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対話ってなんだろう、今わたしたちに必要な視点って何だろう【対話について対話するラジオをはじめました】

あなたは「対話」と聞いてどんなことが思い浮かぶでしょうか?

みんなが輪になって話すもの?

気持ちについて話すもの?

うんうんと共感し合うもの?


いろいろなイメージがあって、それぞれに「そうかもしれない」と思うけれど、同時にそれだけではないような気がしたりして。



「1on1(ワン・オン・ワン)」についてはどうでしょうか?


上司が部下に(上司と部下が)するもの?

「評価面談」とは別にするもの?

コーチングスキルを使ってするもの?


「最近は多くの会社が1on1を導入している」と言われるけれど、それぞれの会社で行っていることは同じことなのでしょうか?


「対話」や「1on1」と言った言葉は、わたしたちが普段何気なく使っているけれど、実は幅広いものごとを指していたり、人によって、企業やコミュニティによって指し示すものが違っていたりします。

しかしわたしたちは普段「わたしたちはこの言葉をこういう意味で使っているよね」という前提について話すことがあまりありません。


言葉の意味だけではありません。

「この能力を高めることが良しとされる前提には、企業内にこんな価値観があるよね」とか、「わたしたちが身を置く文化の中では成功の尺度にこんなものが用いられているよね」という、大きな前提には目を向けられないことがほとんどです。

それは「ルールの前提を疑わないままひたすらにゲームをしている状態」とも言えるかもしれません。


しかし今、これまで「揺らがないルール」だと思っていたものがある日突然ひっくり変えるようになりました。

これまでのルールに則ったまま突き進んでいては自然や地球とともに生きることが難しくなってきました。

ルールの違う人たちとともに手を携えて未来をつくることが必要になってきました。


そんなときに必要なのは、「どんな風に取り組もうか」と話し出す前に、「そもそもわたし(わたしたちは)今何が前提でものごとを考えているんだっけ」と自分たちをより広い視点で見つめ直すこと。


「対話が大事!」「対話をしよう!」という前に、「対話って何だっけ?」と立ち止まってみることです。


というわけで、組織の対話を支援する浅古尚子(あさこなおこ)さんとともに、「対話」界隈のことについて「そもそもそれって」というメタな視点を交えながらダイアローグを重ねていくことにしました。

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まずはゴールも行き先も決めずに、ゆるりと対話を始めた第1回。

何が出てくるか分からないのは生の対話ならでは!?


まずはわたしの夢の話からという何とも不思議な始まりですが、家事やリラックスタイムのおともに、気軽に楽しんでいただけると嬉しいです。

【今回の内容】
夢の二重構造/多面的な感情の発揮の場/人にはいくつもの役割・居場所がある/ワークライフバランスの伝え方/見えているのは既に編集されたもの・わかりやすいもの/深淵から出てきたものを知る機会がない/体験が少ない人に入り口として伝えるには/大学生の視点・企業の経験者の視点/変化への柔軟性/時代の中で社会に規定される

【関連note】
「さまざまな自分」についてのnoteはこちら▼

一緒にお話ししている浅子尚子さんのnoteはこちら▼

今後Cafe de Dialogue(ラジオ)はこちらのマガジンに公開していきます▼

 

このページをご覧くださってありがとうございます。あなたの心の底にあるものと何かつながることがあれば嬉しいです。言葉と言葉にならないものたちに静かに向き合い続けるために、贈りものは心と体を整えることに役立てさせていただきます。