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フレディ・マーキュリーとジョブズがイケメンだった件についての考察

フレディ・マーキュリーはイケメンだったかはわかりませんが、美しい人物だったそうです。

一年前はそれがわかりませんでした。

一年以上前に映画ボラプ(ボヘミアンラプソディ)を買って見て、それからクイーンを調べ出し、フレディが尋常じゃないことがわかり、伝記を読みました。

伝記には、彼だけの写真が何種類か載ってたり、自分を美しいと言ったり、他の人がこんなに美しい人は見たことないと言ったと書いてあったり。


その時はかなり疑問でした。

外国人だから、感性が違うのかな、

とか、

実際みるとイケメンなのかな、

と思いました。


フレディの外見考察

MVも、インタビューも、ソロ写真も、

とくにカッコよくも美しくもありませんでした。

クイーンのMVではYou’re My Best Friend のMVだけ好きでした。

口元が隠れて、フレディが可愛く見えます。

珍しくちゃんと服も着てる(胸部露出なし)し、マイクの前で不動だし(えびぞり無し)、千本と言われるロウソクの光の中画面がうす暗いからかもしれない。

サウンドはため息が怪しいけれど。

(クイーンとしてはMVはボラプに続いて二作目で、作曲クレジットもディーキーさんだから気を使ったのかも)


しかし、映画を見てから初めて拝見したブレイク・フリーのビデオは(このMVも好きになった)、

ヒゲなしオールバック・バレエ・フレディは美しかった。

しかし、伝記のソロ写真がどれもあまりカッコよくないので、あれはたまたまそう見えたのだと思ったと思う。


M Lの東郷女史も、なぜか彼だけ「ハンサムじゃないんだけど」、と、たびたび付け加える。


そのため、ますますわからなくなる。


たしかにバッキー(バック・トゥース:back tooth)だけど。


しかし、やっとわかってきた。

根強いファンのおかげだ。


考察した。

なぜハンサムじゃないのか。

外見考察・詳細編

とくにヒゲ時代の前の時代(10年間くらい)。

歯並びもあるが、

1、まず第一に

多分イギリス人三人に囲まれてるからだ。

白人種に囲まれた有色人種やマイノリティは、見劣りすると思う。

肌の色だけでなく、

顔のバランスが違う。


2、国籍不明

フレディは国籍不明だった。

顔の濃い白人やハーフかと思わせる。

しかし実際は恐らく純血のペルシャ・ボーイだ。


3、あご

あごがどう見えるか気にしていたそうだが、若い頃は中性的に見せようとしていたので、余計そうだったはずだ。

アラビア系の人は主観だがアゴがしっかりしているイメージで、ヒゲも濃い(日本人などはアゴがマイルド、ヒゲが薄いイメージ)。

顎のせいでかなりアンバランスになる。

これで中性的にチャレンジしようとしたのは驚きだ(他の三人は嫌だと思うがイケる)。

ともすれば気持ち悪い方向に行く。メアリーさんの女性目線がかなり役立ったのではないかと考察する。


この3点から、彼は一般的にはハンサムじゃなかったと思われる。


4、髪型も不自然。

子どもの頃から髪型を愛していたそうだが、

長髪が似合わないのはわかっていたと思う。

長髪ののさばる60年代のイギリスにやってきて、それに合わせた。

なぜかわざとおかしな髪にしていると思う。

パッツンだったり、アンバランスなカールだったり。

しかし、ステージだと強い照明と、動きなどで

肌や髪の色や、顎などが目立たなくなる。

女性のように見えることすらある。

レオタードだし。


短髪ヒゲ・マッチョに向かって、年々髪は短くなる。


あとは、髪色も含め、体毛の濃さ。

特にあごと胸部。

日本人含めアジア人の黒い色の髪や体毛に加え、多毛。

隠しきれないほどで、もう解放してしまったのかもしれない。


5、最後に性格

特に東郷女史のいう、ハンサムじゃない発言は、彼の性格からも来ると思う。

インタビューがなかなかとれず苦労し(特に売れてから)、

とれても性格が変わり、

会うたび印象が違うと言う。

これはイケメン定義から外れる。

イケメンとは、女性の言葉であり、表面上はいつもにこやかなのがイケメンだ。またはいつも安定の仏頂面。

ある時はノリノリで、ある時は不機嫌顔ではハンサムとはいえない。

あとは彼のコメディアン気質もあると思う。


見た目の変化推移考察

ライブなどの露出だと、

1、最初は女性風、エアロスミスのスティーブン・タイラー風(ギターなどに絡みにくる)

