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That's日本の銭湯。東京北区「稲荷湯」
東京都北区。西巣鴨駅を出て徒歩6分ほどの狭い路地にひっそりと佇むのが銭湯「稲荷湯」。
どうです、この風格のある門構え。創業は大正初期で、現在の建物は昭和5年に建てられたのだそうです。
出入り口のところに掛かっている板には「わ」と書かれています。
これは「わ」の板→「わ板」→「わいた」→「沸いた」。つまりお風呂が沸いていますよ、営業中ですよ、という意味。
裏面は「ぬ」と書かれています。
「ぬ」の板→「ぬ板」→「ぬいた」→「抜いた」。つまりお湯を抜いちゃいましたよ、営業終了しましたよ、という意味。
なんとも江戸っ子らしい粋な看板です。
脱衣所の様子はこんな感じ。結構広くてロッカーがたくさん並んでいます。
写真出典:東京銭湯マップ
そして浴室。大きな富士山のペンキ絵が描かれています。That's 日本の銭湯です。なお番台も昔テレビで見た(「時間ですよ!」)ものと同じく、少し高いところに座って全体が見渡せる造りです。
写真出典:東京銭湯マップ
浴槽は熱湯、ぬる湯、薬湯の3つ。熱湯は肌にピリリと刺すような感覚で、普段別府の激アツ温泉に慣れている私でもめちゃくちゃ熱かったです。
なおこの稲荷湯、映画「テルマエロマエ」の中でも登場するそうです。(公開当初に観たけど覚えていないw)
これぞ「日本の銭湯」のイメージが全て揃った、素敵な素敵な銭湯です。
稲荷湯
所在地:東京都北区滝野川6-27-14
営業時間:15:00〜24:30
入浴料:480円(2022年3月現在)
定休日:水曜
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