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大難を小難に


こんにちは。
今日もお越しくださりありがとうございます。


日本時間の令和5年2月6日未明、
トルコ南東部・シリアとの国境付近で
大きな地震がありました。

建物の耐震基準は
日本とそう変わらないようですが
甚大な被害が出ています。

現地から来日中の方はもとより、
同国に親族友人知己がいらっしゃる方は
なおのことご心痛と存じます。

心よりお見舞い申し上げます。



今年、1本目の記事で
大災害について触れました。

わかりにくくて恐縮ですが
見出し(目次)から
ウサギが5羽いるところへジャンプして、
よろしければ今一度ご覧くださいませ。


令和5年癸卯(みずのとう)歳は
実際のところ、立春からスタートです。


節分を過ぎ、年があらたまってすぐの
この遠地トルコでの大地震。


決して他人事ではありません。





今年2023年は
あの忘れ得ぬ3.11災害の起きた
2011年からちょうど12年。

今年と同じく卯年のことでした。

当時、同じ年の10月には
トルコでも大規模地震が起きています。


今年は
普段は居るはずのない
大きなクジラが大阪湾に来ました。

新潟では大量のイワシが
海岸に打ち上げられたり。

太陽フレア(太陽面の爆発)も活発。


ZTFズィーティーエフ彗星も接近中。


ただ、地震との関連性は
科学的にはどれも証明されていません。


動物は、私たちに感知できないような
微細な異常をも感知しているのでは?
と言われています。


去年までうちにいたネコは、
震度3以上の地震がくる数時間前には
興奮した様子で猛ダッシュ。

そうすることでそのクラス以上の地震は
ほぼ知らせてくれました。


動物による予知は研究が進んでおらず
科学的根拠がないとして
重要視こそされていませんが、
実際ご経験がおありの方は多いと思います。


人間の中にも鋭敏な方はいらして、
地震前にはなんとなくお尻がむずむずする…
そんなことをおっしゃる方もありました。

高知県 浦ノ内湾 湾口付近

四国は大きな島ですが
四国四県、沿岸地域はどこも
南海トラフ沿いで周期的に起こる
大規模な地震の被害を受けてきました。

そのような大地震。

いつ起こってもおかしくないと
もう何年も前から言われています。

「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から約80年が経過していることから切迫性の高い状態です。

気象庁地震情報より引用

私自身も、幼少の頃、
瀬戸内海にほど近い香川県東部の町で
実際に昭和南海大地震を経験した祖母から
繰り返し繰り返しその地震のすごさと
津波の恐ろしさを聞かされて育ちました。


特に、こちらは小さな河川がほとんど。


川幅が狭いので、大量の海水が押し寄せると
その勢いと速度、到達距離はどれも
相当のものであったそうです。


ザーッと水が引いたと思ったら
目の前で突然逆流をはじめ、
川幅いっぱいに水が押し寄せる。


それはほんとうに一瞬のことで、
平らだった水面が
まるで生きもののように立ち上がり
あっ、と思う間もなく
ものすごい高さになっていたと、
生きた心地がしなかったと
話していました。

気象庁webサイト防災情報画面

大きな揺れを感じたら、即!
川や水路、海岸沿いからは離れましょう。

ひとつしかない命を守るため
どうかどうか覚えておいてください。

広葉樹に比べ根が浅い針葉樹林は
比較的 崩落を起こしやすいとされています

「山津波」についても祖母は
よく話していました。

傾斜角の鋭い山の斜面や
造林された急斜面、
土壌や地盤の性質から崩れやすい土地。

大きな揺れを感じたら
そういったところからも
できるだけ早急に離れましょう。


備えは万全ですか?



使い捨てカイロや毛布など、
季節に合った備えがありますか?


携帯電話用バッテリーなど、
情報化社会に合った備えをしていますか?

充電器はアンペア数の高いものの方が
短い時間で充電できます。

バッテリーは高価になりますが
容量の大きい方が安心です。


車をお持ちの方。
ガソリンは満タンですか?


視力がよくない方。
予備のメガネはありますか?


赤ちゃんが生まれた方。
非常持ち出し袋に入れてある
オムツのサイズは合っていますか?

数は十分ありますか?


