Awake 代表挨拶
福島県いわき市にて、パーソナルトレーニングスタジオ Awakeを経営しております 小針 正三(こばり まさみ)と申します。
開業から早い物で、事業はもう4年目に突入しました。4年目にして初めましての挨拶を書いております。笑
初めまして。皆さん。笑
代表挨拶とのことでカッチリ書こうとも思ったのですが、自分の言葉でしっかりと伝えられればと思い、このような書き方をしております。読みにくいとは思いますが、しばしお付き合いください。
どんな人が通っているの?
現在、ダイエットからスポーツのパフォーマンスアップ、身体・脳の機能訓練までを目的とした15〜95歳までの幅広い年齢層の方にご利用をいただいております。昨今の情勢を考慮し、オンラインでの対応や場合によっては食事指導のみのクライアント樣もいらっしゃいます。おかげさまで毎日充実した日々を過ごさせて頂いております。
パーソナルトレーニングスタジオ Awakeの特徴
当スタジオは徹底した「カウンセリング」をモットーにしております。「なぜこの動きが必要なのか?」「なぜこの栄養素が必要なのか?」ここはもちろんですが、クライアント様の「なぜそうなりたいのか?」に徹底して寄り添わせて頂いております。「痩せたい」には様々な理由があるかとは思いますが、ここで一つのケースをご紹介させて頂きます。
たまにある無茶振り
最初のカウンセリングの際に「1ヶ月で15Kg痩せたいです‼︎」と切実なご相談を受けました。我々の仕事は、いかに健康に目標の体系に近づいて頂くかが基本だと思っております。通常、1ヶ月のご提案ですと大体の方が体重の5%前後の減量幅にさせて頂いております。理由の1つとしては、急激な食事制限はホルモンバランスの異常などをおこしやすいためです。クライアント様のお身体のご負担を考え、私に出来ることと出来ない事をお伝えさせて頂きました。しかし「でも、痩せたいんです‼︎」とのご返答。
カウンセリング時の違和感
私はご本人のご希望よりも、目の下のクマや肌荒、時折見せる挙動の方が気になってしまい少し長い時間をかけてカウンセリングさせて頂きました。「職場の上司から身体の事で嫌な事を言われている。」「明日も職場に行くと思うと眠ることが出来ない。」「自分の身体が醜くて2日間食事をとってない。」「拒食と過食を繰り返してしまう。」と涙ながらにお話し頂きました。こういう事って近い人には心配かけたくなくて、なかなか言い出せないんですよね・・・「笑いながら受け流してるのももう限界です。」と仰っておりました。
立ち向かわない勇気
是非、皆さんにも知って頂きたいのですが、恐らく相手は悪気があっていってるのではなく、軽くからかうニュアンスでいっている方が多いです。いや、勿論相手が悪いのですよ。パワハラですから。しかし、自分が我慢をしすぎて鬱やPTSDになってしまっては元も子もありません。会社に専門の部署があるなら相談しましょう。有給とりましょう。最悪、やめたって良いんです。会社なんて。
それでも芯の強い方でした
「それでも見返してやりたいんです‼︎」もうかれこれ2年前になりますが、未だに覚えてますね。あの言葉の力強さ。ここまで話して下さったのです。あとは私の仕事です。ここまで来るともう最初の「1ヶ月で15Kg痩せたいです‼︎」がただの痩せたいではなく、なぜ痩せていかがしっかり可視化出来た状態になります。ここからは心理学的アプローチや身体的アプローチなどを組み合わせたメニューの作成し、セッションをおこなっていきました。コンプレックスやトラウマの元って意外と忘れてたりします。その方も、思春期に担任の先生に給食をお代わりしたのをみんなの前で馬鹿にされて拒食と過食を繰り返すようになったと。人間の心理は難しいものです。
目標達成のお手伝い
紆余曲折ありましたが、4ヶ月で目標を上回る−17Kgを達成。これってなんといってもご本人の努力以外の何者でもない事です。現在、その方は自分で栄養管理をおこないながらフィットネスクラブに通っており体型はしっかりキープされてます。当スタジオにも月2回継続で通って下さっており、精神的なフォローアップをさせて頂いております。まぁ私より普通に根性ありますよね。笑 今回、記事にさせて貰えないかと打診させて頂くと、即答の二つ返事でした。