2、次にロッキーホラーショー風(女王スタイル)、

3、サタデー・ナイト・フィーバーのトニー風(イタリア移民でエルビス風グリース・ヘア)、

hg風、

などとヒゲまで変化していく。

サタデーナイト風が髪が短くて1番好ましいが、裏の意味はあまり一般的には好ましくない。


体つきも、ほっそりskinnyからソフト・マッチョに。

服装はプリンス風からレオタードを経て黒革、スポーツ系へ。


特にフレディは一年ごとに脱皮する。


そして女性らしく見せることで、逆に男性らしさを際立たせる効果も狙ったと思う。

自身の持つ女性らしさと、男性らしさ、

どちらも、いいとこ取りする。

メンバーもそう。

見た目だけでなく、内面も。

彼らの大学出の遅いデビューの落ち着きと女性らしいたおやかな見た目の裏に隠し持つ男性らしい、骨太の人間性.大人。

フレディの声も。

ファルセットとワイルド。ブライトン・ロックみたいな女性と男性パートの使い分け。

サウンドも。

ディズニーやショパン風と、ハードロックギターのサウンド。


若さの喪失〜Sombody to love〜

フレディは子どもの頃はかわいかったはずだ。

バッキーと呼ばれてたけど。

そして、ボーイ(少年)からマン(壮年)、ミドル・エイジド(中年)、オールド・マン(老人)に推移する過程で失われる可愛さ、美しさを嘆いただろう。

母親を筆頭に、友達や周りの大人、みんなが可愛がってくれなくなってくる。

大人であること、男であることを期待する。結婚して落ち着くこと、安定収入を期待し、その子供まで期待する。エンドレス。

才能があればあるほど期待する。


美しい、可愛らしい、若い、と言ったものが失われる、まるで魔法だったように。

マリリン・モンローが耐えきれなかったのは、世界からいつまでも美しさを期待されることと、若さが失われる現実からかもしれない(35、6歳没)。


愛にすべてを(somebody to loveサムバディ・トゥ・ラブ)もこう聞こえる。

親に訴えてるようにも。

音楽家は、生活がサラリーマンよりだらけてるように見えるし、確かにやばい世界にも足を踏み入れるけど、全身全霊でやっておりますよ。と。

安定収入は望めないし、いつ人気がなくなるかわからない世界だけど、頑張ってるからね、と。

実際、プロデュース能力はあるし、楽曲提供もしてる。メンバー全員会社をもっている。

かなり慎重なミュージシャンだ。


みんなが僕のことおかしいって、あたまに水が入ってるっていう。


世間に一部そう思う人がいて、人間扱いされないのもきついが、

最もキツイのは親にもそう思われること。妹にも。

だからそれが伝わって、

ジャーさん(ママ)の好きな曲がサムバディだったのではないか。


確かにMVで白のレオタードが初登場するのと、この詩の部分が重なるので、頭に脳の代わりに水が入っていてもおかしくないのだが、

それでもボラプの後の期待の重圧を乗り越えて、次のアルバムでイメチェンし(全員短髪化、一名除く)アメリカを中心にヒットし、その2年後についに世界で一位になる。


このように

髪型や服装もとても大事なビジネスやアートの道具だったといえる。


まとめ

フレディの外見をまとめると、

クイーンのプロモの道具としている可能性がある。

楽しんで自分を表現してる部分もあるが、

客観的に作り上げ、何かの効果を狙っている可能性がある。

デビッド・ボウイやマドンナ、レディ・ガガなどの奇抜さ、ビジネス戦略。


また、短髪化、男性化(二度目の)による安心感。美貌の保持(ヒゲ含む)。


メンバーやバンド、両親に恥じないギリギリのライン。話し合いや衝突もあったかもしれない。


そして、隠されたメッセージ。


例えばアメリカでは一部hgとわかるかもだが(ジャズ・ツアーあたり)、イギリスでは、特に両親にはわからないとか、

その孤独性を歌うのかもしれない。

世界中にいるマイノリティの孤独。

あなたは一人じゃない。


マドンナもガガもgay friendly だし、バイの設定のジギー・スターダスト(ボウイのキャラ)だっている。


話が逸れたが、

そもそもイケメンとは

持って生まれた外見を指す。

あまり大きな特徴のないとも言える、モデルばりの美しい顔面を指す。

普通はそういう人は少ない。

ベッカム(サッカー)とか、ハリウッド俳優など、一部だ。

どちらかと言うと、写真で見る人達であり、

実際みると童顔の印象かもしれない。

子どものままのような。

記憶の中の、10代までの初恋の君のような顔面を壮年期も維持するような。


特徴が奇跡的にない、整った顔立ち。

これに尽きる。


少ないのは当然だ。

初期のロジャー・テイラーさんがこれに当たる。

伝説化している。


フレディは特に顔がハンサムとは一般的に認定されなかったようだが、

顔面はいまも裏で希望の光となっている。

これは親心か?

