【QUEEN 和訳】新曲"Face It Alone(一人、真実と向き合う)"ボラプのテーマのひとつ
クイーンの公式YouTubeチャンネルで、最近解禁された新曲が歌詞付きで載っていたので、
もったいないのでコピペして、手直しして載せました。
恐らく歌詞・作曲はフレディだと思う。まだ未完成感というかアドリブ感がある。シンプル。
1988年のミラクル・セッションの時だと思う。
これがワズ・イット・オール・ワース・イット(実質的遺作)やショー・マスト・ゴー・オン(遺作その2・ブライアン作詞作曲)のたたき台みたいにはなった気がする。
■Face It Alone歌詞・対訳
自分の人生にとって何かとても身近にあって大切なものが
内面で崩壊した(と感じる)とき
まるで魂に火が放たれた感じがする
何かとても深くまでくまなく広がっているものが
すぐそばで崩れ落ちてしまったら
自身の叫び声が聞こえるだろう
はっきりと
自分の人生は自分のもの
自分自身が責任をもつ
自らの家(ホーム、居場所)の主人(あるじ)となる
(でも、だから)最後には 最後には
一人で(真実と)向き合わなくては
人生において何かとても大切なものが 内側から破裂してしまったら まるで自分の魂が
生きたまま焼かれる感じがする(火あぶりに)
何かとても深くまで隈なく広がっているものが 内側から崩れ落ちてしまったら 嘆きの声が聞こえるだろう 大きくはっきりと
人生は己自身のもの 自分自身に責任を負い 自らの館の主人(あるじ)となる 最後は 最後は 現実と一人で向き合わなくては
月が輝きを失ったら
月が、月が輝きを失ったら
現実と一人で向き合わなくては
ちょっとした感想
タイトルは、
楽曲ボラプ(ボヘミアン・ラプソディ)のバラード部分(ママ〜のところ)の、歌詞の一部、
みんな、さよなら、
もう行かなきゃ、
あなた方みんなをのこし、
(一人)真実に向き合わなきゃ
が想起されました。
だからItは、
真実と訳しました。
公式の対訳は「現実」でした。
Realityと対比のfantasy, fandangoなどもボラプのキーワードでした。
月とは何のことなのでしょうか。
わたしにとっては、
フレディを(みんなが)これから失うことを歌うようにも思えます。
子供のいない(または意図的に絶対作らなかった、マイケルジャクソンや認知をしなかったかつてのジョブズのように)フレディは、
猫や錦鯉が命で、
たくさんいるうちの一匹が亡くなると、
悲しみに打ちひしがれ、
ヨーロッパ大陸からロンドンに飛行機ですぐ戻り悼んだ(いたんだ)という(ジム・ハットン著)。
自分にとって娘や息子だったのだろう。
こういうことに関してはメチャメチャメンタルが脆かったフレディ。
失うことに関する歌をたくさん残した。
そして自らも失われようとしている。
月とは、弱い存在のことかもしれない。
新曲のYouTube(Queen公式)の概要の部分に英語がついてたので、もったいないのでやくしました。
和訳開始
おまけ和訳
YouTubeに、この曲の説明が書いてあったので、和訳しました。
(和訳)
「フェイス・イット・アローン」はもともと、
(1989年にリリースされたクイーン13作目の)アルバム「ザ・ミラクル」に向けた、1988年の歴史的なセッション中に録音されたもので、バンドが約30曲を残した多作な時期であり、その多くはリリースされることはありませんでしたが、最終的なアルバム・カットから外れたものの中に残りました。この曲は、バンドのプロダクションとアーカイブ(回顧録)のチームが、それらのセッションに戻り、「ミラクル」のボックスセットの再発行に取り組んだときに、再発見されました。
「私たちはこの曲のことをほぼ忘れていました」とロジャー・テイラー。
「しかし、これはそこにいた、この小さな宝石が。
それは素晴らしい、本当の発見です。とても情熱的な作品です。」
このシングルはフレディ・マーキュリーをフィーチャーした8年以上ぶりの新曲となります。
再発見されたこの曲について、ブライアン・メイは次のように語っています。
「何年も経った後に、こうして私たち4人全員のしている会話を聞くことができてうれしいです
...ええ、ディーキーもそこにいますとも...
スタジオであるひとつの素晴らしい曲のアイデアに(この過去の映像?では)取り組んでいますが、それはこれまで完成することはありませんでした...今の今まで!」
英文(原文)はこちらから⤵️
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