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淡路ラボ推進事務局メンバー紹介~ぴっぴ編~

淡路ラボインターン2期生の「ぴっぴ」こと古川遥さん。青森出身の彼女は、昨年まで東京の大学に通いながら、学生記者や国際系学生団体のメンバーとしてバリバリ活動していました。現在は大学を1年間休学し、淡路ラボで共創コーディネーターとして企業と学生をつなぐ活動をしています。
今回はそんなぴっぴが、なぜ淡路ラボで活動するようになったのかについて、深掘りしていきます。

淡路ラボとは…
淡路島を島まるごとラボとし、挑戦したい人や企業、特に若者をつなげて未来の仕事づくりと人づくりにつながるプロジェクトを5年間で100件創出するプラットフォームです。

共創コーディネーターとは…
チャレンジしたいプロジェクトがある事業家や個人とともに淡路島で挑戦の場をつくり、そこに全国の若者をつなぐことで、「ミライにつながる価値」を生み出します。

東京脱出!?

ーーぴっぴさんは、東京のような都心で様々な活動をしていたけど、どうして淡路島のような地方で活動したいと思うようになったの?

ぴっぴ:大きく2つあるね。
1つ目は、コロナの流行の影響で、予定していたカナダへの留学が中止になったから。3年生の時に留学する予定だったんだけど、コロナが世界的に流行してしまって日本から出ることができなくなってしまった。夏になったらカナダに行けると期待して、その機会を待っていたけど、状況はひどくなるばかりで先が見えないことを待ち続けるのは、不安でめっちゃストレスだったね。

2つ目は、環境を変えたかったからかな~。これは1つ目の留学が中止になったことにもつながるんだけど、1年前の東京ではコロナの流行の影響で、活動に制限がかかることが多かったんだよね。動いてないと死ぬマグロみたいな性格の自分にはそれが、めっちゃ苦痛だった。

東京で、オンラインインターン活動はしていたけど、ずっと家にいなきゃいけないのが精神的にきつかった。東京は家の周りに自然がなくて、そういう景色を欲していた自分もいたかも。

ーーコロナでなにもできなくて、もやもやした気持ちはずっと持っていたんだね。実際に行動に移すきっかけになった出来事はある?

ぴっぴ:あるよ。インターン先でコロナ感染者が出たことかな。コロナを身近に感じざるを得なかったね。東京で活動することの限界を感じた1番の出来事だったな。
コロナの収束がいつになるか分からない状況で、活動に制限がいつなくなるのか予測もできなかったから、より不安に思って東京から抜け出したいと思うようになったね。

都会にはない淡路島の魅力

ーー淡路島で生活して、都会とは違うどんな魅力があると思った?

ぴっぴ:私が思うのは2つかな。

1つ目は、都会にあるようなものは何もないからこそ、自分たちでアイデアを出し合ってそれを実現できるところ。

例えば、インターン生が住んでいるシェアハウスでは、太陽に面する壁がガラス張りで、室内に直射日光がもろに当たってめちゃくちゃ暑くなるという問題があった。それは東京だったら、扇風機やクーラーなどを設置して、「物質」で解決しようとする。
でも、みんなで話したときに、真っ先にグリーンカーテンを作ろうという「アイデア」が出てきた。そして、家の裏山から竹を刈ってきて支柱を作り、朝顔を植えて育てていくことで、「アイデア」を実現することができた。

グリーンカーテン

日の出亭グリーンカーテン制作

2つ目は、新しいことや新しい人、若い人に対してあまり抵抗もなく受け入れる土台があるところ。
新しい人が来たら普通は、懐疑的になって様子見をするはず。自分の出身の青森でもそうだったから、地方では特にその傾向が強いと思っていた。でも淡路島の人は自分たちが提案することに対して、快諾してくれる人が多くて驚いたし素敵だなと思った。
また、地元の人と移住者と島外の人が一緒になって、淡路島で新しい価値を作ろうと協力し合って、学びあっている風景を見て、色んな人がが混ざり合っているのが面白いと思った。

風の時代?

ーー淡路島に行ってから、どんな変化があった?

ぴっぴ:「風の時代の生き方」を自分にも取り入れたいと思うようになった。風の時代の生き方とは、一番大切にするものが「物質やお金」ではなく「人とのつながり」とか「新しい価値観」であること。
東京は情報や物、金、人で溢れていて、それらの大切さが分からなかった。淡路島に来て人とのつながりや価値観など、目に見えないものを大切にする考え方を初めて知って、忙しない東京の生活よりも、自分には合っていると思うようになった。
例えば、淡路島では何かを手伝ってもらったお返しには、ご飯を出すことや逆に別の機会にお手伝いすることもある。信頼関係があるからこそ成り立つことで、すごく素敵だなって思った。

ーー風の時代ってなんかかっこいいね~他にも変わったことはある?

ぴっぴ:淡路島に来てから、コロナで強制的に活動がストップしてしまった時間も、自分にとっては必要な時間だったと肯定できるようになった

コロナ前の大学生活では、常に何かしらの活動をしていて、立ち止まって考える時間がなかった。コロナの流行のおかげで、初めて自分の将来についてしっかりと時間をとって考えることができた。そういう時間があったからこそ、淡路島に来ることができた。
そのときに、自分がやりたいことの根源、「新しさと変化が求められる場所に行って、それを自分が楽しんでいたい」という想いは、コロナ前後で変わっていないと再認識することができたんだよね。

前の自分だったら、何もできない時間はマイナスにしか思えなかった。でも今の自分は、これらの出来事のおかげで、マイナスに思える出来事も自分次第でプラスに変換できると学ぶことができたよ。

ノマド村

つながりの輪を作りたい

ーー淡路島で活動している中で価値観が変化したと思うんだけど、それを踏まえて淡路ラボでどのようなミライを作りたい?

