スパンコール刺繍のやり方④ ラディアルステッチ
こんにちは、刺繍作家のawaiです。
今回はラディアルステッチです。
円などを縫うとき、糸が中心から放射線状になる縫い方です。放射線状= radial →「ラディアルステッチ」です。
きれいな放射線状に縫えるようになるのは少し難しいですが、これができると表現の幅が広がるので、ぜひ挑戦してみてください。
◯用意するもの◯
スパンコール、刺繍糸、布、刺繍枠、刺繍針(1~2本取り用のもの)、糸切り鋏、小皿などスパンコールを出しておく容れ物 、ピンセット
※練習をしたい方は表裏のないスパンコールをお選びください。いきなり3ミリのスパンコールを使うと細かくて"イーーッ"となるかもしれないので、4〜6ミリから始めると良いと思います。
※刺繍糸は2本取りで使います。
※刺繍枠はなくてもできますが、あった方がきれいに縫えます。
さあ、刺してみよう!
いかがでしたか? ぐるりと一周刺せましたか?
糸がすべて中心に向かっていると美しく見えます。そのために中心に点を描いておき、中心を確認しながら刺していくと良いです。
やってみるとわかりますが、針を刺しにくい方向というのがあると思います。その場合は刺繍枠や布を回転させて作業をしてみてください。
ラディアルステッチを使った作品例「ある花のブローチ」
一番外側が円でなくてもこのステッチを使って面を埋めることができます。
基本的なステッチのやり方はこれで終わりです。お疲れ様でした。
お読みいただきありがとうございました!参考になる記事がございましたらサポート頂けると嬉しいです。