当スタジオは決して効率的ではありません
上記を見て頂くとわかる通りですが、もう1ヶ月2ヶ月ですぐに目に見える効果(姿勢改善等は出来ますが)が欲しいという方には当スタジオは不向きになります。確実になりたい身体、獲得したい動作などの目標を達成して頂くためにその時々の不安因子やストレス因子を軽減して頂きたいからです。
精神科からフィットネスまで
ここで少し経歴をお話しさせてください。私はもともと、茨城にある精神科併設の病院で勤務した後に看護学校入学(中退してます)のため退職し、総合病院に勤務。後に老健(介護施設)勤務をし介護福祉士を取得。現在のいわき市に転居し、フィットネス兼デイサービス施設にて生活相談兼フィットネスの管理をおこなっておりました。
精神科時代
私が1番最初に就職した病院はどっぷりの精神科系の病院でした。精神科の棟では認知症から統合失調症、自殺企図などの患者対応。慢性期の棟ではおむつ交換から入浴、食事介助、急変対応など。夜勤の際は仮眠の時間などがない事は日常茶飯事、かなり精神的にも肉体的にも鍛えられたなぁ。笑 解剖学や急変対応、リハ応用などはこの時代に学ばせて頂きました。同時に私の中の【ゆるふわ看護師さんパナイ】に対するイメージが破壊された時代でもあります。笑
看護学校時代【総合病院】
精神科勤務の頃から解剖学(細胞)・感染学(ウイルス、菌)が好きだったのですが、このあたりで趣向が爆発いたします。笑 カビの培養、緑膿菌の培養などにハマっており、院内で緑膿菌特有のトリメチルアミン(魚の腐敗臭)臭気を探して歩き回っておりました。一身上の都合(機会があればお話しします)により退学。この時代に所属病院でオペの立ち合いなどをさせて頂き、骨や筋肉、神経への見識を深めました。
老健(介護施設)時代
介護福祉士を取得し、介護事故のリスクマネジメントを主におこなっておりました。事故が起きた状況の分析や、利用者の身体評価や事故が起きないための環境整備の徹底、新しい事故評価の書式などを提案し介護事故件数を大幅に減少させたり、認知症に対する運動行動時の評価などを取りまくっていました。当時の口癖は「それエビデンスありますか?」です。
フィットネス事業兼生活相談員時代
元々トレーニング歴が長かったこともあり、フィットネス部門の管理を担当。就任時は非常に集客数が少なくマーケティングやブランディングをひたすら学びました。介護予防や健康増進を目的としたイベントの企画や運営をし、就任から8ヶ月程度で7.5倍の集客実績を出す。また、相談分野として社会福祉主事任用を活用し、福祉の相談や不登校児のカウンセリングや生活の困りごとなど幅広い分野の相談実績を積みました。
独立へ
医療・福祉に10年従事していく中で、数々のご病気や事故などで亡くなる方々をお見送りさせて頂きました。様々な知識、技術を身に付けても組織の中の自分の立ち位置、組織人としてのやれる事、やれない事のジレンマに悩まされ続けていました。お自惚れなのかもしれませんが、もっと自分にできる事はないのかと考えた抜いた結果、より1人1人に密着したサービスを提供をすべく独立を決めました。
現在の活動
パーソナルトレーニングスタジオの経営
介護福祉士テスト対策セミナーや解剖、栄養等の各種セミナー講師
福祉施設のリスク対策アドバイザー
新規出店店のコンサルタント(主に健康産業)
不登校児支援 等々
Awakeの理念
心と身体の健康のバランスを保つサービスの提供を実現します
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございます。これからも皆さんの健康のお手伝いをさせて頂ければ幸いです。Instagramからのご質問のDM有難うございます。なかなか返信ができておりませんが、皆さんのご質問しっかり目を通しておりますので、返信もうしばらくお待ちください。
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