ぴっぴ:さまざまな世代のさまざまなバックグラウンドを持つ人たちが混ざりあって、つながりから新たな取り組みが生まれるミライを作りたい
今やっと少しずつ、淡路島の企業と全国の学生をつなげて、新たな商品が生まれたり、淡路島の特産品のファンを増やしたりすることで、地域に少しずつ新しい風を吹かせられていると思っている。

私たちがそうやって、淡路島と島外の人のつながりを生み出すことで、淡路島がまず元気になって、それが日本全体に広がっていったらいいな。

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「自分にとってマイナスな出来事をプラスに変える」

って相当パワーが必要なこと。一緒に活動していて、私から見たぴっぴさんは人の成長しているところを見守っていて、自分のことは後回しというイメージがあった。でも、こういう話を聞くことができて、驚いたし嬉しかったな。私も過去の嫌いな自分を肯定できるようになるくらい、自分に自信をもてるよう、これから精進していきたいです。

文/こにー(淡路ラボ ストーリーテラー)

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【淡路ラボイベント紹介】

\ 淡路島の、多岐に渡る分野のオモロイ企業が8社大集結! /


「何かしたいけど一歩踏み出せない」
「大学生活、このままでいいのかな」
「学ぶだけでなく、実践の場を探している」
考えるだけで、動かないのはもったいない。まずは、インターンシップについて知ることから始めてみませんか?
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【オンライン開催】
日時:2021年12月4日(土)13:00-17:00
【お申し込み】
https://forms.gle/bNGB6p4BpK9YAVGD9
【イベント内容】
企業と共に本気で取り組む、淡路島を舞台とした6か月間の実践型インターンシップについて、知って行動できる4時間です。
※長期休み中は現地滞在、学期中はリモートとなります。
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<参加企業のプロジェクト一覧>
①【農業×運動×福祉】の新規事業開発!今までにない農地づくりに挑戦!
② 島初の助産院立ち上げ!地域でつくる多世代の居場所に!
③ 若者が地域課題に挑戦するまちに!淡路島の高校でオリジナルプログラムを届ける!
④ 全員が経営者!?な若手集団の次なる野望。人とつながり、自然とつながる宿をゼロからつくる!
⑤「ありがとう」は奇跡の言葉!? カレーから「ありがとう雇用」を世界中に広める!
⑥ 島のイノベーションの拠点をつくる!未来のシェアハウスを、半年後着工を目指し企画!
⑦ "香り"の観光施設から、地域をリブランディング!「香りのまち」プロジェクト
⑧ 肉業界に旋風を巻き起こす! 活き活きと働く若手肉職人とその技を発信せよ!
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■ オリエンテーション(13:00~)
インターン経験者のプレゼンなど、インターンについて理解を深めるコンテンツを用意!
■ 企業プレゼン(14:00~)
経営者が本気プレゼン!複数ある企業やプロジェクトから、詳しく聞きたいものを決めましょう。
■ 企業別ブース相談会(15:00~)
「泊まる場所は?淡路島ってどんな場所?」など、企業とざっくばらんに話せる機会です。
■個別相談会(16:30~)
企業ともっと詳しくお話ししてみたり、インターンシップへの不安やわからないことを相談したりできます。
※途中参加と途中退出OKです!ぜひお気軽にご参加ください◎


【淡路ラボのインターンシップのおすすめポイント】


▷インターンシップの内容が、とてつもなく濃い!

ただ単に「仕事」を経験するインターンシップとは全く違います。私たち淡路ラボが考えるインターンシップとは、「未来の仕事づくり、人づくり」につながるワクワクするもの。
クラウドファンディング、リノベーションから始まる宿の開業、香りをテーマにした広報・マーケティング、地域を巻き込んだゼロからの新規事業開発、など、今までにないチャレンジングなインターンシップが目白押しです!


▷淡路島という注目の地域で、自然を楽しみながら参加できる!
大阪から約2時間、神戸から約1時間の場所に位置する淡路島。年間約1200万人の観光客が来訪し、国内でも有数の食品自給率が100%を超える、今注目の場所です。海や山などの自然豊かな環境も、都市にはない大きな魅力の一つです。


\\よくある質問に答えるコーナー!//


「4日に参加できません、、涙 別日に説明会は有りますか?」
>>もちろん大丈夫!別途説明会も後日実施!(企業様の参加はございませんが、コーディネーターが全力で各プロジェクトをプレゼンいたします!)


◎説明会日時
・12月9日(木):12時20分~13時
・12月10日(金):19時~20時
・12月11日(土):10時~11時/19時~20時
【インターンについて】
過去のインターンの様子はこちら
https://youtu.be/1QrSNVB8-Kw
インターン最新情報掲載先
Twitter「#淡路ラボ春のインターン祭り」で検索!
【お問い合わせ先】
淡路ラボ事務局
kogawa@awajilab.jp(担当 古川)

淡路ラボについてもっと知りたい方へ】                 SNS・応募フォームこちら                     ぴっぴのTwitterこちら                       皆さんとイベントでお会いするの楽しみにしています!



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