かわいい。

生きていれば親の年を越すのに。

マリリンが可愛いのと似ている。屈託のない笑顔。


顔面よりも姿が美しいのもフレディの特徴だ。

細い腰と脚。形もいい。

ステージ映えする。

舞台俳優が特別イケメン美女じゃなくてもいい理由もここにある。


まとめにならなくなってきたので強制終了。

とにかくエンターテイメントであった。


ジョブズについて

ここから話は変わって、アップル創業者・故スティーブ・ジョブズ📱の外見について。

伝記を読むと、写真から若い頃かなりイケメンだったことがわかる。

これは主観であり、アメリカ的にはイケメンかはわからない。

他人種に比べて吊り目(猫目)、黒髪などのアジア人的特徴が見て取れる。

多くの女性とドラマチックな恋に落ち、ハードワークやビジュアル戦略の傍ら、不安定なアイデンティティを探し求めた。

もしかしたら商品はアップルではなく、ジョブズ自身ではないかとも思わせる。

トイ・ストーリーのジョン・ラセターやディズニーのマイケル・アイズナー、カッツェンバーグ氏とも関わり、アニメ(CG)にも力を入れた。

ビジュアルの人と言える。


フレディも自分の半生の映画化を予想していたが、

ジョブズも自身の半生のアニメ化を希望してるのかもしれない。ヤマザキマリさん(テルマエ・ロマエ)が漫画化していたので、もう一歩。


アラブがルーツの有名人はあまりいないが、

シリアに行ったこともないハーフのジョブズ、

イラン?のサヘル・ローズさん、我が日本のダルビッシュ優さん、

レバノンのカルロス・ゴーンさん(元日産社長)、

ダイアナ元妃関連のカショーギ氏やハロッズやハスナット医師、

などくらいしかわからない。なんと狭い知識。


あとは身近なのはトルコのケバブやアイスとか、モロッコは旅行先で人気、エジプトは中東に当たるのかわからないが、小池都知事はカイロ大学出身。

チュニジアはスターウォーズエプソードワンのロケ地。

アラブ首長国連邦(UAE)のドバイは建設時は世界一の高さのブルジュ・ハリファ(バージ・ドバイ)があった。

東京オリンピックはもとはデザイナーは中東系女性。ザハ・ハディドさんだったか?

サウジアラビアには男モナリザとも言えるサルバドール・ムンディ?があるらしい。ルーブルから購入。

あげればキリがなくなってくる。


あとはもしユダヤ系の一部の人を中東系とみなせば、かなりの数になりうる。

ハリウッド系から偉人から最新テクノロジー、現在のアメリカやウクライナのトップ、ガーファなど国を動かすレベルのCEOなどがあたる。

白人から見たら、中東のようなエキゾチックな黒髪だったり、有色といえる肌色だったり、骨格の人がいるだろう。


あとはタリバン系とかもそうだが、この話は根が深い。アメリカや白人種との確執といえる。宗教や歴史。

日本は長いものに巻かれてるイメージだが、

トルコなど仲の良い国もあるし、中東系の国ではおしんが有名だという。


ジョブズにおいては、日本通で、禅を気に入り、宗教も臨済宗にしたとか。穴子好き。ベジタリアン。

パートナーの一人、ピクサー(ディズニー映画とかの)のジョン・ラセターさんも、ジブリなどと関わりを持つ。


フレディとの共演点がいろいろと炙られる。

共通点

1、日本好きで、日本もこの人達が大好き。

GoogleのAndroidが主流の世界で、日本のスマホシェアはアップルの方が多い(iPhone)。

単なるイメージ戦略にはまったのかもだが。

フレディを筆頭にクイーンも日本好きで、

クイーンは当時日本ではビートルズに次ぐイケメン集団だった。


2、日本がとても好き

知られてる以上にジョブズとフレディは日本に大きなものを求めていた。

宗教や思想的なもの。

日本食も好き。

3、アイデンティティが不安定なのも彼らの特徴だ。それを気にすることも。


4、外見

晩年、アゴヒゲ・スタイルになったのも同じ。

若い頃は黒髪の長髪・ヒゲなしだったのから、

急にイメチェンをする(ジョブズは白髪まじりの短髪アゴヒゲに丸眼鏡)。

晩年病で激やせし、早く亡くなったことも似ていると言えよう。


5、仲間

クイーンの他メンバーは理系集団、

ジョブズはスティーブ・ウォズニアックとのペアであることが大きい。

ウォズニアックはユダヤ系で、頭がものすごく良い。学生時代仲の良かった二人はアップルコンピュータを作り上げる。

理系の大卒という、頭の良い仲間がいたからこそ、儲けなどで揉めず、人種差別なども行わなかったと考察する。

純粋に音楽のみと、パソコン作りのみに没頭できた。


まとめのまとめ

二人は中東系の希望の光。

白人社会におけるマイノリティの希望。

日本も含め。

LGBTQ や女性、難民など。

日本好きで、日本に関心を持ってくれただけでうれしい。

海外の日本のイメージアップにもつながり、大いに貢献している。クイーンも。

アニメの後押し。


などなど。


彼らに感謝している。

日本に生まれてよかった。

フレディの愛した日本の春、ツツジを見ながら思う。

がんばろうと。

日本も捨てたもんじゃない、たくさんの素敵なものや人に溢れている、と。


お読みいただき、ありがとうございました。


ちなみに短髪口ひげフレディの外見考察はしていないが、

これにより、アイコニックになったこと、

撮影の際、歯列や青ヒゲのことを気にしなくなって良くなったことなどが考察される。



















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