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スパンコールの表面加工と質感①

これまでスパンコール大きさ、形と紹介してきました。お次は表面加工と質感です。

今回は基本的なものを6種類紹介していきます。

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左から「クリア」「オパール」「スモーク」です。各2種類ずつ選んでみました。

・クリア:透明。オパールやスモークなどの加工がされておらず、ストレートな素材の色を楽しめます。クリア以外の加工の方が断然多いので、無色透明以外のクリアは、案外探すのが難しいです。

・オパール:虹彩加工とも言って、ベースの色の上にさまざまな光の色が反射して見える加工のことです。一番種類が多いんじゃないか?というくらい多くのスパンコールに加工されています。加工の具合もはっきりオパールと分かるものから、「よく見るとオパールかな?」ぐらいまで様々です。透明と不透明、両方あります。


・スモーク:半透明〜不透明で、やわらかくぼやけた質感の加工です。ギラギラ、ピカピカしておらず、光の反射もやわらかいので、上品で優しい雰囲気の作品を作りたいときによく使います。※お店によっては「マット」という商品名になっている場合もあります。

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左から「マット」「メタリック」「マットメタリック」です。

・マット:完全不透明で、一番「プラスチック感」が強いです。とはいえ安っぽいわけではありません。色の濃さに依るのかもしれませんが、反射が少ないものとペカペカ反射するものがあります。ブラックは結構反射が強めです。

・メタリック:金属のようにギラっと光る質感で、パーティーアイテムや舞台衣装によく使われています。目立ち度はNo.1! メッキを吹きかけて作られているものもあり、摩擦などでそのメッキが剥がれてくることもあります。(この写真では暗くなってしまいましたが、下段のスパンコールはもっと明るくキラキラした水色です。)

・マットメタリック:メタリックのギラつきをいくらか和らげてあるものです。メタリックと比べるとだいぶ大人しい印象です。写真はシルバーとゴールドですが、他の色でも結構作られています。メタリックのギラギラが苦手な方におすすめです。私もよく使います。


今回は以上になります。次は少し変わった加工をご紹介します。

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