ご高齢者と同居されている方。
お身体の自由がきかない方。
必要な物品に変化はありませんか?


ご家族の成長や変化に応じた備えに
防災グッズや備蓄食の内容は
アップデートされていますか?


離れ離れになった時には
どのように安否確認をしますか?


家にいるときの避難場所、
学校や勤務先にいるときの避難場所は
どこなのか。

お互いに把握していますか?


ご家族の携帯電話番号は
全員分を暗記またはメモしていますか?


おうちの漏電ブレーカーやガスの元栓、
消火器がどこにあるのか知っていますか?


お子さんの防災リュックに入っている
靴や衣類のサイズは合っていますか?


備蓄食料や非常食の賞味期限は大丈夫?


電化住宅の方だけでなく、
ライフラインが止まっても簡単な煮炊きができる
カセットコンロとガスボンベもお勧めです。


火と水はいのちをつなぐ大事な要素。

今一度、防災用品の点検をしましょう。



平常時だからこそできること。

ぜひ防災用品の点検・見直し・補充を。



以前は3日分の備蓄を!
と言われていましたが、それももう今は昔。

現在では最低7日分の備蓄が必要
とされています。

普段食べ慣れているものを
使い慣れているものを
備蓄しましょう。

普段から少しずつ使いながら補充する。

ローリングストックというのも
よく耳にするようになりました。


飲料水だけでなく、
トイレや洗面など
生活用水の確保も必要です。


食の備蓄だけでなく、食べたら出す!
簡易トイレの備えもお忘れなく。

避難所がすぐに開設されたとしても
トイレの行列はなかなか大変だと思います。

場合によっては若い方であっても、
大人用紙おむつやお尻ふきなどが
非常時には役に立つのかなと思います。

女性はサニタリー用品も多めに。

ゴミ袋も今は進化しています。

介護用品やペットコーナーには
臭いを少しも漏らさない
超優秀な袋が売られています。


持病がある方、
予備の処方薬は確保していますか?


ペットさんたちの食料はありますか?


お住まいの土地に応じた備えはありますか?

山の人や雪国の人なら…
たとえばスコップ?土のう?

海沿いの人なら…
たとえばライフジャケット?

空のペットボトルも浮きになります。


万が一のときは、

命綱の物流網さえ断たれます。



たとえば近隣に田んぼも畑も
飲用井戸もない大都会に暮らす方々。

地方都市に食糧を頼っていればいるほど
自分ごととして備えましょう。


頼みの「地方」で大事が起これば
他人事では済みません。


少し前の大寒波の影響で、
四国エリアはなんともなくとも
途中経由するエリアが被害を受け
しばし荷物が留め置かれた経験から…


どの地方にお住まいでも。

どんな頑丈なお住まいに
お暮らしであっても。


備えは必要です。


阪神・淡路大震災から28年。

新潟県中越沖地震から19年。

東日本大震災から12年。

熊本地震から7年。

北海道胆振東部地震から5年。

大阪北部地震から4年半。


人の記憶は時間とともに
書き換えられたり薄れたりもします。


正常性バイアスが働いたりもします。


時間の経過とともに
自身の加齢だけでなく
社会の高齢化も進んでいます。

社会構造も変化しています。



備えは
平常時にこそ落ち着いて
しっかりと強化
しておくことを
強く強くお勧めします。



備えあれば憂いなし!



備えがあれば声高らかに言えますね。



「いつでも来いや〜!!」(←誰)


…バカな冗談はさておき。


いつ大地震が起こってもおかしくない
この国に住まう以上は、
日頃から地震は起こるものと考え
防災対策をとっておくことが
なによりも有効です。


社会インフラとして
国の行政や自治体にしかできない
大規模な備えもありますが。

個人でできる、
いや、個人にしかできないのは、
家族一人一人の特性に合わせて
きめ細やかにカスタマイズされた備え。


まずは自分たちでできることから。


不安よりも安心を。




地震嫌いな私が常に理想とするところ。


どなた様も今一度
親族・ご友人と防災を話題に上げ、
備蓄品や防災用品の点検をし、

いつどこでなにが起きても大丈夫!

と自信を持って笑って言えるように。


平安のうちに
日々をお過ごしになれますように。




最後までお読みくださり
ありがとうございました。


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