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狭い路地の先。京都市中京区「芋松温泉」

クルマ1台通るのがやっとの狭い路地の先。

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新しい建物と古い建物が入り混じる街角にあるのが芋松温泉です。

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「芋松」って、面白い名前だなぁと思って番台のおばあちゃんに聞いてみたら
・「芋」→たくさんのお客さんで賑わうイメージ(芋の子を洗う?みたいな?)
・「松」→おめでたいものの象徴
ということだそうです。ちなみにいつ建てられたものなんですか?の質問には「うーん、昭和初期としかわかりませんねん」とのことでした。

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この唐破風の入り口がめちゃくちゃ素敵です。中に入ると、石油ストーブの香りがほのかに漂っています。これがまた昭和ノスタルジーを感じさせてくれます。実家と同じ匂いです。

浴室のイメージはこんな感じ。

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出典:裸で見る芸術 京都の銭湯

サウナはありませんが、深風呂はやや湯温高め。この深風呂の後に地下水をざぶざぶかけ流している水風呂に入ると気持ちいいんです。

とてもわかりにく場所にあるし、小さな銭湯ではありますが、芋松温泉がいちばん好き!という声は少なくありません。

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明日も行きたくなる銭湯でした。


芋松温泉
所在地:京都市中京区壬生森町40-9
営業時間:15:00~23:00
入浴料:450円(2022年3月現在)
定休日:金曜


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