路のように見える跡もたくさんあり、情報を集めるだけでなく、実際現地に行ってみるとはこういうことかと。

抜群に空気が気持ちよかったのはマチュピチュ。
でもすごく遠かったから、どこでもドアですぐ行けるようになれたらいいね。いや、すぐに行けないから貴重だね。朝目覚めがよくない私も、ここでなら朝日を浴びて深呼吸して、パワフルな1日をスタートできそう。

自分にとって心地さを感じたのはグラストンベリー。あーなんかすごく落ち着くー、バランスいいなぁというホーム感があったので、この先も再訪するだろう。

ローマの古代遺跡にも感激。現代のサッカースタジアムは大好きだが、コロッセウムの内側はワクワクでなくて、ゾワゾワな怖さがあった。グラディエーターの映画をみたので、想像がリアルになってたんだろうね。ローマンバスがあるイギリスのバースは土地が大好きすぎて1年暮らすことに。

ストーンヘンジ、エーヴベリー、マルタの巨石神殿など。当時はおもしろさを見出せなかったけど、今の自分は石は超高機能デバイスなのではと感じることがあり、再び訪れたら何か違ったりするかもしれない。

行く前は好奇心に任せて情報収集し、現地ではその場を感じる。昔の人も同じ景色を眺めていたのだねと想いを馳せたり、自由に想像して、普段と違う意識形態にアクセスする感じが楽しい。

段々と海外への旅も風向きが変わってきているので、遠くのどこかへ行きたい熱がふつふつし始めてます。どこに行こうかなと考えている時間は至福。今までも旅立つ時にこれが人生で最後の旅になるかもしれないとよく思っていたけれど、元気であること、限られた中でも自由に使える休みがあること、旅費を捻出できること、そして旅行可能な社会情勢であることなど今まで以上に旅できるありがたみを感じるはず。

想定外の出会いも好き。自分の頭の中で考えた通りに叶えるのもいいけど、その手の完璧を求めるのでなくて、もっと大きなものに委ねるような旅の楽しみ方もしてみたいな。

今日はケルト関連でアイオナ島やダブリンのトリニティーカレッジでケルズの書を見たい気分が高まったが、明日はどこに惹かれているやら。クリスタルスカルとかもいいね。

ここまで読んでくれた優しい方ありがとう。
お互いそれぞれのふしぎを楽しんでいきましょう。

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